SDB:インストールに関するヘルプ

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openSUSE のインストールに何か手助けが必要ですか?それとも、 openSUSE のインストールについて、何か詳しい情報が必要ですか?

インストールシステムの起動

openSUSE にようこそ! インストールを開始するには、 DVD またはライブメディアをドライブに挿入して起動します。メディアが正しく読み込まれると、いくつかのオプション選択のできる画面が表示されます。

通常のインストールを開始したい場合は、 [F2] を押すと表示される言語の一覧から "日本語" を選び、 一覧から "インストール" を選択してください。

起動時のオプション

それぞれ表示されるオプションの意味は、下記のとおりです。

  • ハードディスクから起動 - 何もせずにそのままハードディスクから起動します。つまり、インストールを行なわずに終了するのと同じ意味です。既に何らかのオペレーティングシステムがインストールされていれば、それが起動されます (DVD のみ)
  • openSUSE Live - ライブシステム (ハードディスクにインストールすることなく使用できる openSUSE) を起動します (ライブメディアのみ)
  • インストール - こちらが通常のインストールモードです。非常に古いものを除いて、全てのハードウエア機能が有効化されます。この方法でインストールが正常に起動できない場合は、 [F5] (カーネル) を押して、問題のある機能を部分的に無効化してください。
  • インストール済みのシステムを修復 - Boots into the graphical repair system (DVDs only).
  • レスキューシステム - グラフィカルユーザインターフェイスのない、最小限の Linux システムを起動します (DVD のみ)
  • インストールメディアのチェック - このオプションは、 ISO をダウンロードして作成したメディアを利用している場合にのみ、表示されます。 CD/DVD の書き込みは、場合によっては書き込みに失敗する場合がありますので、インストールの前に正しく読み込めるかどうかを確認しておくことをお勧めします。このオプションを選択すると、メディアを正しく読み込めるかどうかを自動的にチェックし、それが成功すると通常のインストールシステムを起動します。正しく読み込めない場合は、インストールは中止されます。
  • ファームウエアのテスト ACPI の機能をはじめとする様々な BIOS 機能を確認するチェッカーを起動します (DVD のみ)
  • メモリテスト - メモリが正しく動作するかどうかを、繰り返し読み書きすることでチェックします。テストを終了すると、システムを再起動します (DVD のみ)

追加のオプション

  • [F1] Help (ヘルプ) - 起動画面内で現在選択中の項目に対し、状況依存のヘルプを表示することができます。カーソルキーでカーソルを移動することができるほか、 [Enter] キーでリンク先への移動を、 [Esc] キーでヘルプ画面を閉じることができます。
  • [F2] Language (言語) - インストール時に使用する言語と、言語に関連するキーボードレイアウトを選択することができます。既定の言語は English (US) (アメリカ英語) です。
  • [F3] Video Mode (ビデオモード) - インストール時に使用する画面の解像度を選択することができます。既定の設定のまま進めてしまうとインストール用の画面が表示されないような場合は、 Text Mode (テキストモード) を選択してください。
  • [F4] Source (ソース) - 通常、インストールは挿入されているメディア内にあるものを利用して行ないます。ここでは FTP サーバや NFS サーバなど、異なるインストール元を選択することができます。 SLP サーバを利用してネットワーク経由でインストールを行なう場合は、このオプションを利用することでインストール元を選択することができます。
  • [F5] Kernel (カーネル) - ごく稀なケースですが、通常の手順でインストールを行なった際に問題が発生した場合は、このメニューを利用することで機能を無効化し、問題を回避することができます:
    • お使いのハードウエアが ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) に対応していない場合は、 No ACPI (ACPI なし) を選択して ACPI 無しでインストールを行なうことができます。
    • No local APIC (ローカル APIC なし) を選択すると、ごく一部のハードウエアで問題となる APIC (Advanced Programmable Interrupt Controllers) を無効化することができます。
    • Safe Settings (安全設定) を選択すると、 DMA モード (CD/DVD ドライブ向け) や電源管理機能を無効化して起動することができます。
    • よくわからない場合は、まず ACPI なし を選択してみて、それでもうまくいかない場合は 安全設定 を選択してみてください。
    • 知識のあるユーザであれば、カーネルのパラメータ (コマンドライン) を入力することもできます。
  • [F6] Driver (ドライバ) - openSUSE では必要に応じて利用するドライバを置き換えることができます。このキーを押してファイルまたは URL を指定することで、インストール前にそのドライバを直接読み込ませることができます。 Yes (はい) を選択した場合は、インストールプログラムが起動する途中で、適切な更新ディスクを挿入するように促されます。
  • [F7] Arch (アーキテクチャ) - 32 ビットと 64 ビットの両方に対応したインストールメディアをお使いで、かつ両方のアーキテクチャに対応したハードウエアの場合にのみ、表示される項目です。ここでは、どちらのアーキテクチャを利用するのかを選択することができます。既定では 64 ビットに対応したシステムの場合は、 64 ビット版をインストールしようとします。 32 ビット版をインストールする場合にのみ、 [F7] を押して 32 bit を選択してください。

参照情報