openSUSE Weekly News/139

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お知らせ

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openSUSE ニュース: Software Freedom Day がやってくる!

"9月18日は Software Freedom Day で、世界中で様々な催しが開かれます。Software Freedom Day はフリーソフトウェアとそれを支える人たちを讃えるために設けられました。フリーソフトウェアについての話を世に広め、仲間たちを見つけ合うきっかけとなることを目指しています。 (...)"

openSUSE、改善されたパッケージ管理パフォーマンス、新しい XOrg、KDE 及び GNOME を引っさげた 11.4 の第一弾開発マイルストーンを発表

"開発者、テスター、コミュニティ仲間の皆さんに openSUSE 11.4 のテストや開発に参加していただくため、本日9月2日木曜日、openSUSE 11.4 マイルストーン 1 を公開しました。M1 を皮切りとして openSUSE 11.4 の開発は勢いよく発進し、パッケージ管理、ネットワークレイヤーにおけるパフォーマンスの改善、主要なコンポーネントのバージョンアップデートに取りかかるなど、速いペースで進んでいます。
このマイルストーンには http 及び ftp でのパッケージダウンロードに対応した新しいバックエンドを持つ libzypp のバージョン 8.1 が採用されています。これまでの MediaAria バックエンドに代えて MultiCurl が採用され、zsync による転送がサポートされるようになり、Metalink のダウンロードサポートも改善されました。これらによって、リポジトリのリフレッシュもパッケージのインストールやアップデートパフォーマンスも改善されています。Metalink を使って、パッケージをブロックに分割して複数のサーバから並行してダウンロードすることにより、パッケージのマルチチャンネルダウンロードができるようになりました。また zsync を使うことにより、ファイル全体ではなくファイルのうちの変更部分だけを取り出すことができるようになったので、ダウンロードするデータの量を減らすことができるようになりました。これが、前回のアップデート以後メタデータのどの部分が変更されたのか容易に知ることができるリポジトリデータの構造方式と相まって、リポジトリをより迅速にリフレッシュできるようになりました。新しい Curl ベースの zypp バックエンドも libzypp に、つまり zypper と YaST に、個別でなく他の YaST コンポーネントで使うのと同じプロキシ設定を使うことによりプロキシ経由のネットワークサポート改善をもたらし、HTTP の BASIC 認証によってパスワード保護されたリポジトリのサポートも追加されています。さらにボーナスとして、従来の MediaAria バックエンドにあったバグのせいでパッケージのインストール時にやたら遅かったりハングしてしまうという問題も、MultiCurl だと起こらなくなっているはずです。 (...)"

openSUSE Connect ベータ版

"2週間前の FrOSCoN で開いた openSUSE Boosters チーム主催「ハック道場」の成果として、ここに openSUSE Connect の新しいベータ版を公開いたします。
Connect は openSUSE プロジェクトのユーザ情報を集約するデータベースとなることを目しています。名前はちょっと素っ気ないかもしれませんね? でも、Boosters が手がけるものって何でもピリッとスパイスが効いているもので、この Connect も例外じゃありません。ここで言うスパイスとは、ユーザのプロフィール、友達、グループ、イベントカレンダーなどなどといった、たくさんのしゃれたソーシャルネットワーク機能のことです。これを可能にしてくれるのが、私たちがユーザデータベースの上ものとして使っている Elgg というフリーソフトウェアのソーシャルネットワークフレームワークです。Elgg により、openSUSE プロジェクトにとって最も重要な領域の一つ、我らコミュニティを結びつけるというタスクが一歩前進することになるでしょう。現時点ではうまくコードの連携が取れていますが、まだ openSUSE ユーザが交流したり関係を築いていったり、協力者を募っていけるような中心となるような場はできていません。 (...)"

戦略討論、まだまだ

"ここ数週間にわたり、提案された戦略について多くの議論がコミュニティの内外で展開されました。ですが、私たちコミュニティからの声の多くを聞きはぐってしまってもいるのです。私たちには、このプロセスで最初に挙がった問いに対して非常に企業マネジメント的な観点から答えを出すことに焦点を当て、背後に控える多くの皆さんについてはひとまず置いておくという責任があります。コミュニティとして、プロジェクトとしての openSUSE のアイデンティティは? という私たちが抱えている問いに対しては、未だ確とした答えが出ていないのです。
まず最初の目標は、昨年の openSUSE カンファレンスでのデフォルトデスクトップについての議論から持ち上がった「openSUSE とは何者で、何をなす (なそうとしている) 者なのか?」という問いに対する答えを見つけることです。この5年間で openSUSE プロジェクトは完全なる企業主導のプロジェクトから、誰でもがコントリビュートできるコミュニティプロジェクトへと変遷してきました。これにより、確固とした軸があやふやになり、方向性が分かりにくくなってきてしまっています。現状で明解な「一本通ったスジ」がないことにより、共通のアイデンティティやセキュリティ感といったものがうまく形成できないでいます。マーケティング的な観点から言うと、苦しい戦いとなってしまうのです…。 (...)"


