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openSUSE ウィークリー・ニュース 第 91 号へようこそ!
今週の見出し:
お知らせ
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- openSUSE 11.2 マイルストーン 8 リリース
- "openSUSE プロジェクトはここに、openSUSE 11.2 マイルストーン 8 (M8) がダウンロード可能になったことをお知らせいたします。この版はリリース候補版の第1弾が出る前の最後のマイルストーンとなりますので、テストのうえ、Bugzilla 経由でのフィードバックをよろしくお願いします。"
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コミュニティ内での出来事
Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)
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デスクトップユーザ向け
- Ghacks/Jack Wallen: OpenOffice の Impress を学習用フラッシュカードとして使う
- "もしあなたが現在何か受講中だったり、相当量のことを学ばなければならないような状況だったりしたら、勉強を効率的に進めるためにフラッシュカード(訳注: 英単語を覚える時に作る、パラパラめくれる暗記カードのようなもののことだと思われます)を作らなければいけなくなったり(あるいは、作りたいと思ったり)するのではないでしょうか。そういう時、普通ならまずはフラッシュカードを入手して、それに覚えたいことをいちいち全部書き込んで、何度も何度もめくって覚えていくということになります。でも、もっと簡単で、より今っぽい方法で同じようなことをすることができます。OpenOffice の Impress 用 OpenCard エクステンションを入れれば、雛形になるプレゼンテーションがあるので、一枚一枚のスライドをフラッシュカードのように使うことができるのです。学習用として優れたツールであるということだけでなく、これを使えば不要な森林伐採をする必要もありませんし、パソコンの中にファイルとして保存しておけば、山のような紙のフラッシュカードで余計なスペースを取られることもなくなります。"
- HowtoForge/Falko Timme: netboot.me で、HTTP 経由で Linux を起動
- "このチュートリアルでは、netboot.me で、HTTP 経由で Linux を起動する方法を解説します。必要なのは、インターネット接続環境と、マシンを起動するための gpxe という小さなプログラムだけです。この gpxe というプログラムにより、ネットワーク越しで起動することができるようになります。netboot.me で起動することができるディストリビューションは、Debian、Fedora、openSUSE、Ubuntu となっています。現在、netboot.me のサイトからは USB メモリ用、CD、さらにフロッピー用の gpxe イメージが入手できるようになっています。つまり、USB メモリ、CD、フロッピーから起動することができるということになります。"
- Linux Journal/Bruce Byfield: OpenOffice の Writer で見栄えのいい目次を作るための 7 つのステップ
- "他のワープロ同様、OpenOffice.org の Writer でも手早く簡単に目次を作ることができます。しかし残念なことに、デフォルトのままだとあまり見栄えがいいとは言えず、あなたのワークフローを改善するというよりむしろ、面倒臭いものにしてしまうのです。"
コマンド/スクリプト初心者向け
- Jean-Christophe Baptiste: 外付けディスクをつないだら自動でバックアップが取れるようにする
- "ノートパソコンのデータをバックアップするために、500 GB の 2.5 インチ外付けハードディスクを購入しました。小さくて、静かで、持ち運びも楽だし、ほとんどが文書だったり、メールだったり、仕事で使うスクリプトだったりする自分の重要なデータをバックアップするには十分な容量です。怠け者の私は、これまでバックアップを取っていませんでした。ええ、お恥ずかしい話です。でも、外付けディスクをつないで、rsync でディスクの同期を取るためのコマンドをたたくのが面倒だったから、やらなければいけないということは分かっていても、ついつい億劫になってしまっていたのです。そこで、私はこの作業を自動でできるようにしようと思い立ちました。目標は、外付けドライブを接続すればバックアップが勝手に始まり、終わったら取り外せばそれで OK というようにすることです。"
- LinuxPlanet/Juliet Kemp: Linux での検索と置換についての一歩踏み込んだヒント
- "前回の正規表現についての記事では、様々なユーティリティでコマンドラインから正規表現を使う方法の例をいくつかお見せしました。正規表現は、多くのテキストエディタ(それぞれで構文は若干異なりますが、要領は同じです)内でも使うことができます。以下、Vim と Emacs を例にとります。その他のエディタの構文の詳細については、それぞれのマニュアルを参照してください。"
