openSUSE Weekly News/143

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お知らせ

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openSUSE: ターゲットは定まった

"openSUSE がターゲットとするユーザについて記した新しい戦略文書に対して、先週いっぱいで皆さんからいろいろなインプットをいただきました。書き直したり表現を改めたりすべき部分は多々あれど、大筋では皆さんの考えているものから大きく外れていないように見受けられます。皆さんから寄せられた声を盛り込んだものは co-ment でご覧いただけるようになっています。
ということで、次に見ていきたいものを追加しました: openSUSE はユーザに何をもたらすのか?。「ターゲットとするユーザ」の時と同様、co-ment にいろいろな意見を書き込んでいただけると大変ありがたいのですが、私たちの目に届くようにしていただければ、他のチャンネル経由でご意見を寄せていただいても結構です。ですから、co-ment の使い勝手が良く分からないようでしたら、この投稿の下にあるコメント欄 (訳注: この記事の原文の下にあるコメント欄) に書き込んだり、フォーラム他に書き込んでいただいてもかまいません。ちなみにこの co-ment なんですが - GNU Affero GPL の元に公開されているとても素晴らしいコメント付け用のツールなんです。
co-ment に書き込んでいただければ、議論をより構造的にとらえやすくなりますし、誰もが追いかけやすくなるでしょう。ハウツー: コメント付けたい部分 (単語、フレーズ、文) を選択して、ページ左上にある小さな黄色い「+」をクリックしてコメントを追加してください。テキスト内で色付けされている部分をクリックすれば、その部分に付けられているコメントを見たり、更に自分のコメントを追加することができるようになっています。とっても簡単です!
文書はこちらに置いてあります。また、Wiki の openSUSE 戦略ポータルで参照情報もご覧いただけます。どうぞ楽しんでください!"

OSC2010 先取り情報 – openSUSE カンファレンス 2010 会場で LPI 試験を受けよう

"Linux Professional Institute (LPI) のご協力をいただき、openSUSE カンファレンス 2010 の会場で、有名で役に立つ LPI 試験のいくつかが受験できることになりました。実施されるのは10月23日土曜日、午前9時から11時となります。
受けられる試験 :
* LPIC-1 及び LPIC-2 (101、102、201、202) - ドイツ語、英語
* LPIC-3 (301、302、303、304) - 英語のみ
* Univention Certified Professional Prufung (LPI 198) - ドイツ語のみ
詳しい情報と受験登録方法については LPI のページでご確認ください。"


更新状況

ディストリビューション

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SUSE Studio: 1-クリック WebYaST

"SUSE Linux に慣れている皆さんであれば間違いなく YaST (Yet another Setup Tool) についてはご存知か、少なくともお聞き及びあるでしょう。SUSE を他の Linux ディストリビューションとは一味違ったものにしている多くの機能のうちの一つで、面倒なシステム設定を簡単にしてくれるものです。ここから、ハードウェア、ネットワーク、サービス、セキュリティその他もろもろの設定を行うことができます。
YaST は何年もかけて、GNOME 用、KDE 用、テキストコンソール (ncurses) 用などといった様々なフロントエンドで使えるように進化してきました。最も最近追加されたのは、WebYaST と呼ばれるウェブベースのフロントエンドです。これによってリモートからのシステム管理や設定がし易くなりました - もはや SSH でシステムに入る必要はなく、ウェブブラウザだけで事足りてしまうのです。
SUSE Studio で作るアプライアンスにこの WebYaST を組み込むのは簡単です。アプライアンスの編集に進み、Configuration タブの「Additional options」セクションの下にある「Enable WebYaST」オプションを選択するだけです (現時点では SLE11 SP1 と openSUSE 11.3 のみ対応): (...)"

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Bugzilla

Bugzilla 関連参照リンク:


チームレポート

ビルド・サービス・チーム

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Dell TechCenter に投稿された OBS 関連のブログ

"Dell の TechCenter に OBS/Kiwi 関連のブログが2本投稿されたのですが、きっと興味がある方もいると思いますのでタレこんでおきます。
私が書いたのは、Dell OpenManage を構築するのにどう OBS を使うかという、以下のブログです。もっと詳しいことが知りたいということでしたら、おっしゃっていただければ続編を書くにやぶさかではありません。読者さえいてくれるのであれば、書き続けていこうと思ってます... :)"

ビルド・サービス統計情報


GNOME チーム

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Vincent Untz: GNOME 2.32 が出ました!

