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パッケージング ポータルにようこそ edit
パッケージング とはソフトウエアを構築する作業のほかに、ソフトウエアのフルネームや説明、適切に実行するのに必要な依存関係の一覧など、ソフト上に対するさまざまなメタデータを同梱させる作業のことを指します。これを実行することで、そのソフトウエアのユーザは、パッケージマネージャを利用してインストールや削除を行なったり、アップグレードしたりする作業を簡単に行なうことができるようになります。一般的な GNU/Linux ディストリビューションには、それ単体で数千ものパッケージを利用することができますが、 openSUSE も例外ではありません。このようなパッケージングの仕組みは、構築手順の作成からソフトウエアのソースコードに含まれるバグの修正まで、さまざまなディストリビューション開発にとってなくてはならないものとなっています。
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パッケージングのルール
openSUSE ディストリビューションでは、さまざまな場所でパッケージングの作業が発生します。なぜならディストリビューションは、多数のオープンソースプロジェクトの提供物を組み合わせて作られているものであるためです。パッケージングとはプロジェクトを構築するための作業にほかなりませんから、 openSUSE においてもパッケージングには様々なルールがあります。
- 各 Linux ディストリビューション間の違いを縮小するために作られた、 Linux Standard Base (LSB) の一般的なルールに従う必要があります。
- また、 Linux のファイルシステム構造の標準である、 Linux Filesystem Hierarchy Standard (FHS) のルールにも従う必要があります。
- 上記までの一般的なルールのほか、それぞれの Linux ディストリビューションには独自のガイドラインが用意されています。 openSUSE においては、 パッケージングガイドライン として、ディストリビューション向けのパッケージを作成するにあたっての詳細かつ肝心なルールを策定しています。
openSUSE:Factory_への貢献方法 の記事では、ディストリビューションの開発に参加されたい方へのチュートリアルとガイドラインのほか、既存のパッケージに対する問題の修正方法や、ディストリビューションへの新規パッケージの追加方法などが示されています。
パッケージングに関するヘルプ
RPM と Dpkg パッケージ形式に関して、 2 種類のガイドが用意されています。 それぞれ Eric Foster-Johnson 氏が作成した RPM-Guide と、 Debian 新メンテナーガイド です。ここではそれぞれに示された内容を再度説明するようなことはしませんが、その代わりに我々のドキュメンテーションでは、既にパッケージ形式について知っている方々を対象に、主に openSUSE のツールやワークフローを説明しています。
openSUSE においては、すべてのパッケージング作業を Open Build Service と呼ばれる、オープンで完全なディストリビューション開発プラットフォームのインスタンスを利用して行なっています。そのため、パッケージャとして作業をされる方の場合は、 Build Service チュートリアル に最も重要な説明がありますので、こちらをお読みください。ただし、この文書は RPM であることを前提に書いてありますので、 Debian 関連の情報をお求めの場合は、追加で Debian ビルド もお読みください。それ以外にも Build_Service_ヒント に各種のヒントがあるほか、複数のディストリビューションを扱いたい方の場合は 複数のディストリビューションのパッケージを扱うための手順 も用意されています。なお、リリース済みの製品に対する修正パッケージの公開手順については、 メンテナンスポータル をお読みください。
連絡先
- #opensuse-packaging (freenode) (英語)
- opensuse-packaging@opensuse.org - パッケージングに関する議論など (英語)
- Subscribe | Unsubscribe | Help | Archives
Build Service における新しいパッケージコミット edit
https://hermes.opensuse.org/feeds/25545.rdfからのRSSフィードの読み込みに失敗しました: URLからの取得に失敗しました: Could not resolve host: hermes.opensuse.org
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