openSUSE Weekly News/112
openSUSE ウィークリー・ニュースは多くの言語に翻訳されています。現在購読可能な翻訳版については こちらをご覧ください。 |
openSUSE ウィークリー・ニュース 第 112 号へようこそ!
今週の見出し:
- openSUSE Wiki のレビューに協力してくださる方を表彰
- Michal Hrušecký: openSUSE 11.3 公開仮想マシン
- Jared Ottley: Alfresco PDF ツールキット
- モニタのリフレッシュレートを120htz にする方法
- Guillaume DE BURE (gdebure): KMyMoney テスター募集
お知らせ
- openSUSE Wiki のレビューに協力してくださる方を表彰
- "私たちはここしばらく、英語、ドイツ語の Wiki について使い易さを向上させていくための試みにコミュニティからの協力をお願いし続けてきました。つまり、openSUSE 関連のドキュメントを展開するうえで Wiki が最高の場所となるよう、現在あるページについてのレビューに参加してほしいと呼びかけてきたのです。おかげさまで、この取り組みを始めて以来多くの作業が進みました。この場を借りて、これまで精力的に取り組んでくださってきている皆さんにはお礼を申し上げたいと思います。Wiki、フォーラムの関係者が協力し合って openSUSE の Wiki をより良いものとすべく事にあたる様子は、非常に素晴らしいものです。...まさに、偉大なるコミュニティの魂 (スピリット) と言えるでしょう!"
- 新しいサイトを立ち上げました
- "こちらのメーリングリスト (opensuse-marketing) にも、新しく http://opensuse.hu というウェブサイトを立ち上げたことをお知らせしておきたいと思います。このサイトはユーザをそれぞれ適切な場所へ案内したり、必要な情報を見付け出すのを助けることを目的としていて、内容は頻繁に更新されるものではありません (opensuse.org のポータルページと同じような機能です)。"
更新状況
ディストリビューション
- Michal Hrušecký: openSUSE 11.3 公開仮想マシン
- "私は openSUSE コミュニティが本当に好きです。11.2 がリリースされる前に、インストールすることなく新しい openSUSE を試してみることができたのを憶えてますか? そうです、コミュニティ仲間の Jaromír Červenka がまたやってくれました。元々のチェコ語でのブログはこちらです。チェコ語は読めないという方のために、要旨を英語でご紹介しましょう。
- 昔あるところに、とある仮想マシンがありました。それは KVM を使ったもので、優しい libvirt によって管理されていたのですが、訪れる人は少なく、淋しい思いをしていました。でも、その仮想マシンは若く、フレッシュな新しい openSUSE でしたから、もっともっと多くの人に来てもらいたいと願いました。なので、Červajz はファイヤーウォールに通り道を開けることにしました。そしてついに、その仮想マシンには ssh、vnc で入ることができるようになり、更にウェブサービスとしても公開され、皆さんと語り合うことができるようになったのです。"
ビルド・サービス
- ビルド・チーム・ミーティング
- "ミーティングの議事録"
- OBS 1.7.1 リリース
- "openSUSE ビルド・サービス・チームは、皆さんへの週末のプレゼントとして OBS 1.7.1 をお届けいたします。いつものように、openSUSE、SLE 用の RPM として openSUSE:Tools プロジェクトで公開してあります。OBS アプライアンスも同時にアップデートされています。"
Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)
デスクトップユーザ向け
- Ghacks.net/Jack Wallen: OpenOffice へ移行し易くするために役立つこと
- "オフィススイート。一般的なユーザにしてみれば、これがパソコンに入っていないと話になりませんね。ビジネスを円滑に進める、図を描いたり小説を書いたりする、また、コミュニケーションを深めるために大活躍してくれるものです。しかし、これまで Microsoft Office やその他のオフィススイートを使ってきた人にとってはどういう意味を持つものなのでしょうか? これまでとは違うオフィススイートを使うとき、人はどんなところを効率的だとか親しみ易いとか感じるものなのでしょうか - 特に、あまりじっくりと比較してみる時間がないような場合は? 実はそれほど難しいことではありません。結局のところ、ほとんどの部分で、必要な機能は既に実装されているのですから。"
