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openSUSE の未来を確かなものにするためです。ディストリビューションのメンテナンスには非常に多くの作業が伴うものですが、 SLE (SUSE Linux Enterprise) を基礎にして openSUSE を作成するようにすることで、 openSUSE の中枢部分を SUSE の技術者にメンテナンスしてもらうことができるようになります。これにより、 SLE から修正やセキュリティ更新を受け取ることができるようになります。
openSUSE プロジェクトでは、貢献者が希望する範囲で SLE が提供するソフトウエアを置き換えたり追加したりすることで、独自のディストリビューションとなります。
openSUSE Leap は Tumbleweed に対する補完ともなります。もともと openSUSE には 1 つのリリース体系しか用意されていませんでしたが、新しいソフトウエアを希望する方々と、安定したシステムを希望する方々がいらっしゃることから、 Tumbleweed は新しいソフトウエアを希望する方々向けに、 Leap はより安定したシステムを希望される方に提供するようにしました。
Tumbleweed のページ には、 Tumbleweed と最新 (openSUSE 42.3) のどちらを選択すべきかが説明されています。 openSUSE Leap が今後の定期リリースとなりますので、上記のページの多くをそのままご利用いただけます。
- openSUSE Leap は新しいコンピュータで動作しますか?
はい - openSUSE Leap の初回リリースである 42.1 では、 Linux カーネルのバージョン 4.1.12 が同梱されているので、非常に新しいハードウエアにも対応できます。
- Linux カーネルや GNOME/KDE などは、 13.2 よりも古いバージョンになってしまいますか?
いいえ - openSUSE Leap 42.1 には、カーネル 4.1.12 、 KDE Plasma 5.4.2 と GNOME 3.16.4 が含まれています。
- openSUSE Leap は古いコンピュータで動作しますか?
おそらく - openSUSE Leap は 64-bit アーキテクチャでのみビルドされています。従って 64-bit サポートのない古いハードウェアでは動作しません。
- なぜそんな古いカーネルなのですか?
こちらにその説明があります: [Why is the kernel used by Leap so old?] (英語)