"こんなにクールなものが告知され、リリースされることなんて、滅多にあることじゃありません。SUSE Studio がついに一般公開されたのです。SUSE Studio って何のことかご存知でない方のために一言で説明しますと、ウェブベースのアプライアンス(訳注: 特定の用途で使われるように最適化された OS、アプリケーション群のセット)・ビルダーということになります。これを使うと、Novell の SLE 11(エンタープライズ・サーバもしくはデスクトップ)あるいは openSUSE 11.1 を元の OS として、好きなようにカスタマイズすることができます。(DVD に焼くための ISO イメージや USB ブータブルイメージ、Xen イメージなど)いろいろなイメージ形式を作ることが可能で、起動画面をどうするかとか、同梱するソフトウェアをどうするかとか、ファイルの中の記述内容に至るまで、カスタマイズしたアプライアンスを完璧に構築することができるようになっているのです。"
"みなさん、Factory 版の Live CD 用 ISO (例によって d.o.o/factory/iso ディレクトリに置いてあります)が、USB 用のイメージとしても使えるハイブリッド ISO になりました - そして嬉しいことに、これが意味するのは、422K の ISO がもはや過去のものとなった、ということです。 :)"
"サンフランシスコ発、2009年7月28日 - Linux を推進する非営利団体 Linux Foundation は本日、アフィニティ(訳注: カード利用額の一定割合が発行会社から寄付される) Visa Platinum クレジットカードを発行すると発表しました。このカードは、Linux Foundation の活動を支援して Linux オペレーティングシステムの推進に寄与したいと考える人々に向けられたものです。"
"2009年度キャンペーン・インターンの Max Shinn 曰く: GNU Generation とは、Free Software Foundation が支援する新しいプロジェクトで、中高生年代(目安として 13 歳から 18 歳くらいまで)の若者をフリーソフトウェアの世界に誘おうという目的で立ち上げられました。
"第 2 四半期における System z メインフレーム(大型汎用機)の収益 39 % ダウン - そして、MIPS(Million Instructions Per Second - コンピュータの性能指標の 1 つで「100万命令毎秒」)換算でのメインフレームの出荷数も 20 % ダウン - IBM は今、メインフレームの販売促進に躍起になっています。そして、そのテコ入れのために使おうと考えているのが Linux なのです。
商用 Linux のディストリビューターである Novell は、IBM のメインフレームプラットフォーム向け Linux の売上のうち、80 % 以上のシェアを占めています。同社は 3 月末に SUSE Linux Enterprise Server 11 の販売を開始しており、Linux をベースにした統合施設の一部として SLES 11 を組み込むという形のセールス展開をするために、メインフレーム販売代理店の拡充をはかっています。"
"2009年7月23日現在の Amazon.de (ドイツ) での ラップトップ/ノート PC 部門の売上ランキングを見てみれば、デスクトップ Linux の支持者ならばちょっと嬉しい驚きが得られるでしょうし、Microsoft や Apple の販売担当役員ならばおそらく不安を感じるのではないでしょうか。この稿を執筆している時点では、Linux プリインストールのラップトップが 2 機種もトップ 10 にランクインしていて、いずれも Apple のラップトップで一番人気の機種よりも上位に位置づけているのです。..."
"このポストは、SUSE Studio とソフトウェア・アプライアンス(『お知らせ』コーナーの「SUSE Studio 一般公開開始!」記事参照)について私が書いている一連の記事の一部分です。
ほとんどの人は、ウェブブラウザの中でオペレーティングシステムが起動するのを見ればビックリすることでしょう。ところが SUSE Studio では、ユーザはこの機能を当たり前のものとして体験できるようになっているのです。このポストで、私は SUSE Studio で私のお気に入りの機能、Testdrive についてお話ししたいと思います。何故私たちはビルドするのでしょうか、そして、それはどのように機能するのでしょうか?"