openSUSE Weekly News/133
openSUSE Weekly News 日本語版 第133号 今週の見出し
お知らせ
openSUSE の戦略についての討論、今後の予定
- "もっと多くの提案を盛り込んでいきたいという積極的な意味合いから、この後発表する戦略案を磨き上げていくための、また、討論するための時間をとることにしました。
- 以下が新しい予定です:
- * 7月25日までに討論のたたき台になるコミュニティとしての提案をまとめる
- * 7月27日から提案についての討論開始 (各ディスカッションは4日間とする)
- * 8月10日、公開討論終了
- * 最終案作成
- * 投票もしくは承認手続きの決定
- * 投票開始
- 投票手続きをどうするかについては未定ですので、投票日程をどうするかもまだ発表できません。この戦略討論がどういうものなのかについてはこちらをご覧ください。特に、戦略 (strategy) と活動 (activity) の違いについてはよく読んでください。これまでの討論のまとめについては Pavol と Andreas がこちらにまとめてくれています。"
更新状況
ディストリビューション
Bugzilla
今週の openSUSE プロジェクト関連の登録数は以下の通りです:
- オープンな報告の総数: 5184 (+4)
- Blocker(最重要課題): 3 (+0)
- Critical(緊急): 318 (+9)
- Major(重要): 987 (+2)
- Normal(普通): 2890 (-5)
- Minor(影響度の小さい問題) 428 (-2)
- Enhancements(機能強化の要望): 558 (+0)
参照リンク:
チームレポート
アート・チーム
Sirko Kemter: ディストリビューションのデザインをいじってみました - その 2
- "次期バージョンでのインストーラのデザインの改良については数日前に書いたのですが、その記事にコメントくださったりアイデアや意見を寄せてくださった皆さんにまずは感謝したいと思います。もっともっといじってみなければいけないですね。ここ数日はこの仕事にあまり時間を割くことができず、タイムゾーン選択画面の地図をリアルな地図から二色のグラフィックにするくらいしかいじれませんでした。これで、(まだ完成ではありませんが) かなりすっきりしたとは思います。ご覧ください。 (...)"
ビルド・サービス・チーム
ビルド・サービス統計情報
- * プロジェクト数: 13900 (+140)
- * パッケージ数: 100168 (+524)
- * リポジトリ数: 21775 (+349)
- * ユーザ数: 23940 (+90)
- * ( ) 内の数字は対前週比の増減を示しています。
Education チーム
Jigish Gohil: Li-f-e で教育現場向けのサーバを立てる方法
- "openSUSE Edu Li-f-e にはコース管理から学生情報システム、ライブラリ管理まで何でもこなすサーバなど、教育機関向けの便利なソフトウェアが満載されています。何をどうすればいいか心得ているシステム管理者にとっては設定など朝飯前のことでしょうが、新米 Linux ユーザや試してみたいとは思うもののシステム管理者としての予備知識などないという先生方にとっては簡単なことではないでしょう。こういった作業を自動化できるようなスクリプト - 贅沢を言えば GUI - などを作って openSUSE Education プロジェクトのお手伝いをしてみたいと思う方がいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。"
GNOME チーム
Aaron Bockover: Banshee 1.7.3 のお知らせ
- "Banshee 1.7.3 のリリースをここにお知らせいたします。このリリースには Amazon MP3 ストア対応だとか Miro のポッドキャストディレクトリの統合といった待望の WebKit による新機能が盛り込まれました。統合されたストアそのものとは別に、Amazon からの MP3 のダウンロードが完全サポートされています。これほど大きな変化ではありませんが、他にもかなり新機能や改善が取り込まれ、多数のバグも修正されました。 (...)"
KDE チーム
Andreas Demmer: ダッシュボード効果 (Dashboard Effect) プラグインが trunk に入りました!