"最後の最後で予期せぬドタバタもありましたが、ついに GNOME 2.32 が出ました! そもそもこのサイクルが 3.0 を見据えて始まったのと、GAUDEC の期間中に計画変更が決定されたため、いつもに比べると「小さめな」リリースとなっています。ですから、いくつかのモジュールについてはただバグを修正しただけで、新機能については 3.0 までお預けになっていたりもします。とはいえ、いくつか注目すべき変更点もあります: 例えば、Empathy におけるメタコンタクト機能は間違いなくみんなを幸せにしてくれるものでしょうし、Evince における SyncTeX サポートには目を見張るものがあります! Rygel と gnome-color-manager を取り込んだことにより、GNOME はまた一歩完璧なデスクトップへと近づきました。 ;-)"


KDE チーム

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Michal Hrušecký: kde-obs-generator は新しい名前を探しています!

"kde-obs-generator はもはや KDE に依存しなくなっていますので、この名前だと正しく実態を表さなくなってしまっています。ということで、新しい名前を探しています! これまでに提案されてきているアイデアはわずかで、obs-generator と Packager-O-Matic。でも、コミュニティの皆さんがとてもクリエイティブな方々だということは良く存じ上げていますので - 思えば、プラハ「動物園」のカメレオンの名前もコミュニティの皆さんに命名していただきましたよね - また今回もご協力を仰ぎたいと思います。以下のアンケートで、この偉大なるツールの新しい名前を提案してください。また、もし openSUSE カンファレンスにおいでの予定だったり、行くという人をご存知だったりして、あなたの提案が選ばれた場合は、賞品として豪華な Geeko を進呈いたします! 詳しくは以下をご覧ください。;-) (...)"


openFATE チーム

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#310621: %suse_update_desktop_files をなくしてしまいましょう

"「境界を越えた協力」をモットーに掲げた openSUSE カンファレンス開催までもう後一ヶ月を切った今こそ、これを修正するいいタイミングではないかと考えています。
openSUSE ビルド・サービスは素晴らしいツールで、もっぱら「Substitutes」のおかげで多くの場合「%if」を記述しなくても一つの SPEC ファイルのみでどんな RPM ベースのディストリビューション向けのパッケージも構築することができるようになっています。ここで私が最も問題だと感じているのが、%suse_update_desktop_files マクロです。これのせいで、.desktop ファイルが同梱されるパッケージだと全部に面倒な「%if 0%{?suse_version}」を追加しなければいけなくなってしまうのです。 (...)"

#310622: root 権限なしで X server を起動できるように

"ディストリビューションで KMS (Kernel-based Mode Setting: カーネル・モード設定) が使えるようになったということで、一般ユーザ権限で X server を走らせるというコンセプトの実現に一歩近付き、それによって openSUSE をよりセキュアにすることができるのではないでしょうか。一年ほど前に、Moblin の開発者がこれを実現するのはそんなに大変じゃないとブログに書いていたのを読んだことがあるのですが、まだ他のディストリビューションで実現されたというのを目にしたことがありません。ということで、この件について考え始めてみませんか。"
訳注: 「Web 上の記事から」コーナーで紹介している『X.Org サーバーを root 権限なしで動かす』も参照してみてください。

#310623: SUSE に SCPM を戻しましょう

"SCPM (System Configuration Profile Management) は、他のディストリビューションじゃなく SUSE を使おうと勧める根拠となる (とりわけ) 重要なコンポーネントの一つです。SCPM があるおかげで私は、いくつものツールを立ち上げるのではなく一つ立ち上げるだけでハードウェア、ソフトウェア関連のいろいろな設定値を明示的に変更したり、家にあってはドッキングステーションと切り離し、喫茶店で無線接続する時、仕事場でドッキングステーションにつなげたり客先でつながせてもらう時、いろいろな場所からライブ配信する時、いろいろなハードウェアをつなぎ直す時など、その時々のプロファイルだのプリンタ設定だのファイアーウォール設定だのを保存して切り替えることができるので、仕事と家庭で一台のコンピュータを使い分けることができるのです。 (...)"