更新状況

ディストリビューション

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GeekoCFD がやって来る…

"GeekoCFD とは 64bit 版 openSUSE 11.3 をベースにしたライブディストリビューションで、オープンソースの科学用ツール、特に計算流体力学用ツールを容易かつ迅速に導入できるようにすることを目的としています。
このライブディストリビューションは SUSE Studio で作ったもので、設定に際してはいくつか小さな問題の解決に当たり同チームにいろいろと助けていただきました。このイメージに収められているほとんどのパッケージは openSUSE 開発者やコミュニティのボランティアの手によるもので、この Geeko CFD を作ることができたのも彼らのおかげです。"

SUSE Studio: SUSE Gallery をよりセキュアに

"今週、私たちは SUSE Gallary の重要な機能の一つについてご紹介しました - アプライアンスのセキュリティ要約のことです。この情報は公開されている全アプライアンスで表示されるようになっていて、そのアプライアンスにはどんなものが含まれているのか分かり易くしてくれるものです。そのアプライアンスに望ましくないコードが紛れ込んでいないか確認するのが容易になるので、セキュリティ的な意味合いでこれはとても役に立つ機能と言えるでしょう。また、この機能により、そのアプライアンスのコンテンツがどんな感じになっているか、サッと眺めてみることもできるようになっています。"

Bugzilla

Bugzilla 関連参照リンク:


チームレポート

Art チーム

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Sirko Kemter: openSUSE T シャツの雛形

"一週間前、michl が opensuse-artwork メーリングリスト宛に「誰か次世代 T シャツをデザインしてくれない?」と依頼のポストを流しました。今度の openSUSE カンファレンス用の T シャツの雛形を考えてみるというのは、なかなかそそられる話です。これについては Javier がいいアイデアを持っていて、背景にニュルンベルクの町並みを配してみたらどうだろうかと提案してくれました。ということで、openSUSE カンファレンス用のシャツをデザインしてみたのが以下です。"
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ビルド・サービス・チーム

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osc 0.129 リリース

新しい osc クライアントへのアップデートについてのお知らせです。

Nelson Marques: Fedora 13 向けの openSUSE:Tools

"Fedora 13 向けの openSUSE:Tools を眺めていたのですが、このネーミングをもっと Fedora っぽくできるのではないかと思いました。私はそれを実現するために .spec ファイルに対するちょっとしたパッチを書いてみたのですが、うまくいったようです。加えて、新しい spec ファイルを使っていくつかパッケージをコンパイルし直して、x86_64 分だけ fedorapeople.org の自分のユーザスペースにアップロードしておきました (でもって、Fedora 13 のユーザ用に YUM リポジトリとして設定)。
これまでのところ、このパッケージである Fedora ユーザが問題に遭遇してしまっています … ユーザサイドからの危険なウィザードに答えることで xdg-utils が無理やりインストールされてしまい、これが Fedora 13 で用意されているバージョンとの間でとても解決しきれない膨大な量の依存関係が絡んだグチャグチャなコンフリクトを引き起こしてしまうのです。これをどうしたらいいものか、コミュニティの中にいいアイデアをお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか。"


GNOME チーム

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Federico Mena-Quintero: GtkFileChooser での最上位ディレクトリ

"Christian Hammond が GtkFileChooser をいじって、とってもクールなブランチを作ってくれました。これを使うと、ファイルダイアログでどこを最上位ディレクトリにするか定義することができるんです。通常だと、以下のようにファイルシステム内のどこにでも行けるようになってます: (...)"

Atri Bhattacharya: 11.4 に向けて openSUSE の GNOME のどこを料理しているか

"openSUSE GNOME チームは当初、openSUSE 11.4 にはデスクトップの一つとして GNOME 2.32 を搭載してリリースするつもりでフルスロットルで準備を進めてきましたが、その途中で、次期リリースに焦点を置き換えることを決断しました:-
* 新規パッケージ: よりリッチなデスクトップ体験のためにもっと多くのアプリケーションを
openSUSE には既にたくさんの素晴らしい GNOME/Gtk ベースのアプリが用意されてはいますが、様々な要望に応えるべく、ビルド・サービスのプロジェクト GNOME:Apps 及び GNOME:Factory にもっと多くのアプリを集め始めていくいいきっかけになるのではないかと考えました。こう決めた後、既にいくつかのパッケージについては作業が始まっていて、それぞれのリポジトリから手に入るようになっています。新しいアプリケーションの状況についてはこちらから追跡できるようになってます。これらのパッケージの多くはレビューを経た後 Factory に入り、いくつかはデフォルトの openSUSE GNOME デスクトップ用パッケージの一部となっていく予定です。
特に便利だったり印象深かったりしたアプリケーションなどがありましたらパッケージ化のリクエストをいただけるとありがたいです。あるいは、本気でやってみたいと思うようでしたら #opensuse-gnome IRC チャンネルに入ってみて、自分でパッケージ化に挑戦してみませんか? 新しいパッケージの要望についてはここ (訳注: この記事のリンク先原文のコメント欄) にコメント付けていただいたり、メーリングリストや IRC で発言していただいても結構ですが、openFATE でフィーチャーリクエストを挙げて「gnome-wishlist-packages」とタグ付けしておいていただいた方がより確実です。"