開発者/プログラマ向け
- Miguel de Icaza: ソリューションファイル (Solution Files) のない実行ファイルをデバッグするために MonoDevelop を使う
- "時々、(Visual Studio でいうところの) ソリューションのない Mono のプログラムをデバッグする必要にかられることがあります。例えば、Makefile を使ってコンパイルされたプログラムや、RPM でシステムにインストールされたプログラムなどがそれにあたります。
- そういった時にしばしば私が解決法としているのは、最新の注意を払いつつ Makefile から必要なソースファイル全て、コマンドラインオプションその他リソースを探してコピーした MonoDevelop のソリューションを作ってしまう、というものです。言い換えると、MonoDevelop の優秀なデバッガを使えるようにするには、とんでもなく面倒な前作業が必要となる、ということです。"
- Database Journal/Rob Gravelle: MySQL のクロスタブクエリでの複数統合列
- "MySQL のクロスタブには、2つ以上のフィールドを表の状態で統合するという機能があります。複数のフィールドが統合されたクロスクエリでは、2つの異なる関数が同じフィールドに適用されたり、1つの関数が同軸 (同じ列もしくは行) 上にある複数のフィールドに適用されたりすることになります。Rob Gravelle が紹介してくれるのは、列内にグループ化されたレベルを作成するために2つの異なる関数を1つのフィールドに適用する方法です。"
システム管理者向け
- HowtoForge/Falko Timme: openSUSE 11.2 に PHP5 と MySQL をサポートする Lighttpd をインストール
- "Lighttpd はセキュアで高速な標準準拠のウェブサーバで、スピードが強く求められる環境向けにデザインされています。このチュートリアルでは、openSUSE 11.2 サーバに (FastCGI を通じての) PHP5 サポートと MySQL サポート付きで Lighttpd をインストールする方法をご紹介します。"
新規/更新アプリケーション @ openSUSE
- Packman: opensonic
- "Open Sonic は、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の世界観を元にしたフリーでオープンソースなゲームです。
- このゲームでは、共同プレイというちょっと変わった遊び方をすることができて、そのモードでは3つのキャラクターを同時に操作することができます。似たような他のゲームと違い、Open Sonic ではプレーヤーとそのレベルは密接な関係を持っています。このゲームは単なる「飛んだり走ったり (jump'n'run)」のゲームに止まらず、レベルアップするためにはユーザは戦略を練らなければいけないのです。"
- Klaas Freitag: ドキュメントをテンプレート化するシステム、Kraft
- "Kraft が開発されている最も重要な目的は、完璧な品質のビジネス文書を作成することです。文書というものはお客様に向けられる大切な顔で、ビジネスを代表するものですから、最高の出来栄えが求められるものです。ASCII モードの24針プリンタで請求書が印刷されていた古き時代はもうとっくに過ぎ去っているのです。 ;-)
- 文書というものは、小さな会社であれば会社のロゴ入りの用紙に何かが書き込まれているだけのものかもしれませんが、「企業のアイデンティティー」を代表すべきものなのです。Kraft では、そういった用紙に綺麗に印刷することができなければなりません。そのためには、例えば、お客様の住所をあと5ミリ上に印刷したいだのといった場合、レイアウトが好きなように組めること、Kraft をコンパイルし直さなくても済むことが大切なのです。"
- Petr Mladek: OpenOffice_org 3.2 バグフィックスリリースの openSUSE 用パッケージが公開されました
- "openSUSE 用の OpenOffice 3.2 アップデート版パッケージが公開されたことをお知らせいたします。これらのパッケージはビルド・サービスの OpenOffice.org:/STABLE プロジェクトから入手可能で、いくつか便利な修正が施されています。そのうちの最も重要なものの一つは、いくつかのロケールにおいて日付の編集機能が壊れていたことに対する修正です。OpenOffice.org 3.2 リリースの詳細については、以前のお知らせも参照してください。"
プロジェクト・コーナー
Mono プロジェクト
- Miguel de Icaza: MonoDevelop での MeeGo サポート