- TuxRadar: ほんの数分で Python のゲームを作る
- "エレクトロニック・アーツ社がモダンなコンピュータゲームをキチッと仕上げて世に送り出すのに大金を投じている一方で、インディーな世界では相変わらず、面白いからということで自分のアイデアを試してみたいとか、純粋に勉強目的でプログラムしてみる人が沢山いて、彼らは一日かけて何らかのソフトウェアが仕上げられれば幸せな気持ちになれるのです。"
開発者/プログラマ向け
- Linux.com/Ben Martin: C++、GPU、Thrust: GPU 上の数値をソートする
- "2009年5月に Thrust のバージョン 1.0 がリリースされ、Apache ライセンス 2.0 で利用できるようになっています。そして、この Thrust には Boost ライセンスと Hewlett Packard 社による追記が記された NOTICE というファイルが同梱されています。ということで、どうやら Thrust ライブラリには混合されたオープンソースライセンスが適用されているようです。Thrust はヘッダーファイル内で完全に実装されていますので、開発用にインストールしたい場合は、zip ファイルをダウンロードしてどこかで解凍するだけですぐに使い始めることができます。"
- Friedrich Kossebau: Okteta にバイナリフィルタを追加する
- "ようこそ。チュートリアルシリーズの第一回目となる - これっきりにならなければいいんですけど(笑) - 今回、KDE 4 の バイナリーエディタ Okteta に必要な機能を自分で追加する方法をご紹介します。とはいえ、ちょっと手間暇かかるこの方法についての記事を書いたら、もっと簡単に済む方法はないか改めて探してみようとは思っていますけれど。"
- Linux.com/Rob Day: 初心者向けカーネル講座: "initrd" と "initramfs"-- こいつらっていったい何者?
- "今週は、最近 Kernel Newbies (カーネル初心者向け) メーリングリストで交わされた initrd と initramfs とはどういうものなのか、何のためにあるのか、そして最も大切なこととしてこの両者の違いは何なのかという話題に関連したことを、あまりかしこまらずに書いていこうと思います。そして、人によってこの用語の使い方がまちまちなため、しばしばあやふやなまま話してしまいがちですので、反論されるかもしれませんが、これらの用語についての私の見解と、私がどのように使い分けているかをお話ししておきたいと思います。"
システム管理者向け
- IBM developerWorks/Jenifer Hopper: Linux の消費電力を抑える パート 2: 一般的及び governor 特有の設定
- "この三部構成のシリーズは、消費電力を抑えるためのシステムチューニングの出発点となります。パート 2 では、Linux の CPUfreq サブシステムの一般的な設定についてのステップバイステップガイドに従い、カーネル内の 5 つの governor - パフォーマンス、省電力、ユーザースペース、オンデマンド、コンサバティブ - とそれぞれの設定についての踏み込んだ詳細を学んでいってみてください。"
- (訳注: このへんが参考になると思います)
- TechRepublic/Vincent Danen: SSH トンネリングと netcat でネットワークの多用途性(versatility)を得る
- "SSH というのは多用途で使えるプロトコルなのですが、OpenSSH も同じく多用途で使えるツールとなっていて、いろいろと面白いことに使えるのです。(ネットワークに対する融通性という意味合いで) SSH 以上にどんな目的にも使えてしまうネットワークツールのスイスアーミーナイフ、netcat と組み合わせることで、SSH の強力な暗号化能力と認証能力を備えた netcat のネットワーク多用途性を手に入れることができるのです。"
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新規/更新アプリケーション @ openSUSE
Planet SUSE
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- Sebastian Schöbinger: QT4.6 ベータテスター
- "Qt プロジェクトは Qt 4.6 のベータテスターを募集しています。"
- Andreas Schneider: kio_sftp アップデート
- "openSUSE は libssh に基づいた kio_sftp の新しい実装を KDE 4.3 パッケージ向けにバックポートしました。これにより、kio_sftp ユーザが増え、kio_sftp と KDE のバグの発見にもつながりました。現在の実装は、かなりうまく動いているようです。"
- Sandy Armstrong: Tomboy ついに 1.0 に
- "Alex Gravely が Tomboy を最初に CVS コミットしてから 5 年以上のときが経ち、とにかく必要最低限の機能さえあればいい、という人たち用のこの素晴らしく、それでいてシンプルなメモ取りアプリケーションがついに完成の時を迎えました。"
