Factory Distribution
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目次
Factory Distributionとは?
Factory Distributionとは、次のopenSUSEディストリビューションの開発現状です。 openSUSE(アルファ、あるいはRCリリースのような)の開発リリースは、このディストリビューションからのスナップショットです。
これは、Factory Distributionが任意の状態になって、その一方で開発リリースがリリースの前にある基礎的な試験を行っていることを意味します。 Factory ニュース は、Factory Distributionの状況ともに、変更のリストをも含んでいます。
これは、ディストリビューション・テストのような2つのディストリビューション間隔(新しいディストリビューションのリリース直後)の間での真実です。 Factory Distributionは常に動き続けています :-)。
他のopenSUSE/SUSE Linuxバージョンからの現在のFactory Distributionに更新することは間違いなく出来ます。 新たなネットワークインストールも、可能です。
何に適しているか?
Factory Distribution は、主に開発者と非常に勇敢なテスターにとって便利です。 常に最新に保たれている開発環境あるいはテスト用環境として使われます。 最新の開発版を、バグ修正を有効にするために使うと、特定のパッケージをアップデートできるだけ、というのがほとんどの場合です。開発版は常に、src.rpm ファイルの中に最新のソースコードを提供しています。
修正され送られたパッケージは翌日Factory Distribution で使用可能です。
Factory Distributionの開発モデルはどうなっているか?
- Factoryの開発プロジェクトは一定して開発中の状況にあります。常に開発者は修整を認め、ソフトを最新版に更新し、新しい機能やパッケージも、Factory Distributionに含まれます。
- Factory Distributionは、ある時期になるとフリーズされ、許された修整のみが認められるようになります。新機能や新しいバージョンアップデート、新しいパッケージは追加されません。
- 決まった日になると(木曜日が多いです)、インストール可能なメディアがFactory Distributionからビルドされます。これにより、ユーザはフリーズされたFactory Distributionと同じ環境を試すことができます。これらのリリースは、マイルストーンと呼ばれ、その後、リリースキャンディデート(RC)のリリースを経て、ゴールドマスター(GM)と呼ばれるリリースに続きます。
- 一度ゴールドマスターが利用可能になると、フリーズされたディストリビューションは別の場所にコピーされ、Factory Distributionは再びフリーズ前のような開発が行われます。
その際、2つのディストリビューションが提供されます。
Factory Distributionでは
- 修整
- 新しいパッケージ
- 新機能
- 新しいバージョンのパッケージ
(11.1のような) リリース済みのディストリビューションは
- セキュリティに関連する修整
- 深刻なバグの修整
が、それぞれ提供されます。
報告したバグ、パッケージに関する要望などは、常にFactory Distributionに反映されます。
開発者の間でどうやってコミュニケーションが図られているの?
開発に関する議論は、openSUSEのメーリングリスト、そのほか、Bugzilla, openFATE 、IRC(#opensuse-factory)で行われています。
もっとも重要なメーリングリストは、
- opensuse-factory@opensuse.org - Discussion about all Milestone and RC versions of openSUSE
- opensuse-packaging@opensuse.org - RPM packaging-oriented mailing list
であり加えて、これら(many more mailing lists)がさらに詳細なトピックや開発プロジェクトのために用意されています。
どこで入手できるの?
ダウンロード セクションから入手できます。
どうやってインストールするの?
こちらを見てください。 使い方、インストールの方法は、他の openSuSE, SuSE Linux のディストリビューションと全く同じです。 CD からのインストールも、 boot.iso CD + インターネットによるインストールもできます。
インストールを行いたいと思った時に CD のイメージが入手 できない 場合は、(ここ もしくは インターネット上の Factory リポジトリに) 指示がないか確認してください。
指示が見つからない場合は、手に入る中で (リリース版、 Alpha 版、Beta 版、 RCを問わず) 最も新しい ISO イメージ を使って試してみてください。
以下は、リポジトリなどに関する簡単なテーブルです。
x86/x86_64 | OSS | ||
---|---|---|---|
Internet Repository | Sources | Debug-Packages | |
Non-OSS | |||
Internet Repository | Sources | ||
Network/Internet Installation | |||
Boot ISO | |||
Experimental Images | |||
Live-CDs, USB Images | |||
PowerPC | OSS | ||
Internet Repository | Sources | Debug-Packages | |
Non-OSS | |||
Internet Repository | Sources | ||
Network/Internet Installation | |||
Boot ISO |
アップデートの間隔
それぞれのツリー (x86、X86_64、ppc)では、すべてのビルドが完了してから同期されます。また、通常は1週間に1度か2度になっています。
すべてのツリーは、新しいopenSUSEの開発バージョンがリリースされた時に同期されます。ロードマップで次の予定をご覧になってください。
どのように開発に貢献すればいいのか?
Factory Distributionの開発は、トピックエリアによって成り立っており、KDE、GNOME、教育、Javaなどが存在しています。開発プロジェクトはパッケージセットの責任を持ち、それらをマネジメントのモデルに従って組み合わせます。バグの修整と新機能の追加ははじめに開発プロジェクト受け入れられ、認められるとメインのFactory Projectに追加されます。
比較的簡単な貢献をはじめる方法は、失敗したパッケージビルド向けのパッチを提出することです。それらは Factory Status のページに要約されています。提出されたパッチはビルドサービスコラボレーションのプロセスに従います。以下の2つのブログは機能の詳細を知るのに役立つでしょう。
Factory Distribution に関するバグレポート
Factory Distribution を使うことで生じるバグは、汚れた状態に起因するのかもしれません。これは、パッケージの一部はリビルドされたが、依存するパッケージのビルドはまだであり、まだ協調して動かない、ということです。一般に、バグ報告を作る前に、何日か待ってから再びアップデートするのが賢明です。ほとんどの問題はとても目立ち、いずれにしても解決するでしょう。どのような場合でも、バグ報告中で、Factory Distribution を使用していることに一言ふれてください。 メーリングリスト opensuse-factory mailing list に購読申し込みをしてください