- "先週の作業の成果をたった今 KDE SVN trunk にコミットしました。KWin 用ダッシュボード効果プラグインのお初バージョンです。これでこのプラグインは2011年初頭にリリースが予定されている KDE SC 4.6 に公式に取り込まれることになります。イェイ! :) これを祝うために私はキンキンに冷えたビールで自分自身に乾杯しました!
- さて、次は何をしなければいけないのでしょうか? えー、来週はこのプラグインの機能強化に取り組んでみようと思います。やろうと考えているのはアニメーションの実装とログアウト時の効果に似せたぼかし効果の変更です。ログアウト時の効果だと画面の中央部よりも周辺部の方により強くぼかしがかかるようになっているのですが、これがなかなかいい感じなのです。 (...)"
Mono チーム
Miguel de Icaza: Mono が Git に移行しました
- "Mono のソースコードは7月22日午前9時 (ボストン時間) をもって GitHub へ移行します。
- GitHub が親切にも無料で Mono の巨大なリポジトリをホストしてくださったことに私たちは感激しています。私たちはまた、GitHub の新しい Organization の高機能性にアドバンテージを感じています。 (...)"
Miguel de Icaza: 焼きたてほやほやの Mono です
- "Andrew がたった今、Mono の長期メンテナンスリリースに置き換えられることになり、沢山のバグフィックスが施され、以下の新機能が盛り込まれたバージョン、2.6.7 についてのアナウンスを発しました: (...)"
Miguel de Icaza: Mono 2.8 の使い方ヒント: 例外を追跡する
- "Mono では strace のような機能がランタイムに組み込まれています。この機能は、アプリケーションでどんなメソッドが呼び出されているのか確認したいときなどに便利で、Mono を --trace 付きで起動することで使えます。
- 次期バージョンではちょっとした新機能が追加されます。--trace=E:ExceptionName とか --trace=E:all などとすると、例外がどこから投げられているのかというスタックトレースを得ることができるようになるのです。: (...)"
openFATE チーム
#310158: Konqueror やその他のファイルマネージャーでも fish (SSH) が使えるように
- "Konqueror はローカルファイルを扱うファイルマネージャーとして使えるだけでなく、FTP や WevDAV その他のプロトコルを使ってリモートマシンのファイルを扱うファイルマネージャーとしても使えます。fish ("fish://user@host") プロトコルを使うと SSH でファイルを操作することができるので、Konqueror でこれが使えるようになれば、インターネットにつながる状況であればほとんどどんなマシンにでも接続し、ファイル操作ができるようになります。"
#310159: Neatx をうまくインストールしたり設定できるような YaST2 のモジュールを作ろう
- "Neatx (NX サーバ) をうまくインストールしたり設定できるような YaST2 のモジュールを作りましょう。"
#310162: openSUSE でも BeOS のようなメニューを
- "ええと、私はコンピュータの誕生から知っているようなすごい歴史家ではありません。歴史は学んでますが、大学で中東史を専攻してるだけです。それでもこれはいえます。2000年を振り返ってみると、BeOS という名のとてもすばらしいOSが存在したのです。私はその ISO イメージ (50MB でした) を取ってきて古いコンパックのコンピュータにインストールし、フロッピーからブートしました。この小さなオペレーティングシステムはバグだらけではありましたが、とてもいろんなことができました。こいつで遊ぶのはとても楽しかったです。このシステムはそれほど有名になれず、Palm に買収されました。このシステムがフリーなオペレーティングシステムだった時代は終りをつげ、別のプロジェクト、例えば HAIKU や Zeta といったものがその後を引き継ぐことになりました。オリジナルのシステムの模造品ですが今回は Linux ベースです。このシステムで私がもっともひきつけられたのは、その革新的なシステムメニューです。Windows とは異なり、画面の右上に配置されています。パネルスタイルのメニューではなく、箱の形をしていて、アプリケーションが動いているかどうかによって開いたり閉じたりして見えます。システムメニューを右クリックすると、コンピュータにインストールされているすべてのアプリケーションを含む実際のメニューを使うことができるのです。..."
