openSUSE:商標ガイドライン

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この記事は、The openSUSE Project Trademark Guidelines を日本語訳したものですが、あくまで参照を目的としており、一部誤訳等が含まれている可能性もあります。また、原文が予告なしに改変される可能性もありますので、実際に openSUSE 標識(openSUSE Marks)を使用するに当たっては、必ずオリジナル原文を参照してください。


openSUSE プロジェクト 商標ガイドライン

前書き

私たちは以下のガイドラインによって、商標固有の価値を保護し、また openSUSE ユーザの一部及び一般の人たちの間で混乱を招かないようその使用について管理しつつ、openSUSE コミュニティによる openSUSE 商標の広範囲にわたる使用が推進されることを願っています。以下のセクションでは、このガイドラインの適用範囲となる openSUSE 標識(Marks)について、及びこれら標識の使用が許される場合と許されない場合、そして特別な許可のもとにのみ許される場合について説明していきます。許可の申請については、下記 "連絡先情報" を参照してください。

openSUSE 標識(Marks)

このガイドラインが適用されるのは、以下の標識(単語及びロゴの形状)となります: openSUSE、SUSE、the Gecko(訳注:ここでは、いわゆる Geeko のデザインの意)、YaST 及び AutoBuild。これら標識の総称を、以下 "openSUSE 標識" とします。

openSUSE 標識の使用についての一般的ガイドライン

品質

私たちにとって、openSUSE 標識が許可されて使用される際に、それが最高品質であり、完全なものであること、そして最高水準に達していることが、まず第一に重要なことです。これを確実なものとするため、私たちはいついかなる時であっても使用許可を取り消す権利を有するものとします。

公正な使用(Fair Use)

私たちは、openSUSE 標識を "公正に使用" することに対するあなたの権利を認め、支持します。そして、そのようなケースでは、このガイドラインに従って使用許可を得るよう求めるつもりはありません。ただし、どのような場合が "公正な使用" に当たるのか、あるいは当たらないのかについて、この場で区分することはできません。

openSUSE 標識の使用事例

変更を加えずに openSUSE を再配布する場合

変更なしでの openSUSE の再配布、つまり、一切の変更を加えずに openSUSE プロジェクトの公式ディストリビューションを再配布するような場合は、それを表すために openSUSE 標識を使用することができます。

プロジェクト・ベースの改変を加えて openSUSE を再配布する場合

あなたは、プロジェクト・ベースの改変を加えて openSUSE を配布すること、つまり、公式の openSUSE プロジェクトのリポジトリにある openSUSE の起動コアのバイナリには手を加えず、同リポジトリからのバイナリ・パッケージのみを変更せずに追加したものを配布することができます。このようなディストリビューションは、SUSEStudio、KIWI、あるいは openSUSE Build Service、またはあなた自身で用意した構築プロセスによって作成することができます。

そのようなディストリビューションを作る際には、改変元となる openSUSE のバージョンで使われている openSUSE 標識のうち、商標に当たるものはすべて取り除き、あなた自身の商標に置き換えなければなりません。望むなら、以下に掲げるいずれかの openSUSE 標識を含む結び文句(あるいはこれらと同等なもの)とあなたの商標を合わせて使用することもできます: “Based on openSUSE”; “Powered by openSUSE”; “Derived from openSUSE”; “Uses openSUSE”; “Built with SUSEStudio”; “Built on openSUSE”; あるいは “Built from openSUSE”。openSUSE で使われている openSUSE 標識の中から商標を取り除く方法についての一部の説明は以下にあります。

その他何らかの改変を加えて openSUSE を配布する場合

上記のようなプロジェクト・ベースの改変以外に何らかの改変を加えた形で openSUSE を配布するに当たっては、それを識別するために openSUSE 標識を使用したり、上記の openSUSE 標識を含む結び文句(あるいはこれらと同等なもの)を使用することはできません。プロジェクト・ベースの改変以外に何らかの改変を加えた形で openSUSE を配布する場合は、改変元となる openSUSE のバージョンで使われている openSUSE 標識のうち、商標に当たるものはすべて取り除かなければなりません。openSUSE 標識の中から商標を取り除く方法についての一部の説明は以下にあります。ただ、もしあなたのディストリビューションに公式の openSUSE プロジェクトのリポジトリにはないパッケージを同梱しようと考えているようでしたら、openSUSE コミュニティの輪に加わって、それらのパッケージを同リポジトリに登録し、メンテナンスしていっていただけるようお願いしたいと思っています。

openSUSE から openSUSE 標識を取り除くための一部の説明

openSUSE 標識の中から商標を取り除く方法についての一部の説明は http://en.opensuse.org/Making_a_SUSE_based_distribution で見ることができます。ここに書かれている説明を、以下の追加ガイダンスで補足します。