- "MeeGo で動くデバイスをターゲットとしたアプリケーション開発サポートを、MonoDevelop の trunk に取り込むことができました。
- MeeGo は Linux ベースのオペレーティングシステムで、モバイルコンピュータや組み込みシステム、TV や電話で使うことを前提にデザインされています。開発者は通常 MeeGo デバイスを開発プラットフォームとして使うことはないのですが、展開するプラットフォームとしては視野に入れているのです。"
Planet SUSE
- Vincent Untz: cups-pk-helper について
- "これまで大きく取り上げられることのなかった cups-pk-helper が、どうやらうまく動くようになったようです。更に多くのディストリビューションで採用してもらえるように、cups-pk-helper に残っている問題を解決していこうと思います。 :-)
- 一年半前のことになりますが、openSUSE 11.1 のためにプリンタの設定を簡単にしようと思い立ちました。ごく自然なことですが、まずはsystem-config-printer(訳注: RedHat が開発したプリンタ設定ツールル。Fedora、Debian、Ubuntu などで採用) を取り込んでみました。それはちゃんと動くし、メンテナンスもされてるし、他のディストリビューションでも実績があります。でも、セキュリティチームは CUPS のデフォルト設定をそんなに公開してはダメだと言ったので(いい理由ですね)、結果として何度も root のパスワードプロンプトが表示されることになり、エンドユーザーにとってはちっともクールじゃないものになりました。そこで考えました: CUPS の設定全部を許可したくなかったら、細分化した権限を持たせるってメカニズムを使えばうまく行くんじゃないか... ちょうどそこにPolicyKit と呼ばれるクールで小さなプロジェクトがあってこれが助けになると思いました。これが cups-pk-helper の誕生した理由です。"
- Ben Kevan: openSUSE 11.2 ビデオ – eWEEK ラボにて
- "eWEEK ラボの Jason Brooks と Andrew Garcia は Novell の最新のコミュニティ主導の Linux OS である openSUSE 11.2、これは公式の openSUSE の最新版であり、オープンソースソフトウェア界にもっとも優れたものとして提示されたものですが、について議論しました。openSUSE 11.2 が他の Linux のライバルと差をつけているのは、コミュニティソフトウェアの貢献を公式なディストリビューションが提供しているパッケージとして扱っていることにあると思われます。これらのコミュニティソフトウェアは長いこと SUSE ディストリビューションの「パワーユーザー」に向けて選ばれてきており、そのため openSUSE 11.2 は非常に設定が容易です–しかし他の Linux ベースのオペレーティングシステムのオプションに比べ、混乱の元となりえます。"
- Jared Ottley: Alfresco PDF ツールキット
- "何週間か前、Alfresco PDF ツールキットと呼んでいるものの最初の版を Google Code にリリースしました。
- Alfresco PDF ツールキット、元々私がつけた名前ははpdf拡張というものでしたが、しばらくはそのまま放置されていました。最初は私の個人的 SVN サーバーでホストされており、そのなかのAlfresco SVN レポジトリにありました。最初はこのプロジェクトは初期のAlfrescoの顧客の要求に答えるための一時しのぎの片手間仕事でした。コードは隅に追いやられてごく稀にしかアップデートされませんでした。Alfresco の新バージョンが出る度にリビルドしてちゃんと動くか確認しましたが、ただそれだけでした(たしかオリジナルは 2.1 または 2.2 のために作ったんだと思います)。"
openSUSE フォーラム
- モニタのリフレッシュレートを120htz にする方法
- "この話題は、Linux 全般の中でまだまだ戸惑いやすい領域だと言えるでしょうね。というのも、nvidia の設定ではもっと高解像度が得られるのに、システムによっては解像度が変えられなかったりする (しばしば、50といった低い値にしかならない) からです。ともあれ、ここにはいくつか役立つ情報が挙げられています。"
- Dolphin/Nepomuk 関連ニュース
- "きっとたくさんのユーザがこの件については気にかかっていることでしょう。いろいろ厄介な件で、KDE 内外で - まぁ、ほとんど外から見てですが - 問題視されているものです。ここを見ることでなんとか安定させることができるといいのですが。"
- KDE4.4.0 に戻す?