#310163: openSUSE の KDE を選んだときに表示される「Welcome」画面を廃止しよう
- "(...) 何人かと KDE IRC チャネルで昨日話していたとき、新しい KDE ユーザをデスクトップに慣れてもらうよう案内するのに使えそうな方法についてのコメントがありました。とはいえ、ユーザがいつでも使い方案内を見に行けるような仕組みをデスクトップからなくしてしまってもいいとは思っていません。機能紹介ポップアップとかそんなものは必要ないんです。ちょっとの間、じっくり考えてみてください。なんていえばいいですかね、例えば、絵を描くことを考えてみてください。絵を描くことについては誰にも「説明」できないんです。ただじっとみて、あなた自身のやりかたを得る。それで十分ですし、あなたはその意味がお分かりのはずです。アーティストの残してくれた手がかりはきっとあなたの心に響き、絵を描くことの意味を知ることができるでしょう。絵を描くための目的を本能的に「知る」ことができるのです。(訳注:元文の)セザンヌの絵を見ながら考えてみれば、どういうことか分かってもらえると思います。 ..."
#310165: 矢印でデスクトップを切り替えられるような機能を
- "これは、昔からお気に入りの機能です。でも、問題があって、Linux マシンで compiz を使っている時でも使っていないときでも、デスクトップの切り替え方が直感的ではないんですよね。どうしてかって? だって、Ctrl + Alt + 右矢印だとか左矢印だとか、キーボード操作で切り替えるようになっていたり、副次的なメニューだったり、マウスをウインドウのコーナーに持ってこなければいけなかったりするからです。こういったやり方は確かによく考えられているとは思うけれど、やり方を探すのに苦労したり、隠されていたり、初心者ユーザには優しくなかったりで、実は厄介な方法なんです。 (...)"
#310166: openSUSE Linux 11.4 に audiokonverter を追加しましょう
- "openSUSE Linux 11.4 ではデフォルトで audiokonverter が入るようにしましょう。"
#310175: zypper / YaST でダウンロード中のパッケージをキャッシュできるようにすべき
- "インターネット接続環境が不安定なので、部分的にダウンロードが済んでいるファイルをレジュームしてダウンロードを続行できるかどうかは、私にとってはとても重要なことなのです。YaST のソフトウェア管理や zypper で、エラーが起こってダウンロード途中で止まってしまったようなファイルをレジュームできるようになるとありがたいです。"
#310176: LDAP/Kerberos 認証で sssd を使うように変更する
- "nss_ldap/pam_ldap で起こってしまっているいろいろな問題 (bug#477061、bug#157078 その他を参照のこと) のため、そして sssd が私たちにもたらしてくれた恩恵 (たとえばオフラインサポートだとか統合された kerberos サポートだとか) のことを考えると、yast2-ldap-client で nss_ldap/pam_ldap/pam_kerberos ではなく sssd の設定をするように変えていくべきだと思います。
- sssd の 11.3 用パッケージは既に準備できています。後は、pam-config もサポートできるようにしておく必要はありますけれど。"
#310177: YaST パッケージ管理 - パッケージをインストールした後、検索ウィンドウに戻るように
- "現状の YaST パッケージ管理を元にした GUI だと、インストールしたいパッケージを選んで [インストール] をクリックすると、ダウンロード、インストールへと進みます。そしてそれが完了すると、そのウインドウは自動的に閉じてしまいます。この動作を、インストール完了通知を表示した後また検索ウインドウに戻って追加インストールできるようにできたらいいと思いませんか? つまり、もう一度初期画面に戻るということです。"
#310197: YaST のソフトウェア管理モジュールからプロキシ設定モジュールにアクセスできるように
- "YaST のソフトウェア管理からプロキシ設定モジュールにアクセスできるようなメニュー (あるいは、もっといい手段があればそれでも可) を追加しましょう。プロキシを指定してからでないとネットワークに接続できないような場合、良くある例でいうと、主要なデスクトップ環境でメインメニューからソフトウェア管理モジュールを初めて起動しようとすると (YaST コントロールセンターでまずはプロキシモジュールを呼び出して設定しなければいけないんだということに気がつけない限り) 起動に失敗し、インストール済みのパッケージを表示するだけしかできなくなってしまいます。こんなときユーザはインストーラのインターフェイスのどこにプロキシ設定ツールがあったかと探すことになってしまうでしょう。というのも、お気に入りのネットワークアプリケーション (Firefox だとか Evolution だとか Pidgin だとか) を使いたい場合、(システムのデフォルト設定を引き継ぐことができるようになっているにもかかわらず) それぞれでオプションとしてプロキシ設定をしなければならなくなるからです。 (...)"
