バグレポート

Submitting Bug Reportsから転送)
移動先: 案内, 検索
  • 開発者や知識のあるユーザ向け: http://bugzilla.novell.com にアクセスし、そのままバグ報告していただいてかまいません。
  • 技術に詳しくない方向け: まずは http://forums.opensuse.org をお読みになることをお勧めします。
  • 学びたい方向け: ここに書かれた内容は、他のページに比べて比較的難しい内容を扱っています。下記の手順をお読みのうえ、バグ報告を行なってください。

概要:

openSUSE プロジェクトは、Linuxのユーザや開発者が開発リリースの テスト を行なうことで、 openSUSE の開発や改良に参加しようという有志のプロジェクトです。言い換えればそれは試用者チームであり、共通の目的を持っています: それは、適切なバグを発見して建設的な形で報告することで、世界で最も使いやすい Linux ディストリビューションを作り上げようというものです。

バグの報告や改良点のレポート、修正の提供は Bugzilla と呼ばれる openSUSE のバグ追跡システムで行ないます。バグ報告に携わる方は下記の内容をよく検討し、明解で正確な詳細情報を提供するようにしましょう。これにより、開発者は報告されたバグをすみやかに確かめ、修正することができます。

バグ報告に参加しようとお考えの方は、 SUSE Linux Bug Reporting FAQ, 重要度と優先度, テスト をそれぞれご覧ください。

また、 fixing bugs documentation の手順に従った形で、直接バグ修正を行なっていただくことも歓迎します。

Bugzillaへのアクセス

Bugzilla でバグ報告を行なうには、それぞれ下記に示すバージョンごとのページにアクセスしてください。
まず最初にログインページが現われますが、 Bugzilla と openSUSE wiki のユーザ名とパスワードはそれぞれ共通になっています。

openSUSE のローリングリリース版は Tumbleweed という名称で開発および提供されています:

下記のバージョンは Leap バージョン 42.3 と呼ばれる開発版です:

下記のバージョンは現時点で公式サポートのあるバージョンで、 SUSE セキュリティチームとコミュニティ内のボランティアから構成される、 openSUSE メンテナンスチームが管理しているものです。

下記のリンクは openSUSE のインフラストラクチャである Build Service や、Wikiコンテンツに対するバグ報告へのリンクです:

下記のリンクは、商用製品である SLES, SLED のベータ版のバグ報告へのリンクです:

openSUSE プロジェクトに関するバグのリストは以下にあります。:

Opera や Firefox (Greasemonkey 拡張を利用します) 内で ヘルパー Javascript を使用することで、 Novell Bugzilla をより便利に利用することもできます。

バグを検索する


バグ報告の前に、そのバグが既に報告済みのものでないかどうかご確認ください。特に 最も厄介なバグ の一覧を確認してください。

また、下記から検索を行なうこともできます:

これらの一覧の中にあるかもしれません。

バグを報告する


Bugzilla はサポートの代用ではありません。バグを報告する前に、それが本当にバグであるかどうかよくご確認ください。何か疑問があれば、まず メーリングリスト (opensuse-factory や opensuse もしくは opensuse-ja) にご相談ください。

openSUSE に関する全てのバグは、製品名に "openSUSE" を選んでください。バグを報告する際は、正しい製品名を選んでください。なお、現時点では公開の Bugzilla はエンタープライズ製品ではご利用いただけません。また、 SLE から引き継がれている Leap のパッケージについても、 Leap に対してバグを報告してください。バグの報告が行なわれると、そこから適切なメンテナに転送されます。

ソフトウェアコンポーネントによっては、それぞれ個別の方法でバグを報告する必要があります。以下の場所で調べてください:

全バージョンに共通の注意: バグを報告する際は、報告を行ないたいバグ 1 件につき 1 件の報告をお送りください。 1 件の報告で複数の問題を扱うのは、それぞれの修正状況を追跡することが難しくなるので、よくありません。

バグ報告時におけるコンポーネントとバージョン番号の指定について

製品やコンポーネント、バージョンの指定を間違うと、そのレポートは間違った担当者に送られてしましい、正しい処理が行なわれなくなってしまいます。また、バージョンによってはすでに修正したはずのバグが再出現したかのように誤解され、無駄な労力が費されることにもなりかねません。 正しい指定をすることが、問題を確かめ、ひいては解決するために是非とも必要です。どうかご注意ください。

  • openSUSEのサイトからダウンロードできる openSUSEのバージョンは、'openSUSE X.X'のように呼びます (X.X がバージョン番号です。例: 11.0)。 マイルストーン版やリリース候補 (RC) 版の場合, それらを必ず 「バージョン」 の項目で指定してください。バージョン番号だけでは不十分です。
  • 'openSUSE.org'は、この Wiki システムそのもののバグ、及び bugzilla.novell.com そのもののバグの場合にのみご利用ください。
  • プロジェクトやパッケージについて既にご存じの場合は、 build.opensuse.org 内にあるプロジェクトのページを開き、そこに表示されている虫形のアイコン [tools-report-bug.png]</> を押すと、あらかじめ必要な事項が記入された形で Bugzilla を登録することができます:
    • product=openSUSE.org
    • classification=7340
    • component=3rd party software
    • assigned_to=パッケージのバグ担当者
    • short_desc=プロジェクト:名前/パッケージ名: 起こった内容

Bugzillaへの投票

Bugzillaへの投票は、あくまで動向を見るためのものであり、投票が多いからといって特に優先事項となったりリソースが割り当てられるなどというものではありません。

ドキュメントの欠陥を報告する


openSUSE のドキュメントについての欠陥も Bugzilla に報告してください (コンポーネントに "Documentation" と指定してください)。

マニュアルページは関連するソースパッケージの一部として配布元が管理しているほか、パッケージ "man-pages" の形で管理されているものです; openSUSE のドキュメンテーション製作部隊の責任範囲ではありません。これらのマニュアルページに問題を発見した場合は、それぞれ関連する配布元に報告してください。マニュアルページの文末に連絡先が記してあるはずです。

バグの修正


もちろんバグの修正作業に参加することもできます。バグ修正をはじめる場合は、 ジュニアジョブ に参加すると良いでしょう。 これらは手作業で選択された修正しやすいバグで、貢献の方法や貢献をはじめる方法を学ぶことができます。