- "やめておいた方が無難です。バージョン変更ということになるのですが、ユーザは 'dup' 一発でリポジトリを全部一括で同期させたようとしたりするのですが、ソフトウェア管理で少々こんがらがったことになり易いのです。"
- ファイルマネージャー - スーパーユーザモード?
- "言うまでもなくこれは新しいユーザや最近 KDE 3 から乗り換えたユーザにとって混乱の元となるものですが、実はその仕組みはいたってシンプルなのです。"
Web 上の記事から
お知らせ
- Nat Friedman: ハッカーメドレー #3
- "アレックスと私はポッドキャストハッカーメドレーの第三話を何日か前に公開しました。この回では node.js、tornado、WebSockets について触れています。今すぐチェック!
- 私はこのポッドキャストを作るのを本当に楽しんでます。このポッドキャストでホントに新しい学習曲線を描きはじめるよいきっかけになると思います。私たちは NPR よりマネーの惑星にてを参考にしました。短くて、説明上手なポッドキャストであって、皆さんを啓発し、願わくば退屈でもなく、くだらない内輪受けやゴシップだらけでもないものを目指しています。"
- Apache Software Foundation、Apache HTTP Web サーバ15周年を発表
- "フォレストヒル、メリーランド、2010年2月23日 -- Apache Software Foundation (ASF) -- 138個ものオープンソースプロジェクトの開発者、世話役、そして保育器である -- は本日、Apache HTTP Web サーバーが15周年を向かえたことを発表しました。
- ASF の最初のプロジェクトはその開始からわずか6ヶ月で世界でもっとも著名な Web サーバソフトウェアの地位を占めました。Apache HTTP サーバは今や世界中で約112万のウェブサイトを運営しています。"
参加者募集
- Guillaume DE BURE (gdebure): KMyMoney テスター募集
- "前にブログエントリで書いたように、私たちは今 KMyMoney と gnucash のデータ交換ができるように作業を進めているところです。この機能は SVN バージョンではすでに使えるようになっています。今、これらのインポート機能をテストしてくれるボランティアを探しています。もしあなたが KDE のファイナンス機能に興味があるなら、SVNバージョンを取得して試して、もし問題を見つけたら 私たちに教えてください。
- 話変わって、KMyMoney チームが私たちがテストのために戯れることができるいろんなファイルをくれたことにとても感謝したいと思います。:)
- 付け加えれば、Alvaro がブログに書いたように、私は KDE ファイナンス・スプリントに参加することにしました。"
レポート
- h-online/Thorsten Leemhuis: Kernel Log: Linux と 4Kバイトセクタを持つハードディスク
- "将来的には、fdisk は最適なパフォーマンスでデータを格納するために4Kバイトセクタを持つ新しい種類のハードディスクについてもパーティションを制御できるようになるでしょう。リアルタイムLinuxの開発者たちはすでに新しいカーネルバージョンをリリースしており、2.6.32.9 および 2.6.33 へ入れ込む作業も始まっています。"
- Bear454: openSUSE Community: openSUSE のエコシステム、パート2
- "2月4日の火曜日、Bellingham Linux Users Group (BLUG) の皆さんに、openSUSE 11.2 をデスクトップ OS として使うこと、そしてopenSUSE Linux ディストリビューションを最高のものにしているあまたのプロジェクトおよびコミュニティを概観する「ツアー」を題材にしてお話させていただきました。忘れてしまっている人もいるかもしれませんが、このエントリにはこのときの私の議論を記録したものの第二段です。"
- Klaas Freitag: Tokamak4
- "この7日間というもの、KDE Plasma チームの開発者ミーティング、Tokamak4 をここニュルンベルグの Novell オフィスでホストしてきました。これは24人のKDE愛好家たちがKDE sortware compilation のもっとも重要な部分の一つをハックするさまをみることができるということで、SUSEにとっても素晴らしいことでした。