#310199: リポジトリについてのアナウンス
- "いろいろなメーリングリストに登録していると、しばしばリポジトリの名称変更だとか削除だとかいったお知らせを受けとることになります。特に KDE 関係のリポジトリについてはしょっちゅういろいろと再構築されているようです。
- なので、libzypp とその GUI で、各リポジトリについての重要なお知らせが表示されるような機能を実装することを提案します。
- 理想的には、複数のリポジトリについてのお知らせをひとまとめにして知らせてくれるようになるとありがたいです。"
#310201: ディストリビューションに pastebin スクリプトを採用しましょう
- "pastebin スクリプト (たとえば network:utilities や Contrib にある pastebinit とか) を基本ディストリビューションに含めることができれば間違いなく役に立つと思います。そもそもとても小さなプログラムですから、コアパターンに入れておいてもいいのではないでしょうか (つまり、必ずインストールされるようにしておくということ)。 (...)"
#310205: locate の代わりに slocate を使うようにする
- "findutils-locate パッケージには、デフォルトで slocate を入れておくようにしたらいいのではないかと思います。あるいは、findutils-slocate という名前のパッケージにするとか。
- 以下、どうしてそうした方がいいと思うか、その理由を述べます: (...)"
#310225: openSUSE での VLC
- "VLC はものすごく便利なメディアプレーヤーだと思ってます。VLC ならコーデックなしでもほとんどのタイプの動画を再生できるので、openSUSE 11.4 にデフォルトのメディアプレーヤーとして追加したらどうでしょう。
- Totem や Kaffeine だとライセンス的にコーデックの問題が絡んでくるのですが、VLC にすればライセンス問題は回避できます。"
#310228: タッチスクリーンのサポート
- "HP TouchSmart 製品のような PC を使う人には必須のものだと思います。"
統計情報
- openSUSE 11.4 に向けての機能追加リクエストの統計は以下の通りです。
- * 総数: 48 (+19)
- * 未確認 (Unconfirmed): 40 (+17)
- * 新規 (New): 5 (+0)
- * 評価中 (Evaluation): 3 (+2)
- * 候補 (Candidate): 0 (+0)
- * 完了 (Done): 0 (+0)
- * 不採用 (Rejected): 0 (+0)
- * 重複 (Duplicate): 0 (+0)
OpenOffice.org チーム
Petr Mladek: 汎用 Go-oo 3.2.1 ビルド公開
- "Linux (i586 及び x86_64)、Intel 版 MacOSX、Windows 向けの汎用 Go-oo 3.2.1 ビルドの公開をお知らせいたします。 ダウンロードとインストールについての解説ページもご覧ください。このビルドにはアップストリームからの、また Go-oo 独自のバグ修正が施されています。
- Go-oo チームはこのリリースが皆さんを幸せな気持ちにしてくれることを願っています。ですが、どんなソフトウェアにもバグはつきものですから、将来のリリースで修正できるように何かバグが見つかりましたらお知らせいただきたいと思っています。または、ooo-build@lists.freedesktop.org メーリングリスト宛に、あるいは irc.freenode.net の #go-oo チャンネルに入っていただき、フィードバックしていただいても結構です。"
翻訳 (Translation) チーム
YaST チーム
Katarina Machalkova: キーワードで必要なモジュールが呼び出せるようにできるといいな
- "(...) KDE がまだ3系だったころ、私はよくキーワードで KCM モジュールの検索 (つまり、モジュールの名前に加えて、タグのグループやモジュールの機能についての詳細な記述などを対象に検索) ができるのはとても便利だと感じたものです。MAC (Most Awesome Computer = 最も素晴らしいコンピュータ) OS X 使いの同僚の Pavol はどうやらそんな感じで検索できる Apple のシステム設定 (YaST のようなツール) がいたくお気に入りのようで、Feature #305845 としてリクエストを挙げました。それは Qt4 のコントロールセンターでも同じようなことができるようにしようとしたある午後の出来事でした。 (...)"
