Board

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openSUSE 評議会(Board)は、プロジェクト全体をリードしていくために結成されています。評議会(Board)メンバーの主なタスクには、以下のようなものがあります。

  • 連絡の中心点として活動する
  • 混乱解決に向けての助力
  • コミュニティの興味を Novell へ伝える
  • コミュニティの全ての領域でのコミュニケーションを促進する
  • 必要に応じて意志決定プロセスを促進する

評議会(Board)は基本方針を規定し、既存の運営体制をサポートすべきですが、コミュニティのメカニズムはプロジェクトがゴールに到達するために存在するものですから、開発を方向付けたりコントロールしたりすべきではありません。評議会(Board)には、決定事項と方針のドキュメント化が求められます。

評議会(Board)メンバーはコミュニティによって選出され、議長(chair person)は Novell により指名されます。現在選出されているメンバーは以下の通りです。

メンバー

PascalBleser.jpg

Pascal Bleser はベルギーに在住し、ドイツにあるヨーロッパ系の大きな ISV でソフトウェア・アーキテクト、開発者として働いています。
彼は多くのプライベートな時間を割いて、今は亡きGuruのみならず、PackmanopenSUSE ビルド・サービスのリポジトリでパッケージを構築するという貢献をしています。
現在の Packman の Web サイトの大半は彼の手によるもので、あちこちのオープンソースプロジェクトへも少なからず貢献し、コミュニティ同士の相互協力やコミュニケーション対してもサポートを差し伸べています。
彼はまた、ヨーロッパにおける最大級かつ評価の高いオープンソース開発者が集うカンファレンスの一つであるFOSDEMを開催するコアチームのメンバーでもあります。

Rhorstkoetter-board.jpg Rupert Horstkötter はドイツのダルムシュタット在住で、ダルムシュタット技術大学で経営学と電子工学を学んでいます。彼は数年来 openSUSE プロジェクトに関与してきていて、2007/2008年にはプロダクトマネージメント部のインターンとして、2008/2009年にはコミュニティアーキテクチャーの学生アルバイトとして、2度ほど Novell に雇用されたことがあります。彼はこれまでフォーラム統合の際にはプロジェクトマネージャーを務め、ウィークリー・ニュースに協力し、openSUSE フォーラムのモデレーターを務めてきました。現在は open-slx.com に openSUSE コミュニティアシスタントとして雇用されていて、openSUSE サポートの充実と、Wiki、Boosters、フォーラムチームと協力してのドキュメントリソースの整備に携わっています。
MichaelLoeffler.jpg Michael Loeffler (議長)はもう6年以上 Novell/SUSE に携わり、現在は openSUSE のプロダクト・マネージャーを務めています。この役務により、彼には既に Novell の重役、openSUSE コミュニティとの付き合いがありますし、技術的、マーケティング的およびその他の面でも openSUSE プロジェクトと関わってきています。Michael は、基本方針(Guiding Principles)の制定にも深く関わっています。
Prusnak-board.jpg Pavol Rusnak は2006年からパッケージメンテナとして Novell で働くようになり、それと同時に openSUSE プロジェクトの一員となりました。2009年7月にはめでたく openSUSE Boosters チームの一員となり、(ビルド・サービスを含む)様々なインフラについてのハックを担当しています。更に彼は(ContribGames、Xfce や LXDE などといった)いくつかの大切なプロジェクトをまとめ、将来的にコミュニティが独立して活動していくためのお膳立てに協力しています。
HenneVogelsang.jpg Henne Vogelsang は長いこと Novell において SUSE の基本的なシステムの面倒を見てくれています。Henne は Packman のシニア・メンバーの一人で、#opensuse/#suse の IRC チャンネルを切り盛りし、全ての opensuse メーリングリスト及びそのサーバをメンテナンスしています。彼は仕事を通じて数々のフリーなオープンソース・プロジェクトに関わっています。
BryenYunashko.jpg Bryen Yunashko は、米国に在住する Novell 製品専門のコンサルタントです。openSUSE コミュニティに参加後は、openSUSE Helping Hands プロジェクトを立ち上げたり、openSUSE-Tutorials Web サイトの副編集長に就任するなど、積極的な貢献者となっています。Linux 関連の重要な機関のメンバーとしては初めてとなる視聴覚障害を抱える者として、彼はコンピュータのユーザ補助機能(Accessibility)拡大についての強力な提唱者でもあり、GNOME A11y (Accessibility) チームの活発なメンバーにして Planet A11y まとめサイトのメンテナでもあります。

連絡方法

どなたでも専用メーリングリスト opensuse-board@opensuse.org で評議会(Board)と様々な話題について討論することができます。

評議会(Board)へは、board@opensuse.org|直接メールを送って連絡することもできます。

評議会(Board)は、全般的な議論を開始するにあたって皆さんをopensuse-projectメーリングリストへご招待します。

評議会(Board)の歴代メンバー

  • Francis Giannaros (2007-2008)
  • Andreas Jaeger (議長) (2007-2008)
  • Stephen Kulow (2007-2008)
  • Federico Mena-Quintero (2007-2009)
  • Stephan Shaw (2009)

履歴

2007年11月8日 第1次 openSUSE 評議会(Board) Pascal Bleser、Francis Giannaros、Andreas Jaeger (議長)、Stephan Kulow、Federico Mena-Quintero
2008年10月27日 第2次 openSUSE 評議会(Board) Pascal Bleser、Michael Loeffler (議長)、Francis Giannaros(注)、Stephen Shaw、Henne Vogelsang、Bryen Yunashko

注: 2009年5月、Federico Mena-Quintero の任期を引き継ぎ、Stephen Shaw が暫定的に評議会(Board)メンバーとして赴任しました。

2009年12月22日 第3次 openSUSE 評議会(Board) Pascal Bleser、Rupert Horstkötter、Michael Loeffler (議長)、Pavol Rusnak、Henne Vogelsang、Bryen Yunashko