KDE チーム


openFATE チーム

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#310448: Linux デスクトップの反応性に対するパッチ

"大きな I/O を伴う操作をすると、インタラクティブなパフォーマンスが落ちたり I/O 待ち時間が長くなってしまったりします。
https://bugzilla.kernel.org/show_bug.cgi?id=12309
これを解決できるかもしれないのが以下です。
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=ODU0OQ
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=ODQ3OQ "

#310449: nouveau を簡単に止められるように

"openSUSE 11.3 ではデフォルトで nouveau が使われるようになっています。これを使わないようにするには、/boot/grub/menu.lst にカーネルパラメーターとして nomodeset を追加し、sysconfig エディタで no_kms_in_intrid を指定しなければいけません。この両方の設定を、sysconfig エディタをいじるだけで簡単に済ませられるようにできないものでしょうか?"

#310451: KDE スタートアップの改善

"openSUSE は起動時間の短縮については目覚しい成果を挙げてきています。今日、コンピュータの電源スイッチを入れてからデスクトップが開いて操作を始められるまでのトータルな時間のことを考えると、どうも KDE の起動に要する時間がボトルネックになっているように思えるのです。 (...)"

#310463: Qt Creator 2.x.x

"これを採用すれば、C++ でソフトウェアを書いてみたいという人にとっては強力な助っ人になってくれるものと思います。私は現在学んでいる最中なのですが、どうしたら動くようにな り、どうしたら動かなくなってしまうのかを見ていくうえでもとても役に立つプログラムだと思います。とてもパワフルな言語です。"

#310464: テキストモード時のコンソールの色を変更する

"(CUI で使うときの) YaST のコンソールの色を変えられるようにしたいという要望です。そして、緑色をコンソールのデフォルトとしましょう。だって、緑色が openSUSE のカラーじゃないですか。そして、起動時のコンソールの色は、起動関連のログが見やすいように白地にしておきましょう。"

#310469: news.opensuse.org に新しいカテゴリを

"openSUSE-Education コミュニティは、投稿を「Communities」以下ではなく、もっと特定したカテゴリ以下に集約していきたいと考えています。私たちが投稿する時用に「Communities」以下に「Education」というサブカテゴリを作ってもらえたら、私たちの間で今どんなことが進行中か、見る人にもっと分かり易くなると思います。"

#310472: GStreamer コーデックを自動でインストールできるように

"PackageKit を使うと、必要な時にまるで手品のようにコーデックをインストールすることができてしまいます。とはいえ、これが可能かどうかは、コーデックを同梱する RPM にいくつかの Provides が記述されているか次第です。なので、そういった Provides を作成するスクリプトを追加し、もしそのスクリプトがあるなら呼び出すように RPM を変えていく必要があります。"


翻訳 (Translation) チーム

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翻訳(ローカライゼーション)


コミュニティ内での出来事

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Bruno Friedmann: さあ皆さん! Bacula 開発者カンファレンスに参加しましょう

"スイスのイヴェルドン・レ・バンで9月26、27、28日に開催される Bacula 開発者カンファレンスで開発者やパッケージャーの皆さんとお会いしたり、そこでいろいろな体験ができるであろうことを、とても楽しみにしています。
同イベントについての一次情報: bacula.org のカンファレスンスページ
Bacula がどのようなものなのかご存じない? でしたら簡単にご紹介しますと、エンタープライズ向け IT に欠くことのできないコンポーネントの一つだということになります。データをバックアップするだけでなく、必要に応じていつでもバックアップを復元することができるのです。そんなの当たり前だろうって、笑いましたね? 多くのバックアップソリューションだと (それがプロプライエタリなソリューションであっても) 最後のこの肝心なところがこけてしまったりするものなのです。"

イベント & ミーティング

終了分:


近日開催:


耳で聞く openSUSE

  • openSUSE ウィークリー・ニュースのドイツ語版をライブ・ストリームまたはポッドキャストで聴取することができす。http://blog.radiotux.de/podcast より聴取またはダウンロードしてください。

Ambassador 通信

Nelson Marques: 計画中: ポルトガル語コミュニティ人口調査!

"ブラジルに住む Ambassador にして openSUSE コミュニティの献身的な Member でもある Carlos Ribeiro と長いこと話し合った結果、我々ポルトガル語圏のユーザについてもっと詳しいデータを集める必要があるという点で意見が一致しました。このために、ポルトガル語圏で openSUSE Linux を使っていたりご存知だという人たちからなるコミュニティ全体を対象としたアンケート調査を実施したいと思います。"

Nitin Sookun: モーリシャスの openSUSE

"Linux ユーザ仲間の協力を得て、モーリシャス大学で openSUSE のマーケティングイベントを開催したいと計画しています。
同大学の学生組合からも賛助を得ることができましたので、ブースを展開して、インターネット接続環境を作り何台かノート PC を展示しようと考えています。イベントは大学キャンパス内で開催されますので、工学部、コンピュータサイエンス学部の学生たちを中心にアピールしていきたいと思ってます。 (...)"

