openSUSE ウィークリー・ニュース 第 74 号へようこそ！
今週の見出し:
- openSUSE Ambassador (大使) プログラムについてのお知らせ
- openSUSE Education
- openSUSE 11.1 用 GNOME 2.26.2
- Ben Kevan : あるプロセスがどれくらい長く走っているのか知る方法
- Duncan Mac-Vicar P.: Kopete で Facebook にアクセスする - テイク II
お知らせ
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- openSUSE Ambassador (大使) プログラムについてのお知らせ
- "openSUSE プロジェクトについて広く告知して、より多くの人々が openSUSE コミュニティに参加してくれるよう働きかけてみたいとは思いませんか？ 腕まくりして openSUSE プロジェクトについて広く告知する準備はできていますか？ 新しいユーザに Linux について教えてあげたり、地元のイベントで openSUSE について語ったり、openSUSE のメディアを配る手伝いをしたり、openSUSE プロジェクトへ新しく加わった貢献者たちからの相談にのってあげたいと思っていませんか？ もしそうであるなら、あなたが openSUSE Ambassador (大使) になる準備は整っています！"
- openSUSE 11.2 Milestone 2 がリリースされました
- "openSUSE プロジェクトは、openSUSE 11.2 へ向けての二番目の マイルストーン (訳注: 従来の Alpha、Beta 相当の開発バージョンについて、呼び名が改められています) がダウンロード可能となったことをここにお知らせいたします。このリリースには Firefox 3.5 beta 4、KDE 4.3 beta 1、GNOME 2.26 をはじめ、 Milestone 1 以降に挙がった多くのアップデートが含まれています。"
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コミュニティ内での出来事
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- Marcus Hüwe: GSoC (訳注: Google Summer of Code - 以下同) - 今週のミーティングのまとめ
- "ここ数日私は、restful_authentification モジュールからのいくつかのメソッドを必要とする oauth の rails プラグインをじっくりと眺めてみました。OBS のフロントエンドはこのモジュールを使っていないため、私たちは自力でこれらのモジュールを実装していく必要があります。幸い、必要なのは (たとえば authorized？、login_required、logged_in？、current_user などなど)わずかで済むようなので、restful_authentification モジュールなしで動くようにするのはさほど難しいことではなさそうです。"
- Jan-Simon Möller: openSUSE@ARM/GSoC: 週次進捗報告
- "今週は刺激的な一週間でした - build.opensuse.org 上の Base:build:arm リポジトリ内に、ARM のために最低限必要となる環境のプロトタイプを、初めて配置することができたからです。これは、それ自体で起動可能な一連のパッケージ群ですが、まだ、完全なエミュレーションを使うという初期段階にあります。次なる目標は、スピードアップです！"
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更新状況
ディストリビューション
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- Magnus Boman: GNOME 2.26.2
- "openSUSE 11.1 用の GNOME 2.26.2 がついに公開されました。アップデートする場合は、こちらの説明に従ってください。これらのパッケージのアップデートに尽力してくれた Dominique Leuenberger (IRC 上での名前は DimStar) には心より感謝したい (あなたがもし彼に出会うことがあったら、是非ビールを一杯おごってやってください) と思います。"
- Dominique Leuenberger: openSUSE 11.1 用 GNOME 2.26.2
- "GNOME が、主にバグフィックスを目的として更新された 2.26 シリーズの最新版、2.26.2 をリリースして少し間が開きました。openSUSE 11.1 には初期状態で 2.24 が搭載されているのですが、有志の手により openSUSE ビルド・サービス内にリポジトリが作られ、最新版 openSUSE 用に最新の GNOME が提供されてきました。ところが、追いかけられてきたのは 2.26.1 までで、その意味ではもはや '最新版' とは呼べなくなってきてしまっていました。"
- Stephan Kulow: ディストリビューション進捗状況報告