まず何はともあれ、Rembrand によって識別されるファイルとパッケージを取り除く必要があります。また、以下のパッケージも削除してください: bootsplash-branding-openSUSE; branding-openSUSE; compiz-branding-openSUSE; epiphanybranding-openSUSE; gconf2-branding-openSUSE; gdm-branding-openSUSE; gfxboot-branding-openSUSE; gimp-brandingopenSUSE; glib2-branding-openSUSE; gnome-menus-branding-openSUSE; gtk2-branding-openSUSE; install-initrdbranding-openSUSE; MozillaFirefox-branding-openSUSE; pidgin-branding-openSUSE; splashy-branding-openSUSE; xfce4-desktop-branding-openSUSE; 及び yast2-branding-openSUSE。さらに追加で、そのシステムが openSUSE であることを示しているすべてのロゴ、壁紙、スプラッシュ・スクリーン、ブート・メニューで使われる画像、インストーラで使われているブランド表示、マーク、言語、その他を削除する必要があります。もちろん、プロジェクト・ベースの改変を加えた openSUSE のディストリビューションである場合は、上記の openSUSE 標識を含む結び文句内で使われる言語やマークがディストリビューション内に残っていてもかまいません。最後に、あなたが公式に openSUSE プロジェクトに所属しているかのようにほのめかしているのではない限り、パッケージのヘッダ、ノート類、README ファイル、変更履歴、あるいは単に openSUSE プロジェクトと記すためだけに openSUSE 標識が含まれているその他のファイルについては、一般的には削除したり改変したりする必要はありません。

opensuse.org へのリンク

あなたの Web サイトから opensuse.org へリンクを張っていただくことについては歓迎しています。私たちはいくつかのロゴ・グラフィックを公開していますので、好きなものを選択して使用していただくことが可能です。これらのロゴを使用する際には、以下の条件に同意していただく必要があります:

  • ロゴはインターネット上でのみ、opensuse.org へのリンクとしてのみ使用し、favicon としては使用しない;
  • openSUSE プロジェクトから承認されているかのようにほのめかしたり宣言したりしない、あるいはその他、あなたと openSUSE プロジェクトとの関係について誤解を招くような表現を用いない;
  • ロゴを使って openSUSE プロジェクトの名誉を傷つけるようなことをしない;
  • いかなる意味においてもロゴの使用が虚偽であったり不正であったりしない;
  • openSUSE プロジェクトのコンテンツと見紛うようなブラウザ、あるいは紛らわしい環境を作成しない;
  • openSUSE プロジェクトのコンテンツに対してリンクを張ること、及び http://en.opensuse.org/Legal の記載に従うことを条件に openSUSE プロジェクトのコンテンツを複製することは可能;
  • あなたの Web サイトが、不快、攻撃的、物議を醸すと受け取られるようなコンテンツを含んでおらず、あらゆる世代のグループ向けとしても通用するコンテンツのみで構成されている; そして
  • この許可はいついかなる時であっても取り消されることがあり、その場合は直ちにあなたの Web サイトからロゴを取り除く。

商品

いちいち私たちに問い合わせるまでもなく、openSUSE 標識を用いた、やっていいこととやってはいけないことがあります。あなたは openSUSE 標識を用いて T シャツ、帽子、バッグ、ジャケット、スエットシャツ、マグカップ、デスクトップの壁紙などを作成することができますが、それはあなた自身及びあなたの友人(それらの提供に対してあなたがいかなる対価も受け取らない人々を指します)のためである時のみに限られます。私たちからの許可なくして(許可の求め方については下記 "連絡先情報" をご覧ください)、商品として扱う物に openSUSE 標識を使うことはできません。私たちは openSUSE ショップを展開し、そちらで openSUSE 標識入りの様々な製品を販売しています。

ドメイン名

openSUSE 標識の全部または一部をドメイン名に入れ込みたい場合は、私たちの許可を求めるようにしてください(許可の求め方については下記 "連絡先情報" をご覧ください)。人々は普通、ドメイン名を同じ名前の組織と関連付けようとします。多くの場合ドメイン名の中で openSUSE 標識を使用すると人を惑わせやすく、openSUSE 標識の使用に当たって混乱を招くことがないこと、という重要な要件に抵触することとなります。ここで言う "ドメイン名" とは、トップレベルのドメイン及びセカンドレベルのドメインを指し、サブドメインについては対象としていません(訳注: たとえば、opensuse.com あるいは opensuse.co.jp などについては NG、opensuse.hoge.net とか opensuse.fuga.co.jp などであれば OK であると解釈できます)。

支持グループ

私たちは、ユーザ・グループやその他 openSUSE を支持するグループに関連して openSUSE 標識が使用されることは歓迎しますが、以下の条件に従う場合にのみ使用が許されます:

  • その性質上、商用利用ではない;
  • openSUSE 標識の使用に当たり、その openSUSE 標識が示すものと間違いなく関連させる;
  • 実際にそういった事実関係がある場合を除いて、(言葉や見た目で)あなたたちのグループが openSUSE プロジェクト(あるいは関連プロジェクト)から承認されている、金銭的支援を受けている、または提携しているかのような示唆をしない;
  • 他のプロプライエタリな、あるいは商業的な名称とあなたのグループ名を合体させない; そして
  • その名称に関していかなる商標権も主張せず、その名称を商標登録所(訳注: 日本の場合は特許庁が窓口)に登録したり、商号、ビジネス上の名称、あるいはドメイン名として登録しようと試みない、また、その名称を使ってビジネスを行わない。

イベント

openSUSE プロジェクト内の個人達が大使となって登場したり、openSUSE のメディアを配布したり、その他の形でプロジェクトを代表するような、フリーかつオープンソース・ソフトウェアのイベントの場でプロモーション活動を行うために openSUSE 標識を使用することは、以下の条件に則している場合は許可されます:

  • openSUSE プロジェクトとあなたの関係について、事実ではない言動を行わない;
  • openSUSE 標識を使って openSUSE プロジェクトの名誉を傷つけるようなことをしない; そして
  • いかなる意味においても openSUSE 標識の使用が虚偽であったり不正であったりしない。

出版

書籍や雑誌といった出版物のタイトルまたはサブタイトルに openSUSE 標識の全部または一部を入れ込みたい場合は、私たちの許可を求めるようにしてください(許可の求め方については下記 "連絡先情報" をご覧ください)。

製品名、サービス名、及び互換性の証明

その性質上商用であるか非商用であるかを問わず、あなたの製品またはサービスの名前の中に openSUSE 標識を入れ込むことはしないでください。これには、eコマース、コミュニティ、ブログ、情報発信、販促、及び、個人のホームページ・サイトといったオンラインサービスが含まれます。

とはいえ私たちは、ファイル、フォルダ、ディレクトリまたはパス名の中で openSUSE 標識を使用することについては、許可できるものと考えています。

私たちはまた、openSUSE コミュニティが openSUSE と互換性のあるプロジェクト、製品、サービスであることを示すための何らかの方法を必要とすることも認識しています。私たちが懸念しているのは、互換性があると謳われるプロジェクト、製品、あるいはサービスが公式なものなのか否か、ユーザを混乱させたくない、ということです。この懸念を解決するため、以下の結び文句(あるいはこれらと同等なもの)のうちから一つを使って openSUSE との互換性を謳っていただくことをお願いします:

  • "Works with openSUSE";
  • "Uses openSUSE";
  • "Compatible with openSUSE";
  • "Powered by openSUSE";
  • "Runs on openSUSE";
  • "For use with openSUSE"; あるいは
  • "For openSUSE".

広告及びマーケティング素材(名刺を含む)

以下の条件に従い、openSUSE プロジェクトとあなたとの提携関係を示すために、あなたの提供する openSUSE 関連の製品やサービスの案内及び広告内で、あるいは名刺で openSUSE 標識を使用することができます:

  • openSUSE プロジェクトから承認されているかのようにほのめかしたり宣言したりしない、あるいはその他、あなたと openSUSE プロジェクトとの関係について誤解を招くような表現を用いない;
  • openSUSE 標識を使って openSUSE プロジェクトの名誉を傷つけるようなことをしない;
  • いかなる意味においても openSUSE 標識の使用が虚偽であったり不正であったりしない;
  • あなたが作成する案内、広告、あるいはその他のものが、不快、攻撃的、物議を醸すと受け取られるようなコンテンツを含んでおらず、あらゆる世代のグループ向けとしても通用するコンテンツのみで構成されている; そして
  • openSUSE 標識を使用して、openSUSE プロジェクトがサポート、サービス、補償、アップデートを提供する責任を有しているかのように説明したり、ほのめかしたりしない。

ビジネス上の名称

あなたの会社やビジネスの名称内に、openSUSE 標識を含まないようにしてください。

注釈

私たちはコメントや建設的批判を歓迎し、ユーモアを解する心を持っていたいと考えています。あたかも承認されているかのようにほのめかしていないことが明白であるならば、議論、解説、批評、あるいはパロディ内で openSUSE 標識を使っていただいてもかまいません。openSUSE 標識を元にした名前の模造品やパロディ製品は作らないでください。また、私たちの意見として、openSUSE 標識を openSUSE のテクノロジーあるいは openSUSE プロジェクトの名誉を傷つける意味で使用することを "公正な使用" とは見なさないことをご承知置きください。

上記以外のあらゆる使用について

上記以外の形での openSUSE 標識の使用についてはすべて、私たちが規定していく必要があるとは思いますが、使用に関しての議論は受け付けています。

連絡先情報

このガイドラインに関する問い合わせ先は permission@novell.com となります。使用許可の申請先についても同じです。

このガイドラインのライセンス

このガイドラインは、クリエイティブ・コモンズ バージョン 3 の、属性「同様に共有(Share Alike)」ライセンスのもとに公開されています。また、Ubuntu 及び Mozilla の商標ガイドラインの一部分を採用した OpenSolaris 商標ポリシー(2008年5月5日)より一部分を採用させていただいています。