systemd
Systemd
systemd は Lennart Poettering 氏, Kay Sievers 氏が中心となって作成した新しい init システムです。 openSUSE と systemd の統合に対してするべき作業の一覧は、 systemd の現状 のページをお読みください。
systemd は起動処理全体を取り扱うシステムです。従来のスクリプトである /etc/init.d/boot は完全に無視され、 'startpar' も呼び出されることはありません。また、 /etc/init.d/boot.* を含む sysv 系起動スクリプトは、 systemd が取り扱うようになっています。
systemd のサービスファイルとしてインストールされる各サービスは、 systemd を利用している場合には sysv init のスクリプトを完全に無視して動作します。新しいバージョンの D-Bus と udev がこれらのサービスファイルをインストールするため、これらのサービスに対する /etc/init.d/ 内のスクリプトとシンボリックリンクは無視されます。将来的には、システムを起動する際、ほとんどのサービスが init スクリプトを使用しないようになる予定です。
詳しくは openSUSE:Systemd_のヒント をお読みください。