- "私は現在、今週末にリリースを予定している Milestone 2 の調整段階に入っています。kernel-legacy の名称変更については昨日元に戻され、そのために一日無駄に費やすことになってしまいました。もし現在 kernel-legacy をインストールされているようでしたら、手作業で kernel-default にスイッチバックしていただく必要があります。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。"
- Jigish Gohil: openSUSE-Edu: 見た目も可愛らしくなりました
- "Live イメージの追加: openSUSE-Edu チームは、見ための "雰囲気" をよりいっそう洗練しようと努めてきました。その成果として、新たに openSUSE-Edu-Desktop がイメージに追加されることとなりました。このイメージには、多くの役に立つ教育用アプリケーションを含む GNOME の最新版が同梱されています。"
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ビルド・サービス
Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)
新規/更新アプリケーション @ openSUSE
ローカル・ニュース - 日本の openSUSE
Planet SUSE
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- Duncan Mac-Vicar P.: Kopete で Facebook にアクセスする - テイク II
- "先週私は、Kopete の Facebook サポートについてブログ記事を書きましたが、その後まもなく、私の友人がつないでいる画面を初めて見ることができました。それ以降、私はメッセージの扱いに改良を加えたり、その他コードの整理を行ってきました。そのコードは、github の git リポジトリから入手できるようになっています。"
- Duncan Mac-Vicar P.: YaST の Web 化
- "ご存知かもしれませんが、私たちは Web 経由で YaST の機能にアクセスする仕組みを作るべく作業を進めています。これはけして、ブラウザでアクセスするということだけを意味しているのではありません。現在のプロトタイプは、二つの部分に別れています: 一つは一般的な Web サービス (REST のような API) で、もう一つは Web ブラウザのクライアントです。"
- Andrew Wafaa: プロジェクト Goblin - openSUSE と Moblin
- "あなたと我が愛すべきコミュニティのために、ついにとっておきのプロジェクトを公開する日がやってきました: その名は、プロジェクト Goblin です。おそらくあなたは "ところで Goblin って一体何物なの？" という疑問を抱くことでしょうが、その答えは実は至ってシンプルで - 我らがマスコット Geeko + Moblin = Goblin ということになります。:-D 実際これはとても典型的な話ということになりますが、自分が持っているいくつかのネットブック用イメージを作るという作業を再開したところ、少なくともそのうちの一つを完了することができる前に、Intel、Linux Foundation、Novell 及び Moblin コミュニティ全体による偉大な作業についての投稿によって、私は不愉快な思いをしていました。といっても、これですっかり落胆してしまったというわけではありません。実際のところ私はこれを、私の既存の/計画中のイメージに対する自然な賛辞ととらえていますし、それ故に Goblin を皆さんに提供するのです。アートワークを提供してくれたアート最高責任者である Jakub にはとても感謝しています。彼はとても短い時間で形にしてくれ、しかも、それは確かにフォントとして使うことのできる第 5 の行程 (leg) となっています。 :-)"
- Stephan Kulow: 次のマイルストーンについて
- "Milestone 2 が各ミラーに配置されつつある今、Milestone 3 で目指すべきゴールについて手短に議論をするいいタイミングだと思います。"
- Rupert Horstkötter: お別れすべき時がきたようです
- "ほぼ 1 年ほど前、openSUSE プロジェクトは suselinuxsupport.de、suseforums.net 及び forums.novell.com サイトにあった openSUSE サポート・フォーラムの 3 つを統合して openSUSE フォーラムを立ち上げました。このプロジェクトの開始当初から私はプロジェクト・マネージャーとして関わり、立ち上がった後は OSF (openSUSE Forum) のモデレータとして openSUSE コミュニティに貢献してきました。ですから、openSUSE フォーラムで起こることは、間違いなく私の個人的興味をかきたてることなのです。"
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openSUSE フォーラム
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- openSUSE を試してみて良かったこと