訳注: SCPM (System Configuration Profile Management) についてはこちらを参照してみてください。

#310643: KDE でもっと簡単にシステム設定ができるように

"この件についてはこのフォーラムに挙げた方がいいのか、KDE プロジェクトのフォーラムに挙げた方がいいのか、あるいは両方に挙げた方がいいのかよく分からないのですが、openSUSE 11.3 で KDE を使っている場合、「ディスプレイとモニタ」での設定が分りにくく、難しいと感じています。また、私が使っている Logitech のマウス挙動 (ダブルクリックのスピードなど) の設定ができなかったりして、一部のユーザにとっては重大な問題となってしまうのではないかと思うのです。openSUSE だと、マウスついては GNOME の方がずっと設定しやすくなっていると思います。"

#310646: openSUSE 11.4 ではカーネル 2.6.37 を採用しましょう

"あるタイミングでリリースに取り込むバージョンを固定し、その後は更新しないという方針は承知しているのですが、Phoronix で紹介された記事によると、2.6.37 にはいくつかとても興味深いテクノロジーが取り込まれるそうです:
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=ODYyMw (...)"

#310649: サーバベースでインストールしたときに、自動的に用途にあったカーネルが選択されるように

"まずはこちらの内容とこちらでの議論をご覧になってください。
最小サーバインストールの際に kernel-desktop を選んでしまうと、管理がたいへんになってしまいます。
64-bit 版をインストールするなら kernel-default を、32-bit 版をインストールするなら kernel-pae 入れるようにパターンを変更することはできないでしょうか。"

#310652: openSUSE インフラ内で EtherPad が使えるように

"現在 Marketing チームは、共同作業で記事やお知らせ、計画その他諸々を仕上げていくためにしばしば PiratePad を使っています。Wiki だと編集にも知識が必要で、リアルタイムで共同編集することもできないのですが、その点 PiratePad は完璧なのです。ただ、一つ困った点もあります。PiratePad にはちょっと問題があるのです (「Why do we want this? (何故我々は必要としているのか?)」のセクションをご覧ください)。なので、openSUSE インフラストラクチャーで EtherPad が使えるようにしたいのです。(...)"

#310658: 事前にパーティションが切られている環境へインストールする際には「パーティション構成」を省略できるオプションを

"Mandriva では、私もよく使っているのですが、インストール用のコマンドラインオプション、readonly=1 というものが提供されています。これを使うと通常のパーティション作成ステップをバイパスすることができるのです。このオプションを指定すると、パーティションを作成することも、既存のパーティションを削除したり変更したりすることもできません。できるのは、Linux ネイティブなパーティションをリスト表示し、どこにマウントするかを選んだり、マウントオプションを選んだり、フォーマットするか否か、フォーマットして使うかどうかを選ぶことだけです。この機能は私のような熟練ユーザにとっても、開発マイルストーンを何度も入れ直すような場合にも便利です。これにより、初期化やインストールに必要な時間をかなり短縮でき、危険で難しいインストールフェイズの一つでミスをしでかしてしまう危険も低減できます。openSUSE にも同じようなインストールオプションがいいのになぁと思ってます。"

#310659: ブートローダーをシステム全体用のブートローダーとするべきかはっきりさせる

"私が使っているシステムのほとんどはマルチブート環境です。つまり、既になんらかのブートローダーがインストールされている可能性が高いということになります。なので、新規に openSUSE システムをインストールするときにだけ openSUSE のブートローダーがインストールされ、他のシステムが既に入っている時にはインストールされないように配慮する必要が出てきます。こうしておけば新規に入れる openSUSE のブートローダーのメニューはずっとシンプルになり、インストーラが既存システムの構成を調べる必要もなく、勝手に追加されてしまった要らない起動メニューをいちいち手動で削除していくという手間も省くことができます。更に私の場合、BIOS が第一のディスクとして認識しているディスクに新しい / や /boot を入れるんじゃなかったり、論理パーティションに入れようと思うこともあったりするのです。"

