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過去のイベント

openSUSE.Asia Summit 2017 を東京で開催しました

openSUSE.Asia Summit はアジア地域の openSUSE コミュニティ(貢献者、ユーザー)が一堂に集まり、交流し、楽しむイベントです。 普段はオンラインで活動しているコミュニティのメンバーが、実際に対面し、その声音を聞きながら、それぞれの知識や経験を共有し、openSUSE を中心とした多彩な FLOSS に関する技術を学ぶ事ができます。

今年は初の日本開催となり、盛況のうちに終了しました。

詳細: https://events.opensuse.org/conference/summitasia17

Tumbleweed

Tumbleweed: IBus, Fcitx などが自動的に起動しません

7月前後の更新で、インプットメソッドフレームワークの起動スクリプトが POSIX Shell 互換であることが強制されたもののの、実際には Bash 依存の部分が残っているためです。現在のバージョンでは修正されています。

42.3

42.3: グラフィックスドライバーにご注意

42.3 のカーネルには、Intel の Skylake, Kabylake 世代の GPU をサポートするため、多くのグラフィックスドライバーが kernel 4.9 から 4.4 に取り込まれています。Skylake 以前のグラフィックスチップを搭載した PC で問題がある場合、nVidia のプロプライエタリドライバーをインストールする場合は、drm-kmp-default を削除して下さい。詳しくはリリースノート(/usr/share/doc/release-notes/openSUSE/RELEASE-NOTES.ja.html)をご覧ください。

$ zypper rm drm-kmp-default


42.1 / Tumbleweed: Firefox などの GTK2 アプリケーションで IBus が利用できません

2016年2月の何らかのアップデート以降、IBus と何かが干渉をしているようです。Plasma 5 のトレイアイコンが表示されないなど、他にも IBus デーモンに接続できないことによる問題が出ています。修正の配信までの暫定的な対処方法は以下の ML の投稿を参照して下さい:

http://lists.opensuse.org/opensuse-ja/2016-02/msg00012.html

openSUSE 13.2

13.2: IBus のパネル(アイコン・変換候補)が表示されません

13.2 で導入された、IBus 1.5 に対応した kimpanel (KDE の IM 状態表示ウィジェット)が、従来の IBus インタフェースを無効化するため、KDE を含む、GNOME 以外のデスクトップ環境で、IBus のトレイアイコンや変換候補ウィンドウ、Super + Space での IM の切換などが機能しません。修正パッチは既に配信されています。

なお、kimpanel は、Anthy などの変換モード(「あ」「A」)を表示することができ、有用なウィジェットです。kimpanelを有効化する方法は IBus を参照して下さい。

openSUSE 13.1

openSUSE 13.1 の公式サポートは終了しました。 Evergreen プロジェクトによって延長サポートされます

openSUSE 13.1 は公式サポート期間終了後も 2016年11月までの延長サポートが Evergreen プロジェクトによって行われます。


IBus 1.5 がデフォルトになりました

openSUSE 13.1 では IBus 1.5 がデフォルトのインプットメソッドフレームワークになりました。他のディストリビューションでは IBus 1.5 に変更したことによる問題が話題になっていますが、openSUSE 13.1 には IBus 1.4 と同じように使用できるようにいくつかの修正が行われています。IBus のページで使用方法を確認して下さい。

また中国語では以前より fcitx がデフォルトのインプットメソッドフレームワークになっています。fcitx-mozc もいち早く取り込んでいますので、ツールバーなどの機能が必要な方はお試し下さい。

アップデート後 samba サーバーが起動しない

AppArmor が samba サーバー起動時にディレクトリを作成するのをブロックしてしまうようです。AppArmor の修正が配信されています。

起動時、シャットダウン時に時間がかかる

systemd でネットワークを使用するサービス(NFS 等)の依存関係がおかしいようです。現在調査中です。

dvipdfmx で PDF ファイルを作成出来ない

** WARNING ** Could not open config file "dvipdfmx.cfg"

という警告が出て、PDF ファイルを作成出来ません。

修正パッチが配布されています。

Bug 858412 - dvipdfm / dvipdfmx fail to find dvipdfmx.cfg

フロッピーコントローラがあるハードウェアでインストーラーが固まる

BIOS でフロッピーディスクコントローラーを無効にするか、カーネルパラメータに

brokenmodules=floppy

を与えて、floppy モジュールを無効にして下さい。

英語キーボードを en_intl で使用すると IBus パネルがクラッシュする

openSUSE 12.3

日本語でインストール時に、KDEにも関わらず GNOME Shell などが勝手にインストールされる

この問題の原因は IBus に含まれている GNOME 3.6 で従来通りトレイアイコンを表示するために必要なスクリプトが原因です。最小限の構成が必要な場合は、英語でインストールし、Update リポジトリから IBus の各パッケージをインストールして下さい。bnc#812298


GNOME で IBus のトレイアイコンを画面上部(パネル内)に表示するには?

GNOME 3.6 では IBus 1.4 をサポートしていないため、初期状態ではアイコンが表示されません。ibus-gnome-shell パッケージをインストールしてから、「GNOME 微調整ツール」を起動し IBus 1.4 Indicator のシェル拡張を「ON」にして下さい


openSUSE 12.2

ハードウェア時刻をローカルタイムにできない

openSUSE 12.2 にはクロックに関する2つのバグが存在します。

  • bnc#779440 インストール時に /etc/adjtime が存在しないため、YaST で「ハードウェア時刻を UTC に設定する」を OFF にしても、実際は UTC になったままになる(システムクロックが9時間進む)
  • bnc#791106 システムクロックをローカルにしたまま、NTP を有効にすると、UTC の時刻をハードウェアクロックに書き戻してしまう(9時間遅れる)

両方とも更新が既に配信されているため、オンラインアップデートを実行した後に、YaST を起動して再度設定して下さい。


その他

その他、日本語特有ではないバグについては、Most annoying bugs を参照して下さい。