- 月曜日に、Maxtorhof にて、関係者だけでなく私たちが全員携わる領域である Plasma についての実に興味深い四つのセッションを含んだ公開イベントに参加するという喜ばしい体験をしました。Will Stephenson は昔 SuSE が KDE スプリントをホストしてたと古き時代と同じように、会場の明かりを落としていました。私たちは Tokamak4 の会期中ずっと「開発者ミーティング」と呼んでいましたが、思うにKDEスプリントと基本的には同じものだったと感じています。Tokamak4 は Schanz という、まだ SuSE の持ち物ではありますが近年使われていなかったオフィスで行われました。Will は何人かの著名な KDE 開発者の、何人かはまだ髪の毛がふさふさしていて今のようにはげておらず、KDE3 をハックしているクールな写真を持っていました。それは多分2003年のミーティングのもので、多くの人たちが未だにコミュニティ周辺にいることを見ることができることは素晴らしいことだと思います。私にとっては2003年のは最初に参加した KDE ミーティングで、私のスキャンアプリケーション Kooka について作業していました。楽しいですね。"
- h-online/Linux カーネル 2.6.33 リリースされる
- "Linux カーネル 2.6.33 が、2.6.32のリリースからちょうど2ヶ月半を経てリリースされました。もっとも注目すべきなのはNVIDIAグラフィックスハードウェア向けのオープンソースドライバが入ったこと、サーバーのダウンタイム現象のためのレプリケーションソリューション、「ATA Trim」のサポート、それからたくさんの新しい、または進化したドライバーが含まれていることです。"
レビュー/エッセイ
- opensource.com/Chris Grams: 「オープンソース流」へのハンドブックを「オープンソース流」で書くこと
- "Seinfeld (訳注:アメリカのテレビコメディシリーズ) で、Kramer がコーヒーテーブルについてのコーヒーテーブル本 (訳注:コーヒーテーブルで読むのにふさわしい大型の豪華本)を書こうと思いついたエピソードを覚えていますか? 私はいつもこれはエレガントなアイディアじゃないかと思っていました。それで、何ヶ月か前に、Red Hat のコミュニティアーキテクチャチームの何人かの頭のいい連中が似たようなエレガントなアイディアを出してくれたんです:
- オープンソース流のコミュニティを作ることについての本を書く... そしてそれをコミュニティで、オープンソース流に。つまり、テキストをアップロードして自由に公開して、貢献したいと興味を持った人ならだれでもそうできるようにして、なにが起きるか見守ったのです。"
- DesktopLinux.com/Eric Brown: OpenSUSE 11.3 第二のマイルストーンに到着、KDE 4.4 デスクトップをひっさげて
- "Novell がスポンサーをしている openSUSE プロジェクトは openSUSE 11.3 のマイルストーン2をリリースしました。これには Linux 2.6.33、GNOME 2.3 beta、新しいネットワークセキュリティスタックが含まれます。openSUSE 11.3 マイルストーン2はまたKDE4.4デスクトップのデビューの場でもあり、これにはネットブックインタフェースや、さらに新しいタブ機能とソーシャルネットワーキング機能が含まれています。
- openSUSE プロジェクト、これは Novell の SUSE Linux に対するコミュニティベースの上流ソースの役割を果たしているものですが、11.3 のマイルストーン1をこの1月にリリースしました。openSUSE 11.3 は、最終リリースを7月に予定していますが、収録オープンソースソフトウェアのアップグレードとして Linux 2.6.33、OpenOffice 3.2 Beta4、VirtualBox 3.1 beta 1、Mono 2.6 などを提供しています。"
- guardian.co.uk/Bobbie Johnson: オープンソースの利用が「国家の敵」となる?
- "アメリカ合衆国著作権ロビーは長らくオープンソースソフトウェアに対して反対の意を表明してきました - そして今、インドネシアがこの考えを政府機関に広めるための戦場となりつつあります..."
LOL
- TechSource/jun auza: 世界一おかしいコンピュータ写真集
- "世界一おかしいコンピュータ写真:笑う時間だよ! 私たちがこのブログで提供したコンピュータについての笑える引用を楽しんでいただけたと思いますが、さらに勢いをつけるために世界でもっとも笑えるコンピュータ関係の写真集をポストしようと決めました。これらのバカバカしいイメージはぼくが何年もかけて集めてきたもので、ぼくが思い出せるかぎり遡ってハードディスクから取り出してきたものです。だから何枚かはもう見たことがあるやつかもしれませんが、それでもなお楽しんでくれると願ってます。おしゃべりはもう止めて、どうぞ、これが世界一おかしいコンピュータ写真集ですよ: ..."