#310661: もっとバグの検索をしやすくしましょう

"openSUSE のバグサポートはなかなかのものです。ですが、SUSE ユーザ以外にとっては、バグを検索するいい方法がないため、openSUSE の QA を享受することができなくなってしまっています。これは、既に他の人から報告が挙がっていないか報告を挙げる前に調べておきたいという人にとっても問題となります。
openSUSE でもっといいバグ検索機能を提供できれば、多くのユーザからのフィードバックも期待できると信じています。バグ報告にはしばしば一般的な問題に対するソリューションが含まれます。もしバグ報告が見つけやすくなればそこへのリンクも張られ、Ubuntu スレッドでありがちなよもやま話みたいな感じではなく、Google の検索にもひっかかりやすくなるのではないかと思うのです。"

openFATE 登録フィーチャー統計情報

  • openSUSE 11.4 を対象として openFATE に挙げられている機能追加リクエストの統計情報についてはこちらをご覧ください。


翻訳 (Translation) チーム

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翻訳(ローカライゼーション)


YaST チーム

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Uwe Gansert: AutoYaST 及びイメージの作成/インストール

"openSUSE 11.3 で私は AutoYaST のイメージインストール機能をいじり、設定時に使えるおしゃれで便利な UI を追加しました。
これはまだ、本来済ませなければいけないテストを全部し終えていないベータ版なのですが、これに興味をお持ちの方であれば一目見てみたいと思うだろうと考えたのです。
では、この UI を使って AutoYaST イメージをちゃちゃっと作ってみましょう。"


コミュニティ内での出来事

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Nelson Marques: 境界を超えたマーケティング @ openSUSE カンファレンス!

"来る10月23日、ニュルンベルクで開催される openSUSE カンファレンス 2010 でちょっとしたお話をすることになっています。このトークの目的は何かを教えたりレクチャーするというものではなく、マーケティングについての活動や、フリーソフトウェアプロジェクトでより効果的に展開する方法についてもっと皆さんに気にしてもらうためのものです。
題して「マーケティングのコンセプトと FOSS コミュニティ」。マーケティングに足を踏み入れてみたいという皆さんにとっての入り口となるお話です。歴史的には、マーケティングについての議論は今から約150年ほど前に学会で始まり、学問として非常に緻密な評論も著されてきています... 実際マーケティングとは、人類学、心理学、経営学などといった学問の要素から構成されているのですが、この部分についてはさほど重要ではないので省略します。歴史的には「供給 < 需要」な状態の時にはマーケティングは必要なく、「供給 > 需要」状態になったときにマーケティングが求められるようになると検証されてきています。将来的にはいざしらず、また、FOSS の哲学が推し進めようとしている価値というものは「商売」を念頭に置いている人たちの言うそれとは異なっているとしても常に押さえておくべき点だとはいえ、ここまでの話はあまり FOSS の実情とは関係ありません。"

Nelson Marques: openSUSE カンファレンスのために準備した私のトーク用スライド…

"興味のある方向けに、openSUSE カンファレンスのために準備した私のトーク用スライドを、私の fedorapeople ユーザスペースから見ることができるようにしておきました。15枚のスライドからなる小さなプレゼンテーションで、マーケティングのコンセプトと、FOSS コミュニティへどう適用していけるかについてのものです。"

openSUSE Ambassador、世界中で大活躍!

"先週も、我らが Ambassador たちはいつものごとく openSUSE のプロモートに大活躍でした。会議やカンファレンス、トレードショーなどに出かけ、お話をしてきたりブースを展開してきたりしました。あるいは、自ら会議を運営したり、openSUSE を使って学生たちに講義したり、DVD を配ったり、役に立つ知識を伝授したりなど。
openSUSE News のサイトを見に来てくださっている方の多くは、Ambassador たちがいかに頑張っているかご存知ないのではないかと思います。彼らの成果には目を見張るだけのものがあり、もっともっと注目されて然るべきものだと言えます! 彼らからの報告は随時ウィークリー・ニュースで紹介されていますので、どうぞ毎週チェックをお忘れなく。
以下、先週 openSUSE Ambassador たちから寄せられた報告のダイジェストです。このような報告がほとんど毎日のように寄せられていることを覚えておいてください! テキストで寄せられるものあり、あるいはチューリッヒで開かれた FrOSCamp 2010 に参加した Bruno から寄せられたこのプレゼンテーション (見ごたえあり!) 形式のものなどもあります。 (...)"

