Portal:11.4/Topics
ここでは次期バージョンである11.4について主な特長を紹介します。
基本システム
- curl と zsync によって,パッケージ管理ではより高速なリポジトリ更新,より良いプロクシのサポートを実現
- Freetype フォントでサブピクセル・レンダリングをサポート
- Linux 2.6.37
- Broadcom 製(4313, 43224, 43225 チップ) 対応のフリーでオープンな無線 LAN ドライバを同梱
- 「アップデーター・アプレット」は標準設定で(パッチでなく)パッケージ更新を通知予定
KDE
- KDE SC 4.6.0 / KDEPIM 4.4.10
- Amarok 2.4.0
- KOffice 2.3.1
- Bluedevil を KDE の新しい Bluetooth 管理ツールとして収録
- Plasmoid-networkmanagement を収録(KNetworkManager から変更)
- Oxygen-gtk によって KDE 環境における GTK アプリケーションは視覚的にさらに統合
- Rekonq - WebKit ベースの KDE ブラウザ - を標準で公式リポジトリに収録
- KPackageKit を標準のアップデータとして収録 (KUpdateApplet から変更)
- PulseAudio を標準で KDE インストール時の標準に - もちろん,YaST サウンド設定モジュールで無効にすることも,完全にアンインストールすることも可能
- 標準で KDE インストール時では HAL との依存関係が解消 - udev がリムーバブル・ディスクや電源管理を行います。
GNOME
次期リリース版の openSUSE 11.4 では,最新版の GNOME 2.32 を採用します。 GNOME 2.32 は GNOME 2.x シリーズの最新版にして最終版です。openSUSEユーザーに安定性を提供するために,リリース後の8ヵ月間にわたり,いくかの改良を提供します。同時に openSUSE GNOME チームでは GNOME 3 の提供準備に追われています。GNOME 3 のプレビュー版,新しい GNOME Shell は openSUSE 11.4 で利用可能になるでしょう。 詳細はこちらをお読みください
アプリケーション
- LibreOffice を収録(OpenOffice.org から変更)。 KDE 環境ではさらに統合がすすみ,docx, xlsx そして pptx をはじめからサポート
- Scribus 1.4 - Qt4 での最初のリリース
- Firefox 4.0 beta (最終版完成時にはリリース版が利用可能)
サーバ
- WebYaST を収録
- Kate SQL plugin
開発
- KDevelop 4.2
- QtCreator 2