コミュニティ内での出来事
イベント & ミーティング
終了分:
- * 2010年7月19日: openSUSE ニュース (news.opensuse.org) の誕生日
- * 2010年7月21日: ドイツ語 Wiki チーム・ミーティング
- * 2010年7月21-24日: Fisl 11 (ブラジル/ポルトアレグレ)
- * 2010年7月24日: Hadoop Lab で openSUSE のセッション (台湾)
近日開催:
- * 2010年7月28日: openSUSE 評議会 (Board) ミーティング
- * 2010年7月31日: openSUSE カンファレンス: 参加申し込み (Call for Paper) 締切り
- * その他のイベント情報については以下をご覧ください:
- * openSUSE News/Events ページ – 各地域のローカルイベント
11.3 リリース記念パーティー (Launch パーティー) 開催予定
- * こちらの一覧でお近くのリリース記念パーティーの予定をご確認ください。
耳で聞く openSUSE
- openSUSE ウィークリー・ニュースのドイツ語版をライブ・ストリームまたはポッドキャストで聴取することができす。http://blog.radiotux.de/podcast より聴取またはダウンロードしてください。
Ambassador 通信
Alex Barrios: CIBESS の Especial Edition に参加した openSUSE
- "嬉しいことに私は、先週末カリブ海に浮かぶ天国のような島、ベネズエラのマルガリータ島で開催された「情報科学及び E-ビジネス国際会議 (Congreso Internacional de Informática y E-Business)」でセキュリティとハッキングについてのカンファレンスを受け持ってほしいとの招待を受けました。
- もちろん、openSUSE の宣伝も忘れちゃいません。Linux について、どうしてセキュリティのことを考えたら Linux を使うべきなのか、Windows を使うのがいかにばかばかしいことなのか、そして openSUSE が初心者と熟練ユーザにとっていかにいい選択肢となるかについてたくさん話をしてきました。集まったのは200グループからなる600人の参加者で、3つのカンファレンスが開かれました。欲しがる人には全員に DVD や CD、その他のグッズを手渡しました...私のおしゃべりが終わると、我々の愛すべき Geeko についてもっと知りたいとみんなが集まってきたのです… :D (...)"
Jigish Gohil: バドダラ (インド) の MSU (Maharaja Sayajirao University) の BCA で openSUSE Launch Party を開催
- "openSUSE 11.3 を元にした最新版 openSUSE Edu Li-f-e のお披露目をしてきました。プレゼンを行ったホールには120名以上の方が詰め寄せ、立ち見の方も出るほどでした。来ていただいた方全員がその場で見たものに感激したものと思います。みなさん、試してみたいということで Li-f-e DVD をお持ち帰りになっていましたから。"
交流
- * メーリングリスト登録者数: 37625 (+19)
- * openSUSE フォーラム]登録者数: 48123 (+357)
- * 最大同時オンライン数は 30559 名で、2010年1月8日 13:06 のことでした。
- * ( ) 内の数字は対前週比の増減を示しています。
貢献者
- ユーザ名簿に登録している 12324 (+50) 名のうち、4837 (+22) 名が基本方針(Guiding Principles)の支持を表明しています。評議会(Board)は、429 (+2) 名のメンバー(Member)を承認しています。
- * ( ) 内の数字は対前週比の増減を示しています。
新規/更新アプリケーション @ openSUSE
Dominique Leuenberger: Dominique Leuenberger: VLC 1.1.1 リリース
- "本日、VideoLAN プロジェクトは私たちみんなが愛してやまない、「ちっとも有名じゃない」ビデオプレイヤーのバージョン 1.1.1 を公開しました。バージョン 1.1.1 はバクフィックスリリースで、すごい新機能はありませんが、依然みなさんに価値あるリリースです。
- このバージョンの ChangeLog を見てみましょう (一部削り、Mac と Windows の項目は除いてあります): (...)"