ようこそ、新 Member

皆さんに新たな openSUSE メンバー(Member) をご紹介します:
  • Benjamin Brunner (BenniBrunner): Bugzilla への報告、Wiki への寄稿、メーリングリストへの投稿などが認められ承認。
  • Kostas Boukouvalas (boukouvalas): ギリシャ語への翻訳及びギリシャコミュニティに対するサポート。
  • Thomas Ernst (tuxilla): Wiki への寄稿、ドイツ語版ウィークリー・ニュースの編集部員にして、自らも opensuse-lernen.de というサイトを運営。
  • L. A. Walsh (lawalsh): Bugzilla やメーリングリストに積極的に参与。

イベント & ミーティング

終了分:


近日開催:


耳で聞く openSUSE

  • openSUSE ウィークリー・ニュースのドイツ語版をライブ・ストリームまたはポッドキャストで聴取することができす。http://blog.radiotux.de/podcast より聴取またはダウンロードしてください。

Ambassador 通信

Chuck Payne: イベント報告

"皆さんからのリクエストにお応えして、遅ればせながらご報告いたします。
この一年間で、私は3つの Linux 関連イベントに足を運びました。以下、その3イベントのハイライトです。
* Atlanta Linux Fest (ALF)
* Texas Linux Fest (TLF)
* Southeast Linux Fest (SELF) (...)"

Stathis Iosifidis: openSUSE ギリシャチーム @ 教育講座: "子供たちとインターネット"

"ギリシャチームは、ギリシャ、テサロニケの Ippokration 総合病院の小児科医師向けの教育講座に協力/参加してきました。テーマは「子供たちとインターネット」です。
レポートについては以下をご覧ください: http://opensuseambassadors.blogspot.com/2010/09/educational-lecture-kids-and-internet.html "

Kostas Koud: openSUSE ギリシャチーム、Xariseto フリーフェスティバルに参加します

"10月3日に openSUSE ギリシャの Ambassador、Kostas Koudaras (warlordfff) が Xariseto (「無料のお土産」という意味のギリシャ語) フリーフェスティバルと題されたイベントに参加し、openSUSE を紹介したり、openSUSE DVD やステッカー、チラシなどを配布してくる予定です。また、天候次第となりますが、openSUSE のプレゼンを行う可能性もあります。
同イベントについての詳細は以下をご覧ください: http://www.xariseto.gr "

コミュニケーションチャンネル

貢献者


新規/更新アプリケーション @ openSUSE

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OMG!SUSE! チーム:Amarok 2.3.2、一般ユーザーの利用に準備完了

"Amarok 2.3.2 についての前の投稿の最後で、このパッケージは "KDE:Unstable:Playground リポジトリ" から、あくまで自己責任で使うという条件で入手できる、と述べました。
幸運なことに、"unstable" リポジトリに登場したこのパッケージは、ホンのちょっとの間でもっと普通のユーザにも使ってもらい易い "KDE:UpdateApps" というリポジトリに移動したのです。"


  • その他、最近更新されたパッケージ情報については以下もご参照ください:


セキュリティアップデート

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完全版のセキュリティ報告が読みたい場合、あるいは報告がリリースされたらできるだけ早く報せを受け取りたい場合は openSUSE セキュリティ・アナウンスメーリングリストを参照してください。


Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)

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デスクトップユーザ向け

Scott Photographics: GIMP で水彩画のような写真を作る方法

"今回のチュートリアルには、描いてる途中でちょっとした創造性やイマジネーションが必要ですが、コツさえつかんでしまえば簡単なのでご心配なく。残りは大した作業ではないですよ。 (...)"

Tips4Linux.com: MPlayer を使ってインターネットのライブストリーミング配信を録画しよう

"MPlayer さえあれば、WEB 上のライブストリーミング配信を録画することができます。-dumpstream オプションを使うことで、MMS、ASF や WMV ストリーミングをキャプチャして、stream.dump と呼ばれるファイルとして保存することができます。 (...)"

Mashable/Amy-Mae Elliott: Firefox を思い切り使いやすくする 10 の秘技、裏技、ショートカット

"Firefox ブラウザの人気が高い理由の一つに、ダウンロードできるアドオンの豊富さ、about:config をいじっていろいろカスタマイズできるということが挙げられます。とはいえ、特にブラウザに何かを「後付け」しないでも使える、ウェブ閲覧をものすごく快適にしてくれるような裏技があるんです。 (...)"