- Andreas Jaeger: openSUSE 11.1 から 11.2 への上書きアップデート
- "ノートパソコンの方には既に openSUSE Factory 版を入れてしばらく動かしていましたので、そろそろワークステーションの方も openSUSE Factory にしてみようか - つまり openSUSE マイルストーン 8 にアップデート - と思い立ちました。これにあたって私は、「古い」けれどもまだ有効なやりかた - メディアを焼き、それでブートしてアップグレードを行う - ではなく、openSUSE 11.2 の「新しい」方法でやってみることにしました: "zypper dup" での上書きインストールです。"
- Nat Friedman: アウトソーシングとデザイン
- "最近私と昼食を共にした人でしたらおそらく、elance.com に様々な業務をアウトソースしたときのことについて私があれこれ熱弁をふるうのを聞かされていることでしょう。以下、その手順です。まず最初に自分の仕事について書き込むと、それを見た世界中のプロバイダー(訳注: この場合は「求人主」という意味で使われていると思われます)があなたの仕事を入札します。あなたはそれぞれがどんな入札額付けたか見ることができ、また、契約する前に、その会社に以前勤めたことのある人たちのレビューを読むことができます。Elance はエスクローサービス (第三者預託) を提供しており、ワークフローを管理したりプロバイダーとのコミュニケーションに役立ついくつかの素敵なツールを提供しています。もちろん、あなたが望むなら普通に電子メールや IM を使うことだって可能です。"
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openSUSE フォーラム
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- GUI で root ログインできない
- "万事うまくいっているように思えるときでも、こんなことが起こりうるものです! 親ペンギン(Parent Penguin = 訳注: フォーラム内で熱心に回答するユーザに与えられる肩書き)の Confuseling が、新しいユーザで優雅にシステムをリセットする方法を伝授してくれています。"
- おーっと! インストールのヘルプ
- "「助けて」という叫びがいろいろな形で聞こえてきます。フォーラムのメンバーたちが openSUSE のインストールについて、新米ユーザを助けてあげています。"
- ワイヤレス接続でコンピュータがフリーズ
- "お馴染みのワイヤレスのグルたち、lwfinger と Akoellh が、新規ユーザに解説しつつ、バグのあるドライバを修正してくれています。"
- はじめてのファイヤーウォール
- "SUSEfirewall2 がどうしたって?? フォーラムメンバーが新しいユーザたちを教え導きます。"
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Web 上の記事から
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お知らせ
- KDE.NEWS/Luca Beltrame/KDialogue の第一弾、公開
- "Today, the KDE Community Forums, in collaboration with "People Behind KDE", have launched a new initiative to give the community an opportunity to get to know each other a bit closer: KDialogue."
- "KDE コミュニティー・フォーラムは本日、"People Behind KDE (KDE を支える人々)"と協力して、コミュニティー内の人々がより身近に知り合う機会となるであろう新しい仕組み、KDialogue を立ち上げました。"
- Linux Foundation が第2回年次エンドユーザーサミットについて発表
- "サンフランシスコ - 2009年10月1日 - Linuxの成長の加速に取り組んでいる Linux Foundation は本日、第2回年次エンドユーザーサミットにおける講演者の顔触れやその詳細について発表しました。このサミットは、企業に所属するエンドユーザー達が学び、ハイレベルのメンテナーや開発者を含む Linux コミュニティー内のリーダー達と交流し合うための貴重なチャンスとなるでしょう。"
参加者募集
- MonitoringForge/John Mark: WTFMM: お手軽システム監視マニュアル執筆プロジェクト
- "MonitoringForge コミュニティーのみなさん、こんにちは! 本日のプレスリリースででお知らせした通り、我々はWTFMM(Write the Flippin’ Monitoring Manual; お手軽システム監視マニュアル執筆プロジェクト)という新しいプロジェクトを開始しました。我々はこのオープンソースの監視ツールにおける世界で最も大きなドキュメント・プロジェクトへご招待を致します。このプロジェクトは MonitoringForge wiki 内に拠点を置いています。"