Kostyantyn Ovechko: ウクライナ、ハリコフ (Kharkov) で開催される FOSS 2010 カンファレンス

"私の教え子たちが、ウクライナ、ハリコフの大学 (KSTUCA) で FOSS カンファレンスを開催すべく準備を進めています。
予定では、期間は2010年12月15-16日の2日間です (参照: http://kmit.110mb.com )。
皆さんからの助言や、参加したいという要望がありましたら大歓迎です! (...)"

Peter Michl: openSUSE 11.3 プロモ DVD ありがとうございました

"プロモーション DVD を送っていただいたことに対して、お礼を申し上げたいと思います。私は学校でこれを使っているのですが、生徒たち一人一人に openSUSE から届いた DVD を配ることができて大変嬉しく思っています。彼らは今学校で使うソフトウェアをインストールして、課題に取り組んでいる真っ最中です。また、卒業生たちからも便りが届いています。彼らも openSUSE に目をつけ、いじってみているとのこと。
openSUSE の皆さん、生徒たちへの素晴らしいプレゼント、本当にどうもありがとうございました。"


新規/更新アプリケーション @ openSUSE

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lightspark 0.4.4

"Lightspark は FLOSS の Flash プレイヤーで、Adobe からリリースされた SWF のドキュメントに基づき完全に一から書き直されています。Lightspark の特徴は:
* LLVM を使った Actionscript のネイティブ x86 バイトコードへの JIT コンパイル
* OpenGL シェーダ (GLSL) を用いたハードウェアアクセラレーションによるレンダリング
* とても便利で堅牢な最新世代の Actionscript3
* 新しく、綺麗で、コードベースで吟味されたマルチスレッディングと、最新のハードウェアに対しての最適化。公式の Flash ドキュメントがリリースされてから完全に新規に設計されました。"

OMG!SUSE! チーム:Inkscape アップデートは内容盛りだくさん!

"世界中の拡大縮小可能なベクタグラフィックスのファンはお喜びください - オープンソース界の誇る描画アプリケーション Inkscape が、たくさんの不具合修正と、アーティストが思わず作業中に興奮してしまうような数々の新機能を引っさげて 0.48 にアップデートしたのです。"

OMG!SUSE! チーム:openSUSE での Google ビデオチャット

"我らが友人 @decriptor のヒントのおかげで、openSUSE で Google ビデオチャットプラグインが動くようになりました!
ダウンロードページに行って、インストールされている openSUSE に合わせて 32bit か 64bit かの RPM を取ってきます。このプラグインでブラウザ越しにあなたが登録している Gmail コンタクトの誰とでもボイスまたはビデオチャットができるようになるんです。私は Gmail を使っていないので、このプラグインがちゃんと働くか試すことはできないんですが、こいつを使っている友人と、私の N900 (訳注:Nokia の maemo という Linux プラットフォームを用いた超高機能スマートフォン。日本未発売) の間で、ビデオチャットをすることができました。"


  • その他、最近更新されたパッケージ情報については以下もご参照ください:


セキュリティアップデート

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完全版のセキュリティ報告が読みたい場合、あるいは報告がリリースされたらできるだけ早く報せを受け取りたい場合は openSUSE セキュリティ・アナウンスメーリングリストを参照してください。

SUSE セキュリティ報告: kernel (SUSE-SA:2010:036)

  • パッケージ: kernel
  • 報告 ID: SUSE-SA:2010:036
  • 日付: 2010年9月1日(水) 11:00:00 +0000
  • 影響を受けるプロダクト: SUSE SLES 9
  • Open Enterprise Server
  • Novell Linux POS 9
  • 脆弱性タイプ: リモート DoS
  • CVSS v2 基本値: 7.8 (AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:C)

セキュリティ報告: acroread (SUSE-SA:2010:037)

  • パッケージ: acroread
  • 報告 ID: SUSE-SA:2010:037
  • 日付: 2010年9月1日(水) 11:00:00 +0000
  • 影響を受けるプロダクト: openSUSE 11.1
  • openSUSE 11.2
  • openSUSE 11.3
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 10 SP3
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 11
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 11 SP1

SUSE セキュリティ報告: kernel (SUSE-SA:2010:038)

  • パッケージ: kernel
  • 報告 ID: SUSE-SA:2010:038
  • 日付: 2010年9月3日(金) 12:00:00 +0000
  • 影響を受けるプロダクト: SUSE Linux Enterprise Desktop 10 SP3
  • SUSE Linux Enterprise Server 10 SP3
  • 脆弱性タイプ: ローカル権限の昇格
  • CVSS v2 基本値: 7.2 (AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C)
  • SUSE にデフォルトで含まれるパッケージか否か: Yes