イベント/ミーティング報告
近日開催のイベント/ミーティング
セキュリティアップデート
完全版のセキュリティ報告が読みたい場合、あるいは報告がリリースされたらできるだけ早く報せを受け取りたい場合は openSUSE セキュリティ・アナウンスメーリングリストを参照してください。
SUSE セキュリティ要約レポート: SUSE-SR:2010:005
- 報告 ID: SUSE-SR:2010:005
- 日付: 2010年2月23日(火) 14:00:00 +0000
- クロスレファレンス(相互参照): CVE-2008-5624, CVE-2008-5625, CVE-2008-5814
- CVE-2008-7248, CVE-2009-2625, CVE-2009-2626
- CVE-2009-2687, CVE-2009-3546, CVE-2009-3560
- CVE-2009-3602, CVE-2009-4017, CVE-2009-4142
- CVE-2009-4214, CVE-2010-0283, CVE-2010-0562
統計情報
括弧内の数字は先週と比較しての増減を表しています。
opensuse.org
交流
lists.opensuse.org 管理下の全メーリングリスト登録者数合計は延べ 37322 (-9) 名です。
openSUSE フォーラム の登録ユーザ数は 42666 (+351) 名 - 最大同時オンライン数は 30559 名で、2010年1月8日 14:06 のことでした。
貢献者
ユーザ名簿に登録している 11272 (+77) 名のうち、4356 (+36) 名が基本方針(Guiding Principles)の支持を表明しています。評議会(Board)は、395 (+0) 名のメンバー(Member)を承認しています。
ビルド・サービス
ビルド・サービスは現在 11112 (+181) プロジェクト、91190 (+451) パッケージ、19657 (-26) リポジトリをホストしており、21484 (+173) 名の承認済みユーザが利用しています。
openFATE
openSUSE 11.3 に向けての機能追加リクエストの統計は以下の通りです。
- 総数: 527 (+16)
- 未確認: 339 (+14)
- 新規: 32 (+1)
- 評価中: 80 (-2)
- 候補: 2 (-1)
- 完了: 19 (+1)
- 不採用: 38 (+2)
- 重複: 17 (+1)
Bugzilla
今週の openSUSE プロジェクト関連の登録数は以下の通りです:
- オープンな報告の総数: 4939 (-38)
- Blocker(最重要課題): 3 (+0)
- Critical(緊急): 258 (+2)
- Major(重要): 867 (-1)
- Normal(普通): 2819 (-22)
- Minor(影響度の小さい問題) 404 (-10)
- Enhancements(機能強化の要望): 588 (-7)
- Bugzilla レポートの詳細 – バグ・レポートの登録 – バグ・レポートについての FAQ
翻訳(ローカライゼーション)
- 日次の翻訳アップデート状況はopenSUSE ローカライゼーション・ポータルで確認することができます。
- Trunk トップリスト – ローカライゼーション・ガイド
耳で聞く openSUSE
- openSUSE ウィークリー・ニュースのドイツ語版をライブ・ストリームまたはポッドキャストで聴取することができます。http://blog.radiotux.de より聴取またはダウンロードしてください。
フィードバック / 交流 / 仲間に加わろう
もし openSUSE ウィークリー・ニュースの編集/翻訳にお手伝いいただけるようでしたら opensuse-marketing@opensuse.org 宛てにメールを送ってください(事前にメーリングリストへの 登録 が必要となります)。 あるいは、irc.freenode.net 上の #opensuse-newsletter チャンネルに参加していただくことも可能です。
クレジット
- Sascha Manns (編集長)
- Jan-Simon Möller (副編集長、英語版ニュースレター担当)
- Sebastian Schöbinger (『Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)』セクション担当)
- Satoru Matsumoto (編集室、日本語翻訳ページ作成)
- Carl Fletcher (英語版ニュースレター担当、『openSUSE フォーラム』担当)
- Thomas Hofstätter (イベント & ミーティング情報担当)
- Naruhiko Ogasawara(日本語翻訳)
- Ko Kazaana(日本語翻訳)
- Masahiko Hashimoto(日本語翻訳)