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openSUSE ウィークリー・ニュース 第 90 号へようこそ!
今週の見出し:
お知らせ
コミュニティ内での出来事
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openSUSE カンファレンス 2009
- Sascha Manns: ニュルンベルクの openSUSE カンファレンスからのライブ (2)
- "openSUSE カンファレンスの3日目が終了しました。今日私が最初に聴講したのは、Andreas Jaeger のトークセッション「openSUSE 概説(Overview about openSUSE)」でした。彼のトークを聴いた後、私は「Linux のソフトウェアプログラム、重要なソフトウェアのプレゼンテーション(Softwareprograms in Linux, Presentation important Software)」と題した自分のトークセッションを行いました。このプレゼンのために私はスライドやいくつかのプログラムを用意しておいたのですが、悲しいかな、私のノート PC はうまくプロジェクターに接続できなかったのです。 :-( ..."
- Andreas Jaeger: openSUSE カンファレンスの写真集
- "これまでのところ私が把握している openSUSE カンファレンス (osc09) で撮影された写真のギャラリーは以下の通りです:
- * gallery.opensuse.org
- * flickr の osc09 グループ
- * Roger Whittaker が撮影した写真
- * Coly Li が撮影した写真
- flickr にある写真は、こちらの osc09 twitterwall からも見ることができるようになています。"
- Roger Whittaker: openSUSE カンファレンス 第3日
- "会場に漂う空気は非常に心地よく、用意されたコーヒーと美味しいフルーツジュースをどの日も終日にわたっていただけることができたのは嬉しいことでした(私が参加したことのある他のイベントでは、10:30 にコーヒーがふるまわれ始めたかと思ったら、10:35 にはもうなくなってしまっていた、なんてこともありましたから)。無線 LAN 接続の環境はなかったものの、必要があれば誰でも有線 LAN のポートに接続できるコーナーも用意されていました。これは考えようによってはいいことで、みんなリモートに接続することに夢中にならず、そばにいる人たちとの会話をより楽しむようになっていたのではないかと思います。"
- Roger Whittaker: openSUSE カンファレンス 第4日
- "日曜日のプログラムは、ディストリビューション開発の法的側面についての Jürgen Weigert のセッションからスタートしました。Jürgen は開発者に対し、自分勝手なライセンスを作ろうとしないで、(様々な種類が揃っている)利用可能な OSI 準拠のライセンスのどれかを選んで適用してほしいという、よく語られる、機微な問題をはらんでいる呼びかけを行いました。その話の中で彼は Poul Henning-Kemp の Beer-ware ライセンス(訳注: 「このソフトが気に入ったら、次に会ったときにビールをいっぱいおごってね」という、半ばジョークのライセンス)について触れ、そのライセンスがある大きなベンダを巻き込んだ問題になってしまった話を紹介してくれました。トークの大部分は、ビルド・サービスではどのようにライセンスが承認され、検証されているのかについての話と、新たなウェブベースのツール (http://license.opensuse.org/) を使ってライセンス表記の模範的な形式を作成するというデモを交えながらの、SPEC ファイルに記述する際のライセンス表記の正しい形式についてのディスカッションに費やされました。一つのパッケージに複数のライセンスが適用される場合は、それぞれのライセンスについての要約が記載されているか、ライセンスが選択可能なのか、あるいはライセンスを混合することができるのかなどの要素によってケースバイケースになるということです。"
- Sascha Manns: スライド公開