カーネルレビュー

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Rares Aioanei: openSUSE カーネルニュース – 2010年4月9日号

"世界のみなさんこんにちは。そしてようこそ! それでは今週のカーネル開発についての最新情報について掘り進んでいこう…
- Eric Paris はいくつかの修正を notification ツリーに対して、以下のような説明をつけて行いました (「もっとも致命的なバグ (しかも inotifyにも dnotify にも影響があるだけじゃなく、fanotify がなにかを壊してしまうこともある) は「fsnotify fixが inodeと vfsmount マスクのマスクハンドリングを無視してしまう」問題を修正したら偶然にも直ってしまった。これは inotifyがリクエストしていないイベントを受け取っていたか、0マスクされたイベントを受け取っていた可能性がある。"

Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)

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デスクトップユーザ向け

Scott Photographics: GIMP で宇宙空間のような壁紙を作る方法

"このチュートリアルが、あなたに自分だけの壁紙を作りたいと思わせたり、GIMP で素晴らしい壁紙を作りたいと思ったときの手助けになればと願っています。 (...)"

Danny Kukawka: タブレット PC を補正する方法

"しばらく前から、たとえば Wacom タブレット用の X11 ドライバはインストールするだけで特に補正せずともそのまま使えるようになっていたはずです。これまで私自身は他のタブレット/タッチスクリーンドライバを試したことがないのですが、それらについてもきっとそのまま使えているのではないかと思います。しかし、時にはデバイスの補正が必要となるときもあるでしょう。
でも、例えば openSUSE 11.3 や Factory 版で Wacom タブレットを補正したいと思ったら、どこをいじればいいのでしょうか? だって、これまでそのために使えた wacomcpl パッケージはもうなくなってしまっているのですから。また、ecdev ベースのデバイスについてはどうでしょう? そう思ったら、まずは xinput_calibrator] を試してみてください。openSUSE 用のパッケージは openSUSE ビルド・サービスの私のリポジトリから入手できるようになっています。"


システム管理者向け

IBM developerWorks/Roderick W. Smith: Linux パーティションをリサイズする方法 Part 2: 上級編

"Linux システムは、よく複数のパーティションにまたがってインストールされ、それぞれのパーティションには固定サイズが割り当てられています。とはいっても、あとから要件が変わったりして、パーティションサイズを変更する必要性がしばしば発生します。Linux ではそんなときに使うツールもいくつか用意されていますが、潜在的な落とし穴や知らなきゃいけない制限事項も多く存在しているため、見た目より難しい作業となってしまっています。今回は、パーティションリサイズに関するもう少し掘り下げた問題を取り上げ、Logical Volume Management (LVM) 機能の使い方、トラブルシューティング、パーティションリサイズの代替手段について紹介します。パーティションリサイズの基本については、このシリーズの Part 1 にてカバーしています。(訳注:パート1については こちら をご覧ください。)"

IBM developerWorks/Federico Kereki: SSH ドアをロックする3つの方法

"セキュリティというものは常に、二重三重の防御網で守られるべきものです。SSH はまさにその例のひとつと呼べるでしょう。シンプルな sshd の設定に始まり、SSH を利用できるものを特定するために PAM を使うという方法、ポート・ノッキング技術を持ったアプリケーションの利用、あるいは SSH が待ち受けているということを隠蔽するという方法などが挙げられます。これらのテクニックを駆使することで、侵入を試みる者は3つの堅固なバリアを越えなければいけなくなり、大変な思いをするはめになることでしょう。"

Linux.com/Joe 'Zonker' Brockmeier: MySQL 101: Linux で MySQL DB を使う

"ある人たちは生まれついてのデータベース管理者で、他の人たちはそういった人たちにデータベース管理という仕事を押し付けているのではないでしょうか。もしあなたが前者 (押し付けられる側) で、データベースを作ったりバックアップを取ったりというような基本中の基本操作をしなければいけないようでしたら、難しそうに聞こえるけれど、実際にやってみると案外簡単だということが分かるでしょう。さあ、まずは MySQL 管理の基本から見ていくことにしましょう。"


Planet SUSE

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OMG!SUSE! チーム:openSUSE があなたのためにビルドできるものは?

"OBS とか、openSUSE ビルド・サービス (openSUSE Build Service) と呼ばれているものについて聞いたことはありますか? たぶんこの頭字語が何だかはわかっていないでしょうが、もしあなたが openSUSE をお使いなら、OBS でビルドされたソフトウェアを使っているのは間違いありません。ビルド・サービスは開発者にとって、さまざまな Linux ディストリビューションの差異を埋めるという挑戦を乗り越える価値あるツールなのです。
OBS はあなたのお気に入りのアプリケーションの開発者たちに、openSUSE、Ubuntu、Fedora それぞれの数々のアーキテクチャ向けのパッケージを作成し、配布するための使いやすいツールを提供します。開発者がコードをOBSにアップロードすると、openSUSE/Fedora と Ubuntu/Debian それぞれ向けに .rpm や .deb といったパッケージを作ってくれるようにできないか、というのがそもそもの発想でした。"

SUSE Studio:新登場アプライアンス - MiniSUSE

"かねてからお約束のとおり、今週、新しいアプライアンスが登場しました。このアプライアンスは Horváth Gergely J. によるものです。彼のもとには Amazon ギフトカードがすぐに贈られることになるでしょう!"