コマンド/スクリプト初心者向け

The Geek Stuff/Sasikala:Linux で使える6つの便利な1行野郎

"コマンドラインの中でいくつか別個の Linux コマンドをつなぎ合わせてみれば、シェルスクリプトを書かないとできないような作業でも、さくっとできてしまいます。
今回は、あなたの作業の完遂を手助けしてくれる、Linux で使える6つの1行野郎を紹介します。 (...)"

Techthrob: 早分かり: ソフトリンク vs ハードリンク

"先日、電子メールで頂いた質問を読んで、多くの人がこのことを理解できてないのだろうと思いました。Linux では、ハードリンクとソフトリンクの、2つのタイプのファイルリンクがあります。今回は、2つのタイプのリンクが一体何なのか、それぞれどんな場合に使ったらよいか、簡単に紹介していきます。 (...)"

Learning by examples: Bash プログラミングチュートリアル 1 – はじめの1歩

"Bash プログラミングは、何ページも、時には何百ページも割いて説明されているようなトピックです。Harold Rodriguez は Bash プログラミングを、2つのパートに分けたチュートリアルで説明してくれます。如才なく小気味いい説明により、Bash プログラミングに欠かせない要点を彼はわずか数ページで語り尽くしてくれています。 (...)"


システム管理者向け

HowtoForge/Falko Timme: openSUSE 11.3 で PureFTPd と MySQL を用いたバーチャルホストを作成する (おまけ: ディスク使用量と帯域を制限する方法)

"このドキュメントでは、実際のシステムユーザーの代わりに、MySQL データベースのバーチャルユーザを用いて、PureFTPd サーバーをインストールする方法を示します。これでより一層使い勝手がよくなり、1つのマシン上にものすごい数の FTP ユーザーがいても運用することができます。そしてまた、quota の使い方や アップロード/ダウンロード時の帯域制限方法まで、同時に紹介していきます。パスワードはデータベース上に MD5 で暗号化して、保管していきます。 (...)"

Duncan Mac-Vicar: ZYpp、拡張性と増強剤を使ったサービス

"私たちがソフトウェア管理スタックを扱うサービスというコンセプトについてご紹介したのは、今から2年ほど前になります。
ここで言うサービスとは、基本的には、リポジトリの一覧を提供しているリモートサーバを定期的に見に行くということです。つまり、サービスがリフレッシュされると、そのサービスに伴うリポジトリも同期されていくということになります。
この機能は例えば、Novell Customer Center (ノベルカスタマセンター) に登録している企業のお客様に利用していただくことを想定しています。これにより、自動的に権利のあるリポジトリを取得できるということになります。
他にも、2年前にブログに書いたような感じでこのサービスを利用するということも考えられるでしょう。何はともあれ、ここ数日で仕上げたプロトタイプをご紹介し、どこまでできるようになったのか説明してみたいと思います。"

Chun-Hung "sakana" Huang: openSUSE で Hadoop を使う

"このドキュメントは Hadoop を使ってみたいと思っている openSUSE ユーザのためのものです。(...)"

Brent McConnell: WPMU と lighttpd のドメインネームを変更する方法

"おっと!私のドメインネームの有効期限が火曜日に切れてしまって、早速誰かに使われてしまった。…と、普段よく使うドメインがこんなことになってしまったら大変な話でしたが、ここはそれほど価値のないドメインでした。きわめて重要なドメインというわけではなかったのですが、そこは私の Wordpress MU を使うためのプライマリドメインだったのです。突然、自分が管理していたウェブサイトの数が半分になってしまったわけで、あまりいい話ではありません。その1時間ほどかかった復旧作業を、皆さんと共有しようと思います。"


Planet SUSE

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Bryen Yunashko: スポンサーの皆さんに特に感謝を…