- "私が openSUSE カンファレンスのトークセッションで使ったスライドを公開しましたので、お知らせします。リンク先のブログで "Talks" タブに切り替えてもらうと、そこからダウンロードできるようになっています。 :-)"
- Andreas Jaeger: osc09: ライトニングトーク
- "openSUSE カンファレンスの日曜日の午前中、私は様々なトピックについての短いトークが次々に繰り広げられるライトニングトークに参加しました。以下、そこでメモした内容です:
- 自分の話: GNOME と KDE 両方に共通するデスクトップ一般についてのアンカンファレンス(訳注: あまりかしこまらず、ざっくばらんな話をしましょう、というトラック)でのセッションでは、より良いコミュニケーションについて、また、機能要望を混乱させるような変更が生じた際にどう協力して対処していくかといったことについての議論が交わされ、例えば opensuse-factory メーリングリストで起こったテストについてのやりとりのような雑音をメーリングリストから弾くことが提案されたり、他の人にどうやって "osc collab" を使ってもらえばいいかといった議論(より多くの人が使えるようにと Vincent がボランティアでこの機能を拡張してくれたことを伝える内容)、Adrian がわざわざ別セッションを設定するに至ったほどいろいろな問題があるビルド・サービスについての議論、デスクトップ上のアプリケーションの挙動について予測しきれていない部分があるだとか、バグの優先対応順位決定をしてくれるようなボランティアが何を置いても必要だ、といった話し合いが行われました。"
- Martin Vidner: openSUSE カンファレンス 2009 - 木曜日の覚書
- "以下、先週行われた openSUSE カンファレンス 2009 の初日にとった私の覚書です。殴り書きのままでちょっと気が引けますが、ちゃんと清書して6ヶ月後に発表するより、不完全でも今のうちに発表してしまった方が良かろうと判断しました。もし何か間違いに気がつきましたらお知らせください。コード提供だけにとどまらず、普段いろいろな形で携わってくれている作業の内容についてトークを行ってくださった皆さん、どうもありがとうございました!"
- openSUSE News/Michael Löffler: openSUSE カンファレンス、無事終了 – ちょっと総括を
- "ドイツ、ニュルンベルクで開催された初の openSUSE カンファレンス (osc09) は日曜日に閉幕しました。全体的には大きな成功をおさめ、集まった人々はお互いに顔見知りになることができました。参加者はそれぞれ新たなモチベーションを抱いたり、より熱心に関わることを心に決めたりしたようです。以下、いくつか Twitter やブログに書き込まれた声をご紹介しましょう..."
- openSUSE Spotlight/Joe Brockmeier: openSUSE カンファレンスで私が学んだこと
- "openSUSE カンファレンスが開幕してから、もう一週間が経ってしまった? 時間が経つのはなんと早いことでしょう! 私自身は "私が学んだこと" と題したライトニングトークに参加することができませんでしたので、このブログに思ったところを書き連ねてみたいと思います。Linux Foundation が初めて開催した LinuxCon に参加しながら(これについては後日書くつもりです)、私は数日間カンファレンスについて反芻していました。"
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更新状況
ディストリビューション
ビルド・サービス
Wiki / 交流 / イベント
Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)
新規/更新アプリケーション @ openSUSE
Planet SUSE
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- Chenthill P: Evolution 2.28.0 リリース!!
- "Evolution チームはここに、Evolution 2.28.0 のリリースを発表いたします。以下、今回のリリースの概要です。..."