OMG!SUSE! チーム:Sprichst du open source? openSUSE カンファレンスを今すぐチェックしよう

(訳注:Sprichst du open source? は「シュプリッヒスト・ドゥー・オープンソース? (オープンソースを語らない?)」という感じです。)
"来る 10 月、美しいドイツの都市ニュルンベルクにて、第二回国際 openSUSE カンファレンスが開かれます。
名前だけ見てこのイベントが openSUSE 仲間たちのためだけのものだと早合点しないでくださいね。このカンファレンスはトカゲ愛好家だけのものだけではなく、オープンソースコミュニティのメンバーすべてが参加できると考えてみてください。
「発表者募集」はすでに終了していて、カンファレンスの事務局はイベントのプログラムを準備するのに大忙し。計画では、たとえば Mozilla とか Debian プロジェクトといった、オープンソース界の様々な領域から仲間たちを集めようとしています。このカンファレンスでは多くの「同じ穴のムジナ」セッション、オープンディスカッション、それにもちろん、たくさんのオープンソースのハッキングが行われ、ハッカーにもユーザーにも面白いものになるはずです!"

Matthew Ehle: openSUSE 11.3 インプレッション

"サーバーとしてのインストールで openSUSE が私のお気に入りディストリビューションとなってからも、デスクトップとして使うのはちょっとためらわれるものがありました。でも、ノートパソコンを Mint から Windows 7 と Linux のデュアルブートにしようとフォーマットしている最中、11.3 を試してみようと決めたんです。このちょっとした記事は私がインストールで経験したこととインプレッションです:
ネットワークインストール
前になんどかネットワークインストールは試したんですが、不味い結果に終わりました。でも、ネットワークインストレーションというコンセプトは本当に好きなので、11.3 ではなにか進化していないか見てみたいと思ったんです。なんてこった、私は前のリリースと似たような経験をするハメになりました。最初は完全に失敗したので、もう一度試しました。二回目のネットワークインストールは一応終わったんですが、フェイルセーフモードでしか立ち上がらなかったんです。多分なんかのパッケージが壊れたか完全にインストールされてなかったんじゃないかと思います。こんな成功率では、実世界で使うにはとても十分とはいえません。違うインストール手段を選ぶべきです。…"

Jos Poortvliet: Banshee と GNOME

"この何日かというもの、Banshee 音楽プレイヤーを触ってきました。この間の日曜日、これでちょっと遊んでみようと思って私のデスクトップシステムに GNOMEを選択して openSUSE をインストールしてみました。確かに Banshee はそこそこの出来でした - そこでノートパソコンの Plasma デスクトップにも入れました。こいつはただ一点を除けばとてもいいプレイヤーです:それは、コイツが Opeth にとってもとっても似ているという点です。しばしば私はいくつかのエレクトロニック・ミュージックをランダムにプレイするようにしておくんですが、突然曲がメタ ルっぽくなってしまうことがあるんです - Opeth を聞いているとよくそんな感じになるんですけどね。それがどうしても気に入らないというわけじゃないですが、なんでこんなことが起こるんだか分かりません ;-)"

OMG!SUSE! チーム:部族たちをお互いに助け合うようにするには

"膨大な Ubuntu の開発を牽引している企業 Canonical がこれまで GNOME プロジェクトに貢献してきた数についての批判が7月の GUADEC で噴出して以降、舞台をより広い Linux コミュニティに移して多数の議論が巻き起こってきています。ペンギンは捕まった! オープンソース界のクレーマー達からの数多くの反発に答える形で、Canonical の元 CEO である Mark Shuttleworth は部族主義についての偉大なブログ記事を書くことになりました。"


openSUSE フォーラム

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openSUSE に出戻りしました

"長いこと実家から離れて暮らしたことのある人でしたら、このスレ主の気持ちは理解できることでしょう。openSUSE は暖かくて居心地のいい「我が家」なのです。オランダ人であれば「Hygge」とでも呼ぶのでしょうね。"

テーマを変更したらクラッシュ

"アップグレードすると何か問題が起こるというのは良くあること。古いユーザアカウントの残滓が新しい OS でコンフリクトを起こしてしまうことだってあり得るのです。この問題を切り分けていくためには、いくつか簡単なステップを踏んでいく必要があります。"

Google ビデオ/チャットプラグイン

"これと「電話をかける」機能については、多くの人が興味を抱いているようです。しかし、.rpm が公開されるまでどれだけ待たなければいけないのでしょうか?(訳注: 現時点では openSUSE 用の RPM パッケージもダウンロード可能となっています) 私は Mint 9 に入れてみて、うまく動いてくれるのを確認しちゃいました。"

openSUSE がプライマリ HD を sda じゃなく sdb として認識してしまう

"複数のハードディスクがつながっていると混乱が起こりやすいものです。BIOS の設定だけでなく、SATA のソケット順や、SATA と PATA/IDE が混在しているかどうかなどの要素もこういった混乱を引き起こす原因となり得るのです。"