レポート
- h-online.com/Thorsten Leemhuis: Kernel Log - Linux 2.6.32 のメイン開発フェーズ終了
- "昨晩の Linux 2.6.32 の最初のリリース候補版の完成により、Linus Torvalds はメイン開発ブランチにおける Linux 次期バージョンのメイン開発フェーズを終わらせました。このマージ・ウィンドウと呼ばれる段階で、カーネルハッカー達は新しいカーネルバージョンへの主要な変更については既にソースコード管理システムへ統合しており、2.6.32-rc1 は、12月初めにリリースが予定される Linux 2.6.32 の重要な新機能を見てみるにはうってつけの指標となっています。
- Linux Weekly News/rebecca Sobol: Joe 'Zonker' Brockmeier 氏へのインタビュー
- "2009年9月17~20日にドイツのニュルンベルクで openSUSE カンファレンスが開催されました。講演、ワークショップ、自由討論セッション、RPM サミットやその他沢山のイベントがスケジュールいっぱいに詰め込まれていました。このカンファレンスについて openSUSE コミュニティー・マネージャーの Joe 'Zonker' Brockmeier 氏と語り合いました。"
- InternetNews.com/Sean Michael Kerner: Yahoo のオープンソース版 Zimbra がソーシャルに
- "Twitter のようなソーシャルメディアサービスがどんどん私たちのコンピュータ生活に浸透しています。Yahoo が新しい Zimbra コラボレーションスイート (ZCS) 6.0 をリリースしたことは、この動きを後押しする最も記憶に新しい出来事で、このバージョンには Twitter クライアントとエンタープライズ電子メールを直接統合する機能やコラボレーション機能が同梱されています。"
- Raiden's Realm/Steve Lake: オハイオ Linux Fest 2009 レポート
- "今年、私は初めてオハイオ Linux Fest (ときにはオハイオ Linux Con. とも呼ばれています) に参加するという素晴らしい機会を得ることができました。今年のテーマは "Unix の 40 年" で、このテーマに焦点をあてたさまざまな催しが行われていました。"
- Phoronix/Michael Larabel: 新しい X.Org のリリースプロセス、合意に達する
- "先週我々は、今よりもシンプルなステップを何段階か踏むことで X サーバの堅牢性と品質を向上させようという新しい X.org のリリースプロセスの提案について議論しました。そう、今週の XDS2009 以降、修正された提案は承認され、現在は X Server 1.8 / X.Org 7.6 及びそれ以降に適用するポリシーを作成しているところです。"
- Linux Magazine/Bruce Byfield: 「フリーソフトウェアにおける女性」ミニサミット、おくればせながらのレポート
- "GNOME Foundation のエクゼクティブ・ディレクター、Stormy Peters によれば、FOSS において女性が機会を十分に与えられていないというのは今に始まった話ではありません。彼女曰く「今になってまた話題として蒸し返されているだけのこと」なのだそうです。FSF メンバーシップ・コーディネーターの Deobrah Nicholson は違う見解で、性差別がここまで問題となるほど注意をひいたことはかつてなかったと指摘しつつ、「今年になって初めて、多くの人々がこの事実を認識したのです」と語りました。しかし、背景はともかくとして、9月19日に行われた「フリーソフトウェアにおける女性」ミニサミットは、フリーソフトウェアへの女性の貢献率が低いという問題に初めて焦点を合わせた場として位置付けられることになるでしょう。"
- Sascha Manns: LinuxConf のカーネル分野で輝いていた人たち
- "LinuxConf からのおもしろいビデオを見つけました。Linus Torvalds、Greg Kroah-Hartmann、Chris Wright、Jonathan Corbet, J.E.J Bottemley そして Ted T'so のインタビューを見ることができます。"
レビュー/エッセイ
- KDE.NEWS/Lydia Pintscher: 私が夏休みにしたこと
- "Google Summer of Code は今年もまた KDE に素晴らしい成功をもたらしてくれました。38 個のうち 37 個のプロジェクトが成功裏に終わりました。このプロジェクト期間内に終了した作業はすでに trunk にマージされており、2010年1月にリリース予定の KDE 4.4 でユーザの手に届く予定です。すべての学生、そしてメンターたちの素晴らしい仕事を讃えたいと思います。以下、それぞれの学生たちがこの数ヶ月で成し遂げたクールな成果について聞いた短いインタビューを読むことができます。"
- CertCities.com/Emmett Dulaney: Linux と二段階のライセンス
- "もし Linux 向けのアプリケーションを書いているなら、以下の二つのライセンスが存在することについてはご存知のことでしょう:
- * The GNU General Public License (GPL; GNU 一般公衆利用許諾書), Linux カーネルや GNU コンパイラコレクション (GCC) を含む多くの Linux プログラムに適用
- * The GNU Library General Public License (LGPL; 劣等一般公衆利用許諾契約書), 多くのライブラリで使用"
- DesktopLinux.com/Eric Brown: openSUSE 11.2 リリース準備最終段階
- "openSUSE プロジェクトは11月に最終版リリースが予定されている openSUSE Linux の、最後のマイルストーンをリリースしました。同プロジェクトの発表によれば、openSUSE 11.2 マイルストーン 8 (M8) には多くのバグフィックス、Linux カーネル 2.6.31、進化したパーティション分割機能、ソーシャルネットワーククライアント、そして GNOME 2.28 などの新しいバージョンのパッケージ群が同梱されているとのことです。"
- Linux Weekly News/Valerie Aurora: ログ構造化ファイルシステム: すべての SSD のための一つの選択肢
- "「ログ構造化ファイルシステム」といったとき、大抵のストレージ開発者はすぐに Ousterhost と Rosenblum の古典的な論文、The Design and Implementation of a Log-structured File System (ログ構造化ファイルシステムの設計と実装) と、それと共に、汚染領域除去問題 (以下を参照) を解決しようとする、この論文からほぼ20年に渡って続いてきた仕事を思い浮かべるでしょう。 ..."
- Moblin™ Zone: OSV が Moblin の技術評価を加速
- (訳注: OSV = Open System Vendor でしょう。)
- "Moblin Linux 技術の Novell による実装をちょっとだけ試す機会がありました。私にはすぐに、過去に試したことのある Moblin 系のディストリビューションに比べて高速であるということが分かりました。"
警告!
- Unixmen/M. Zinoune (Zinovsky): Pidgin はパスワードを平文で記憶します!!!!
- Pidgin ユーザーのみなさん、Pidgin にはパスワードを保存する方法に関してセキュリティ上の問題があること、すなわち Pidgin はパスワードを .xml ファイルに一切暗号化なしで平文で保存する、という問題があることをお知らせします。あなたがコンピュータを離れているときにリカバリーモードでブートすれば、誰でもあなたのすべてのパスワードをプレインテキストで見ることができてしまうのです。そのパスワードファイルをただコピーしてちょっと加工するだけで、あらゆるパスワードを簡単に手に入れることができてしまいます。"
- h-online.com: SSL 認証の偽装方法が公表されました
- "Noisebridge ハッカーメーリングリストにおいてセキュリティ専門家の Jacob Appelbaum は、Web サーバに仕込んでおくことによって、認証登録されていないドメインに接続した場合でも脆弱な Web ブラウザを使っているとアラートが発せられるのを回避できてしまうような SSL 認証と、それに使うプライベートキーの組み合わせを公表しました。例えばフィッシングをしようとする攻撃者であればこの認証偽装方法を利用して、自分たちのサーバを本物の銀行のサーバに見せかけることもできてしまうのです - そしてこの偽装は、その認証を詳細に検査してみない限り見破ることができません"
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イベント/ミーティング報告
近日開催のイベント/ミーティング
セキュリティアップデート
統計情報
括弧内の数字は先週と比較しての増減を表しています。
opensuse.org
openFATE
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Bugzilla
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今週の openSUSE プロジェクト関連の登録数は以下の通りです:
- オープンな報告の総数: 4859 (-44)
- Blocker(最重要課題): 5 (+0)
- Critical(緊急): 237 (+1)
- Major(重要): 815 (-8)
- Normal(普通): 2778 (-40)
- Minor(影響度の小さい問題) 409 (-2)
- Enhancements(機能強化の要望): 615 (+5)
- Bugzilla レポートの詳細 – バグ・レポートの登録 – バグ・レポートについての FAQ
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翻訳(ローカライゼーション)
耳で聞く openSUSE
フィードバック / 交流 / 仲間に加わろう
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クレジット
翻訳版(Translations)