"えー、バルセロナに滞在するのも残りあと2日となりました。昨日のゼネストで思わぬ足止めを食らいましたが、残された時間でできるだけたくさん見て回りたいと思っています。まぁ、これもある意味いい経験になりましたけどね。:-)
ということで…私は今、仕事でヨーロッパに来ています! 遊びじゃないですよ。参加する2つのイベントについては、後ほど改めてご報告しようと思ってます。今月いっぱいこちらに滞在しますが、まず手始めに、スペインのセビリアで開催される GNOME-A11y ハックフェスタ/AEGIS カンファレンスに参加してきます。このイベントは、一週間ぶっ通しのイベントになります。そして10月の後半には、ドイツへ移動して openSUSE カンファレンスに参加してきます。
オンラインで友達になった人や実際に会ったことのある友達に囲まれることになる素晴らしさって、とても一言で言い表すのは難しいですね。でも今日はまず、私がこのイベントに参加できるように後援してくださったスポンサーの皆さんにお礼を申し述べたいと思います。皆さんのお力添えなしではカンファレンスを満喫することなど到底不可能です。深く感謝しております。"

Andreas Jaeger: lizards の新しいデザインとアバター

"lizards.opensuse.org と news.opensuse.org の新しいデザインが完成しました。この新鮮な外観を準備してくれた Henne と Robert には特に感謝したいと思います!
で、ひとつ気がついたことがあります: 何人かのユーザは、自分の名前の横にしゃれた写真を表示していますよね。いわゆる、アバターってやつです。アバターはここで表示されるのみならず、例えば build.opensuse.org などの別の箇所でも表示されます。もしあなたもアバターを表示してみたいと思うようでしたら、まずはグローバルなアバターサイトに行って登録し、小さな写真をアップして、openSUSE インフラに登録した際に使ったメールアドレスと関連付けてください。そうすれば、次回サイトを開いた際、自分の名前の横にアバターが表示されるようになっているはずです。"

Joe Shaw: Linux 入力エコシステム

"私はここ数日、最近のシステム上で Linux の入力がどう機能しているのか、その仕組みについて調べてきました。様々なレベルで細かいことがいろいろ絡んできているので、それら全てがどう連携しているのか理解するのはたいへんです。(書き込みを補助してくれていた) HAL が次第に udev に取って替わられつつあり、既存の文学というものがかなり時代遅れのものと化してしまっているなど、ここ数年で物事が大きく変わってきているという事実があるとしても、理解するのが容易になるわけではありません。以下、Ubuntu Lucid リリースではどのような仕組みになっているか解明してみたいと思います。"

Sirko Kemter: Sintel リリース、でもそれだけじゃない

"本日、Blender Foundation による最新ムービー[1] (訳注: Sintel については、スラッシュドット・ジャパンのエントリなどをご参照ください) が公開されました。こちらから直接ダウンロードすることもできるんですが、できたら torrent を使ってシェアしてください! また、YouTube で見ることもできます。ご覧いただいたら、ゴールドスポンサーのところにも注目してください。KommKino Nuremberg という名前が見えますよね。昨年の openSUSE カンファレンスに来た方であれば、Open Movie Night と題した上映会を行ったこと、憶えてらっしゃるのではないかと思います。上映会の最後に寄付のお願いがあったと思うんですが、その時集まったお金がどういう使われ方をしたか、これでお分かりになると思います。"


openSUSE フォーラム

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ソフトウェアのインストール/削除で固まる

"今週寄せられた多くの投稿の中で目を引いたものの一つに、inode の Packman リポジトリが落ちた、という件にまつわるものがありました。この問題に引っかかってしまったユーザは、一人や二人ではなかったようです。"

これまで使っていたデスクトップの複製

"これまでせっせと自分好みの環境を築いてきたのに、またぞろ最新版に入れ替えなければいけなくなってしまいました…。さて、どうやって元の環境に戻せばいいのでしょうか?"

11.3 内でじゃなくシステムを修復する

"フォーラムでこれが話題になったのは初めてのことではありません。私自身はこの機能の恩恵に預かったことはないのですが、たくさんの方がなくなってしまって困っていると言っているところを見ると、きっと使える機能だったんだと思います。"

アップデートしたものの一部分のみを元に戻すには?