Web 上の記事から

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お知らせ

KDENews/Sebastian Kügler: KDE 4.5.1 をリリース

"本日、KDE プロジェクトはアプリケーション、プラットフォーム、Plasma ワークスペースの集合体を 4.5.1 としてリリースしました。このリリース番号の重要な点は 4.5.0 のバグ修正だということです。4.5.0 はたったの 3 週間前にリリースされ、毎月のサービスアップデートを受けたのです。4.5.1 はこのシリーズの最初のバグフィックスおよび翻訳アップデートです。このリリースでは安定性が向上し、ユーザーエクスペリエンスもより向上しましたが、大きな新機能やユーザインタフェースの大変更といったものはありません。4.5.1 は 4.5.0 をお使いの方ならだれでも安心してアップデートしていただけます。4.5.1 は「Cronjob」というあだ名がついていて、これは cronjob のように KDE プロジェクトから定期的に出されるものだという意味です。
このリリースはいくつかの重要なバグの修正、Plasma Desktop と多くのアプリケーション・ユーティリティのさらなる安定性とよりよい機能により、4.5 のユーザーは喜びを得ることでしょう。多くの進化の詳細は Changelog をご参照ください。"

KDE News/Sebastian Kügler: 次世代の KDE の Kontact のテストにご協力を

"KDE PIM チームは次世代グループウェアクライアントスィート Kontact のベータバージョンを提供できるようになりました。新しい Kontact はアプリケーション間でオンラインサービスでデータを共有できるインフラストラクチャ Akonadi フレームワークにより作られています。Akonadi 統合がすでに成された最初の部分は 4.4 で提供された KAdressBook で、このベータは、例えば新しい KMail2 で利用されている電子メール機能など、Kontact が利用している Akonadi の他のコンポーネントの殆どを含んだバージョンです。
Akonadi ベースの Kontact は KDE のグループウェアアプリケーションの進化への大きな一歩を示したので、KDE PIM 開発陣はこの部分について機能ベースのリリーススケジュールを取ることを決めました。準備ができ次第リリースされますが、今年中に可能だとまだ考えています。コミュニティの十分なフィードバックがあればこの日程は守れると思いますので、どうかこのベータをお試しになって、できれば bugs.kde.org のバグレポートの形式で、フィードバックをいただければと思います。"

VMware と Novell、VMware® 向け SUSE Linux Enterprise Server を提供

"本日 VMworld 2010 の会場で、VMware と Novell により、2010年6月に発表された両社の幅広いパートナーシップの第一歩として、VMware® 向け SUSE Linux Enterprise Server の提供を開始したとの発表がありました。このソリューションは IT の複雑化を緩和し、お客様が完全仮想化されたデータセンターへ移行するのを加速すべくデザインされています。VMware® 向け SUSE Linux Enterprise Server により、VMware vSphere™ ライセンス及びサブスクリプションをご購入いただいたお客様は、追加コストなしで VMware® 向け SUSE Linux Enterprise Server に対するパッチ及びアップデートのサブスクリプションも受け取ることになります。更に VMware は、シームレスなサポートが受けられる VMware® 向け SUSE Linux Enterprise Server を対象としたテクニカルサポートサービスを、同社から直接、あるいはソリューションプロバイダーパートナーのネットワークから購入できるというオプションも提供していきます。このユニークなソリューションにより、お客様は VMware vSphere 上で走るエンタープライズオペレーティングシステムの採用とメンテナンスに要するコストを削減し、複雑さを緩和できるという恩恵を享受することができるでしょう。"

LinuxCon 2010 のカンファレンスビデオを見るためにサインアップしよう

"Linux Foundation は LinuxCon 2010 のすべてのキーノートといくつかのカンファレンスセッションのビデオプレゼンテーションをご提供できることを喜んでお知らせいたします。"

PostgreSQL 9.0 リリース候補版 1

"PostgreSQL 9.0 の最初のリリース候補版が利用可能になりました。最終版リリースが出たらすぐに乗り換えられるように、なるべく早くダウンロードしてテストしてみてください。すべての既知のバグは修正されているはずなので、バグを見つけ次第すばやくお知らせいただくことが必要です。
注意しておきますが、システムカタログの変更に伴い、9.0 ベータバージョンからのアップデートにおいては、initdb およびデータベースの再読み込み必要です。皆さんにはこの機会に pg_upgrade をテストされることをおすすめします。ぜひ結果をお知らせください。"


参加者募集

Phoronix: 2010 Linux グラフィックス・サーベイ

"私たちは過去三年にわたって、数万人のユーザーにビデオカードの好み、ドライバの情報、その他 Linux グラフィックススタックに対する質問を行う、年間 Linux グラフィックス・サーベイを主催してきました。開発コミュニティに、どんなビデオハードウェアが使われていて、どんなオープンソースあるいはクローズドソースのドライバが選ばれ、その他開発者と Linux コミュニティを助けるような関連する情報を提供するため、今年もまたサーベイを行ないます。"

ApacheCon North America 2010:受付開始!