- Brent McConnell: コミュニティマネージャー達が教えてもらえないこと
- "活気のあるオープンソースコミュニティというのは何によって育てられていくのか、誤解されているような気がします。けして「コミュニティマネージメント」よって育つのではありません。コミュニティマネージメントというのは、コミュニティのためにインフラを提供し、コミュニケーションを促進することに主眼を置いています。これには、イベントを企画すること、TO-DO リストを管理すること、フォーラムをコントロールしていくこと、アナウンスすることなどが含まれます。こういったことはすべて、コミュニティを維持をするにはなくてはならないものです。しかし、コミュニティマネージメントの役割がいくら大切だとしても、それがそのままコミュニティを成長させていくというわけではありません。コミュニティには、成長を促すためのリーダーが必要なのです。なぜなら、リーダーはコミュニティに人々を引き寄せ、集まった人たちのやる気を引き出すような未来図を作ってくれるからです。"
- Andrew Wafaa: ワンクリック Goblin
- "既存マシンに Moblin UI をインストールする際の一つの問題として、フルにその機能を堪能したいなら、いやっていうほどパッケージをインストールしなければならない、ということがありました。そこで、私はワンクリックでインストールできる Goblin というものを用意してみました。「ワンクリック」と言ってしまうとちょっと詐称になってしまうかもしれませんが、リポジトリやパッケージの名前を知らなくても必要なパッケージをまとめて簡単にインストールできる方法です。 :-) 私がなぜ未だに Moblin ではなく Goblin と呼んでいるのか、その理由は openSUSE カンファレンス の Michael Meeks のトークで語られた内容に関係しています。「Moblin」という呼び名には、実はいくつか異なる意味があるのです。なので私は、明確さを期すため "Goblin - openSUSE powered Moblin" もしくは短く "Goblin" と呼ぶことにしているのです。"
- Mecworks.com/Marc Christensen: SLLUG のミーティングが今週の水曜日(2009年9月23日)にあります: SUSE Studio を紹介
- "今月の Salt Lake Linux Users Group (SLLUG) のミーティングで、SUSE Studio が紹介される予定です。あなたはこれまで、自分用の Live CD を作成したことがありますか? 何かの目的に特化した Linux アプライアンスを作ったことは? 用途に合わせてカスタマイズしたブータブル USB Linux ディストリビューションや、仮想マシンのイメージは? SUSE Studio を使えば、そういったものがのいとも簡単に作れてしまうのです。"
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openSUSE フォーラム
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- USB メモリが見えなくなっちゃった
- "答えというものは、しばしば考えていたよりも簡単だったりします。ほとんどの人は、家に何台かコンピュータを持っていて、その中には Windows パソコンもあるんじゃないかと思います。ちょっとしたテストをしておけば、時間節約できるかもしれませんよ!"
- NTFS パーティションの中身を見ることができない
- "NTFS でフォーマットされたドライブがどこかへいってしまう(?)という厄介な問題のせいで、しばしば同じような質問がフォーラムに投稿されることになります。我々はおそらく未来永劫 M$ がらみの問題に悩まされることでしょう。そんな時に助けてくれるであろうメンバーがいることを知っておくと、きっと心強いですね。"
- 私の Linux 体験
- "Linux と言ってしまうと全般的な話題を扱っているように思えてしまうかもしれませんが、もちろん興味の中心は openSUSE です。フォーラムでどんな反応が得られるか次第で、ユーザは良い印象を抱くことも、あるいは悪い印象を抱くこともあるのではないかと思います。私たちには、もっともっとポジティブなフィードバックが必要です。ですから、私たちはこのフォーラムの質を高く維持していくため、メンテナンスし続けていく必要があります。"
- Okular で PDF ファイルが開けない
- "しばしば私たちは、Okular を使えばどんな PDF ファイルでも開いて見ることができると期待してしまうのではないでしょうか。しかし残念なことになかなかうまくいかないことが多く、そういった問題が起こった時の解決方は - 私の主義には反するので、openSUSE 10.0 以降は Adobe Reader をインストールしたことはないんですが - Linux 用 Adobe Reader を使う…というのがこれまでの答えでした。もしかして、Adobe は独自の仕様変更かなにかを知らないうちに組み込んでしまっていたりする?!"
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Web 上の記事から
イベント/ミーティング報告
近日開催のイベント/ミーティング
セキュリティアップデート
統計情報
括弧内の数字は先週と比較しての増減を表しています。
opensuse.org
openFATE
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Bugzilla
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今週の openSUSE プロジェクト関連の登録数は以下の通りです:
- オープンな報告の総数: 4903 (+69)
- Blocker(最重要課題): 5 (-2)
- Critical(緊急): 236 (+8)
- Major(重要): 823 (+9)
- Normal(普通): 2818 (+50)
- Minor(影響度の小さい問題) 411 (+7)
- Enhancements(機能強化の要望): 610 (-3)
- Bugzilla レポートの詳細 – バグ・レポートの登録 – バグ・レポートについての FAQ
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翻訳(ローカライゼーション)
耳で聞く openSUSE
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クレジット
翻訳版(Translations)