"今週出たアップデートはいろいろな問題を引き起こしたようで、犯人がカーネルそのものでなければ、ATI のドライバーか、はたまた両方の組み合わせで問題が起こっていたようです。"


Web 上の記事から

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お知らせ

OpenOffice.org コミュニティ、The Document Foundation をアナウンス

"インターネットにて、2010年9月28日 - もっとも著名なフリーなオフィスソフトウェアである OpenOffice.org を開発し普及を促進しているボランティアによるコミュニティは、プロジェクトの構造を大幅に変更すると発表しました。Sun Microsystems が創立し、筆頭スポンサーを務めた10年間で目覚しい成長を遂げた後、このプロジェクトは「The Document Foundation」と名乗る独立財団を立ち上げ、自身の憲章にて独立性を保証することになりました。
(...)
この財団は、http://www.libreoffice.org にベータバージョンが置かれている、LibreOffice の開発をまとめあげ、支援することになります。このプロジェクトは開発者により自由でフレンドリーかつオープンな環境で、オフィス生産性スィートの未来を築き上げるコードを提供できると勧誘しており、それと並行してこのソフトの翻訳、テスト、文書化、サポート、宣伝を行う貢献者も募集しています。 (...)"


レポート

Phoronix/Michael Larabel: X.Org サーバーを root 権限なしで動かす

"Toulouse で行われた XDS (X Developers Summit) の間で、X.Org サーバーの開発プロセスと X.Org サーバー 1.10 について話すついでに、Keith Packard は X.Org サーバーを root で走らせない (以下、これを「root なし X サーバー」と呼ぶことにします) ことについても話しました。
カーネルモードセッティティング (kernel mode-setting: KMS) と X.Org サーバーに実装されたいくつかの機能のおかげで、なんとかここまでたどり着いたのですが、これが提唱されてから一年以上かかってしまっています。対して Moblin は X.Org サーバーを Moblin 2.0 リリースからユーザー権限で実行し、よそがようやく root なしでの実行に目を向け始めた現在、既に MeeGo オペレーティングシステムへと発展してしまっているのです。(...)"

Linux.com/Joe 'Zonker' Brockmeier: PostgreSQL 9 の五つのエンタープライズ向け機能

"PostgreSQL Global Development Group は先日 PostgreSQL 9.0 をリリースしました。この著名なデータベースの新リリースは、大きな新しい機能の追加と 200 を越えるアドオン、そして数々の進化をもたらしました。
リリースノートをご覧になったならば、山ほどの新機能と、すでにある機能の進化についてのたくさんの記述にお気づきになったでしょう。例えば、このリリースでは一意性制約が起きたときによりよいエラーメッセージを出すようになりましたし、ストアドプロシージャに対しての PL 言語の拡張、などなどが行われました。PostgreSQL 9.0 のリリースノートを頑張って読むことは DBA (データベース管理者) の喜びですが、このリリースで最大のウリはなんでしょう? PostgreSQL コアチームメンバーの Josh Berkus をつついてみて、PostgreSQL 9 のもっとも重要なポイントについて情報を仕入れました。"


レビュー/エッセイ

Ghacks/Jack Wallen: GNOME デスクトップを散歩してみる

"先日、読者から GNOME デスクトップにおける「ハウツー」をちょっと伝授してほしいとリクエストがありました。そのリクエストを受け取ってからしばらく考えて、最初に疑問に思ったのは、なぜ GNOME デスクトップを「散歩して回る」必要があるんだろうということでしたが、私たちみたいな「分かった人たち」のようにコンピューターデスクトップを俯瞰できる場所から見ることが、ある種のユーザーには単純にできない、ということに思い至りました。この考えに依れば、まったく新規のユーザーの視点から、GNOME デスクトップを歩き回ってみるというのはいいアイディアだと思いました。 (...)"

Ghacks/Jack Wallen: KDE 4.5 を散歩してみる

"先日、Linux を初めて使うユーザーに、もっとも有名な Linux デスクトップの一つをその基礎から見ていく、GNOME の「散歩」を紹介しました (すぐ上の「GNOME デスクトップを散歩してみる」をご覧ください)。今回は、同じサービスを KDE デスクトップについてやろうと思います。KDE 4.5 (最新のリリースです) に焦点に当て、KDE が Linux デスクトップをどれだけユーザーフレンドリーなものにしているかをお見せすることを目標にしたいと考えています。 (...)"


フィードバック / 交流 / 仲間に加わろう

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クレジット

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