"ApacheCon、Apache Software Foundation による公式なユーザーカンファレンス、トレーニング、展示会が、初心者、中級者、上級レベル向けの、技術的、ビジネス、コミュニティ視点のセッションとともに、アトランタに帰ってきます。ApacheCon の今年のテーマは「サーバ、クラウド、そしてイノベージョン」で、実際の問題や現実世界でのソリューションを実例とした、現実的で、プロフェッショナルに直結したプレゼンテーションが行われます。”


レポート

The Register/Cade Metz: SUSE Linux、「敵」の仮想化ハイパーバイザに鞍替え

"VMworld 奇妙なベッドの友、VMware と Novell は公式に VMware 向け SUSE Linux Enterprise Server、つまり VMware の vSphare hypervisor を抱合せにした Novell のオープンソース OS を発表しました。"
訳注:今まで Novell (SLE) で仮想化といえば Xen サポートだったのに……という皮肉でしょう。

OStatic/Lisa Hoover: Google Wave の次に来るもの

"Google Wave はスナギーみたいなものです。見た瞬間にすごいと思うか、なんでみんな大騒ぎするのかよくわからないと思うかです。先月 Google が Wave の開発を停止し、そのコードをオープンソースにして欲しい人には公開するという計画を発表したとき、ほとんどのユーザーがあくびをしている中、何人かのユーザーは Wave にぞっこんだったのです。もしあなたが「Wave 大好き」陣営に入り込んでいるなら、Google Wave チームが今は亡きプロジェクトのために新しいプランを持っていることを知って喜ぶでしょう。
ソフトウェアエンジニア Alex North は「箱入り Wave」 (Wave in a Box) を発表しました。これはユーザーが自分自身の Wave を自身のサーバーおよびハードウェアで動かすことができるものです。このアプリケーションが箱から出されて動き出せば、便利さや機能は開発者やエンタープライズを楽しむ人たちがこれから何を作りだしたいかによって決まると言えるでしょう。"

TheEthicalHackerNetwork/Wardell Moteley: Maltego 3:ファーストルック

"Roelof Temmingh, Andrew Macpherson とそのチームが Paterva の置き換えとして開発した Maltego は、素晴らしい情報集積ツールで、あなたが選んだ要素間の共通の信頼関係を理解するためにグラフ化してくれるものです。今のところ Maltego 3 は Windows と Linux 向けです。Apple ユーザ向けにもリリースされますが、今のところはまだです。"

M. Fioretti: OpenOffice.org カンファレンス 2010: 次の10年に向けて

"OpenOffice.org カンファレンスは OpenOffice.org の 10 歳の誕生日を祝ってブダペストで昨日の朝から始まりました。こちらは現場からの第一報です。
オープニングセッションはクールなひとときでした。場所的な意味でも (ハンガリー国会議事堂)、内容についても。カンファレンスは議事堂のすばらしいホールで始まりました。ところで、最初に記しておきたいのは OO.o だけの問題じゃなく、FOSS とプログラミングの世界で一般的な問題についてです:ホールには 150 人ほどの人がいたのに、女性は 10% もいなかったんですよ。OO.o もほかの FOSS のユーザーも 90% は男性だってことはあるはずがないのに。違いますか? 閑話休題。(...)"


レビュー/エッセイ

InfoWorld/Simon Phipps: GNU/Linux: ついに、真の「自由」ソフトウェアに

"いくつかの古いソースコードが Sun から 1984 年に「自由でない」ライセンスを与えられてからというもの、ついに解き放たれるときがきました。glibc およびそれを使って作られたすべてのライセンスは今や純粋に「自由」なライセンスとなったのです。
これは驚くべきことかもしれませんが、今までのすべての Gnu/Linux ディストリビューションは、オープンソースの定義にも、Free Software Foundation のフリーソフトウェアライセンスへの要求のどちらにも厳密には合致しないライセンスによるすばらしいソフトウェアで作られていたのです。Red Hat のハッカーの不屈の努力により、皆にとってのこの問題がついに解決されましたが、私がその一助となれたことは誠に誇らしく思います。(...)"
訳注: この記事で取り上げられている glibc のライセンス問題については、この記事を参照してください。


警告!

ZDNet/Ryan Naraine: Google Code プロジェクトサイトに寄生したマルウェア

"Zscaler の研究者の報告によると、悪意のあるハッカーが Google Code リポジトリを、トロイの木馬、セキュリティの裏口、パスワードを盗むキーロガーの寄生場所にしているとのことです。
研究者の発見したところによると、無償の Google Code サイトにホストされている悪意のあるプロジェクトには、50以上もの実行可能なマルウェアがプロジェクトのダウンロードセクションにおいてあるとのことです。"


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