- "幸せな気持ちになれている人だっているんです。私たちがフォーラムで話題にする多くのことがネガティブに、つまり、ほとんどの投稿が何らかの問題についての投稿だという意味でネガティブに傾くきらいがある中で、こういった話を読むのはいつも気持ちのいいことですね。幸いなことに、多くの場合、何か問題は起こったとしても、幸せな結果ももたらされるものなのです。"
- 新しいコンピュータへの HD の引越し
- "かつては、この作業は簡単にできることではありませんでした。確かに、ユーザの持っているハードウェアの数だけ、やり方というものも存在するといって過言ではないでしょう。この点から見ても、openSUSE は良くできていて、分かり易いように見えます。"
- 11.2 Milestone 1 を使ってみてのコメント/第一印象は？
- "この記事を読んでみると面白いのではないかと思いました。そして、このスレッドをこの後何ヶ月か追跡していきたいと考えています。おそらくこのスレッドを見れば、あなたもテストしてみたくなるでしょうし、それはつまり、openSUSE の次期リリースのテストに参加して、貢献するということにつながるのです。"
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Web 上の記事から
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- polishlinux.org: KDE 4.3 で Plasma の選択リストが変わります
- "Aaron Seigo は先ほど、KDE 4.3 に同梱される KDE4 のデスクトップ・シェル、Plasma に対する変更点、新たに追加された機能のリストを発表しました。このリストは長大なものとなってしまっていますので、最も重大な変更点にのみ的を絞ってご紹介してみようと思います。"
- Masim Sugianto: 問題解決 : DNS Server Error, zone domain.tld/IN: journal rollforward failed
- "今日、私の DNS サーバが /var/log/messages に以下のメッセージを吐き出して突然止まってしまいました: May 24 10:56:17 server-vavai named[11205]: zone vavai.com/IN: journal rollforward failed: journal out of sync with zone"
- Sean Tilley: KDE4、私のお気に入りポイント
- "昨年 4.0 がリリースされてからというもの、KDE プロジェクト周りでは何かと騒がしい状態が続いてきていました。評論家たちは、"うーん、まだこれは完成品と呼べるシロモノじゃないね" という言葉を添えて 4.0 シリーズをことあるごとにけなしてきました。宣伝方法がうまくなかったこと、Plasma がクラッシュしやすかったこと、いくつかの機能がまだ開発途上だったことが相まって、ここしばらく KDE にとって不幸な時期が続いていました。開発者のブログには中傷的なコメントがたくさんつけられ、私の好きな開発者の一人である Aaron Seigo に至っては [...]"
- ghacks.net: Agave を使ってカラー・スキーマを作ってみる
- "もしあなたが Web デザイン、インテリアデザイン、絵画、グラフィック・アートなどに関わっている方でしたら、相補的なカラー・スキーマを使うことの重要性についてはご存知のことと思います。あらかじめカラー・スキーマが用意されていれば、ほとんどの場合、そのうちのどれかを選べばこと足りてしまいます。Agave の機能はたった一つ: 適当なカラー・スキーマを作成する手助けをしてくれる、というものです。"
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イベント/ミーティング報告
近日開催のイベント/ミーティング
セキュリティアップデート
統計情報
括弧内の数字は先週と比較しての増減を表しています。
opensuse.org
openFATE
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Bugzilla
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今週の openSUSE プロジェクト関連の登録数は以下の通りです:
- オープンな報告の総数: 4616 (+35)
- Blocker(最重要課題): 3 (+1)
- Critical(緊急): 261 (+5)
- Major(重要): 815 (+1)
- Normal(普通): 2491 (+15)
- Minor(影響度の小さい問題) 407 (+0)
- Enhancements(機能強化の要望): 639 (+13)
- Bugzilla レポートの詳細 – バグ・レポートの登録 – バグ・レポートについての FAQ
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翻訳(ローカライゼーション)
耳で聞く openSUSE
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クレジット
翻訳版(Translations)