Packman: wxcam 1.0.4-0
- "wxCam は Linux 向けウェブカムのアプリケーションです。サポートしている機能としてはビデオ録画 (無圧縮 avi および Xvid 形式で)、スナップショット撮影、それからフィリップスのウェブカム用の特別なコマンドを用意しているので、天体観測を目的としたプログラムを利用することもできます。video4linux 1 ドライバーもサポートしていますので、非常にたくさんのデバイスで動作するでしょう。"
OBS openSUSE:11.2:Update/clamav r3 登録
- "clamav-0.96.1 へのアップデート"
セキュリティアップデート
完全版のセキュリティ報告が読みたい場合、あるいは報告がリリースされたらできるだけ早く報せを受け取りたい場合は openSUSE セキュリティ・アナウンスメーリングリストを参照してください。
SUSE セキュリティ報告: Linux kernel (SUSE-SA:2010:031)
- パッケージ: kernel
- 報告 ID: SUSE-SA:2010:031
- 日付: 2010年7月20日(火) 11:00:00 +0000
- 影響を受けるプロダクト: openSUSE 11.1
- SUSE Linux Enterprise High Availability Extension 11
- SUSE Linux Enterprise Desktop 11
- SUSE Linux Enterprise Server 11
- 脆弱性タイプ: リモート DoS
メンテナンスアップデート
openSUSE-SU-2010:0393-1 (危険度: 低): x509 認証で正しく 0 文字を扱うための w3m のセキュリティアップデート
openSUSE-SU-2010:0397-1 (危険度: 重要): Linux Kernel: セキュリティ/バグフィックスアップデート (2.6.27.48 へ)
openSUSE-SU-2010:0414-1 (危険度: 低): clamav: リモート DoS 対策
openSUSE-SU-2010:0416-1 (危険度: 中): exim: ローカル脆弱性に対する以下2件の修正; CVE-2010-2023 及び CVE-2010-2024
openSUSE-SU-2010:0418-1 (危険度: 中): python-mako セキュリティアップデート
openSUSE-SU-2010:0420-1 (危険度: 中): libtiff セキュリティアップデート
openSUSE-SU-2010:0422-1 (危険度: 中): opera: CSS スタイルシートでの cross-origin loading
openSUSE-SU-2010:0423-1 (危険度: 中): vte セキュリティアップデート
openSUSE-SU-2010:0425-1 (危険度: 重要): ghostscript セキュリティアップデート
openSUSE-SU-2010:0426-1 (危険度: 中): lxsession セキュリティアップデート
openSUSE-SU-2010:0427-1 (危険度: 中): openldap: MODRDN DoS 問題、不一致及び \\0 文字を使った DoS が繰り替えされる問題に対する修正
openSUSE-SU-2010:0428-1 (危険度: 低): rpm: パッケージアップデート中に SUID/SGID ビットがクリアされないというセキュリティ問題の修正
カーネルレビュー
h-online/Thorsten Leemhuis: Kernel Log: 2.6.35 の新機能 (パート 3) - ネットワークサポート
- "Google の開発者たちによって登録されたいくつかのパッチによって、Linux カーネルはマルチコアシステムにおいての有線ネットワークのスループットが向上するでしょう。いくつかの有線および無線LANのドライバもまた素晴らしいスループットの向上や、省電力といった進化をもたらすでしょう。(...)"
Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)
デスクトップユーザ向け
ITWorld/Steven J. Vaughan-Nichols: Linux への最初の一歩
- "誰かが書いたエントリを読んでいると、「自分にとって Linux を始めるきっかけとなっているものは何だろう?」と自問自答することがたまにあります。何年間もその答えはなかなか一つにまとまりませんでしたが、ここへきてようやく私の考えがまとまりました。
- まずはじめに、私のエントリの読者の多くは、Linux の裏側がどうなっているのかなどという細かいことについてはそんなに興味を持っていないということが挙げられます。彼らは終わりない Windows のセキュリティ問題やコスト問題への対応で病んでおり、疲れきっています。実は、多くの人は Linux の勉強には興味がないのです。彼らは E メールが受信できて、ウェブが閲覧できて、マルウェアの心配の要らないアプリケーションがそれなりに動作する、安いオペレーションシステムが欲しいだけなのです。"
Free Software Magazine/Terry Hancock: Gimp を使ってバイコヌールの空を背景として出現させる方法
- "3D のモデリングをしていると、しばしばパノラマイメージを「背景」として作らなければいけなくなるときがあります。典型的な例で言うと、前景で動くものの背後に空と背景の土地を配置する時などです。ここで一つ例を挙げてみましょう。まずは、ロケット発射当日、月に向かうパイロットの背景としてカザフスタンのバイコヌールの空を描かなければいけないものと想定してみてください。このとき、どんな背景にしたいかというアイデアはしっかり持っていて、それにぴったり合う画像が作りたいと思っているとします。以下、私のやり方をご紹介しましょう。"
コマンド/スクリプト初心者向け
python4kids: なぜ Pytnon なの?
- "Python はプログラミング言語のひとつです。その名前は、コメディ番組の Monty Python にちなんで名づけられました。(蛇が由来というわけではありません。)作者は数学者である Guido van Rossum です。Python は、プログラマがタイプした命令によってコンピュータを直接動かせることから、「スクリプト言語」と呼ばれています。他のプログラミング言語とは異なって、Python には実行前の「コンパイル」という手続きが不要です。(実際のところは、私たちの目には見えないところでコンピュータがコンパイルを行っていますが。)"
Sander Marechal: PHP と GD を使って正確なガンマ計算でイメージをリサイズする方法
- "ほんのちょっと前に Ty W が StackOverflow で興味深い質問をポストしていました。実際のところ、ほとんどのグラフィックスソフトウェアはイメージの拡大縮小を正しい方法でやっていないのです。通常はその間違いに気づくことはとても難しいのですが、上のリンクの記事ではこの問題を実にすばらしく説明しています。
- PHP の GD ライブラリも同様の問題に悩まされてきましたが、Ty は上述の記事のサンプル PHP プログラムが透過イメージの場合部分的に正しく動かないことがあるということを明らかにしました。何時間かつまらない時間を費やしてしまったあと、ついに正しい解法をつきとめたのです。"
開発者/プログラマ向け
Linux User & Developer/Kunal Deo: Qt を使ってアプリを国際化する方法
- "まず事実を受け入れましょう。アプリケーションを書くということはとても複雑なことなのです。たくさんの血と汗を必要とします。とても多くの努力を注ぎ込んでアプリケーションを作ったとしても、もしそのアプリケーションが英語しかサポートしていないとしたら、それだけで貧相に見えてしまうものです。最低ラインは、多くの人々は、母語がサポートされているかどうかにとても気を払い、サポートされていたら賛辞の声を送るということです。ごく自然なことに、オープンソースソフトウェアはこの惑星でもっとも多く翻訳されているものの一つという評価を得ています。もしあなたのソフトウェアのために世界から観客を呼びたければ、ユーザのためにアプリケーションをローカライズすることはとても重要です。以下にどうやったらいいか述べています。…"
Stephan Kulow: git で bisect を使ってみる
- "ビルド・サービスの API テストスイートでちょっとしたリグレッションを行いました。つい最近修正を加えたばかりだったのに、コミットログから判断したところ問題となりそうな箇所は発見できなかったので、bisect コマンドを試してみることにしました。:
- * git bisect start master 1dfd9717348d8425492b556d3a183b4d265007d
- * git bisect run sh -c "cd src/api; ruby test/functional/build_controller_test.rb --name=test_project_index""
システム管理者向け
Pascal Bleser: openSUSE のパッケージをリスト化するコマンド
- Pascal Bleser が全ての openSUSE パッケージをリスト化して表示する方法についてナイスな記事をまとめてくれました。
Linux User & Developer/Koen Vervloesem: システム管理者のための Ruby
- "ほとんどの Linux や UNIX のシステム管理者は、シェルスクリプトや grep, awk, cut などなどのツール類をいろいろ組み合わせて使います。この古典的なアプローチは昔はメリットがありましたが、これらのスクリプトは一般的に読んだりメンテナンスしたりが大変なのです。一つの解決策はシステム管理業務に本物のプログラミング言語を用いることです。複雑な環境においては、シェルスクリプトの代わりに本物のプログラミング言語を使えば、システム管理はとても楽になるでしょう。伝統的に、システム管理者の間では Perl がとても普及していましたが、それをメンテナンスしている人に言わせると、シェルとたいして変わらない、だそうです。(...)"
Brandon Philips: openSUSE 11.3 の systemd
- "警告:この記事の内容を試すとマシンがブート不能になる可能性がありますので、経験豊富な Linux 管理者専用です。:)
- Systemd は新しい init システムで、Lennart、Kay などなどたくさんの人々によって書かれました。openSUSE 11.3 または openSUSE Factory でお試しになりたければ、以下の手順に従えばすべてがインストールされます。 (...)"
Jared Ottley: Alfresco: 最大バージョンのポリシー
- "顧客のための概念検証の一部として、バージョン付けされたコンテンツそれぞれについてバージョンの数の総計を制御するような機能拡張を書いてもらえないだろうかと Alfresco から依頼を受けました。(ダウンロードリンクは (元記事の) ページ末尾にあります)
- Alfresco は強力なバージョニングの機能を持っていて、リポジトリに保存されているどんなコンテンツにも、そのファイルタイプによらずバージョンをつけることができます。バージョンは完全なファイルとして保持され、diff だけの保存ではありません。Alfresco はコンテンツにメジャーバージョンもマイナーバージョンをつけることも許可しています。バージョンが作成・更新されるのは、チェックアウト・チェックインによるか、ルールによるか、なんらかのインタフェースによるか、スクリプトやAPIによるか、などが選べます。 (...)"
HowtoForge/ Falko Timme: これぞ究極のサーバー - openSUSE 11.3 x86_64 で ISPConfig 3 を使う
- "今回は、openSUSE 11.3 64bit (x86_64) のサーバーで、ISP やホスティング会社にとって必須のサービスを全て提供するためのセットアップ方法を詳しく紹介します。Apache web サーバー (SSL サポート) で PHP や CGI、SSI をサポートする方法、Postfix メールサーバーで SMTP-AUTH、TLS、バーチャルメールユーザーをサポートする方法、その他に、BIND DNS サーバー、Pureftpd FTP サーバー、MySQL サーバー、Dovecot POP3/IMAP サーバー、Quota、ファイヤーウォールなどをセットアップしていきます。 (...)"
Planet SUSE
Andreas Demmer: レビュー: HP Envy 14 で Linux を動かす
- "仕事での出張がとても多いので、Dell XPS M2010 に代わるもっと持ち運びが楽なノートパソコンを探していたんです。ディスプレイは大きければ大きいほどよかったけれど - 20インチのパソコンは機内持込手荷物にしたり、持ち歩いて使うにはちょっと不向きだったんです。空港でのセキュリティチェックで特別検査をしょっちゅう受けるハメになるのは、いう必要もないですよね。
- とても慎重に調査した結果、私は HP Envy 14 を選びました。私が思うにこいつは持ち運びの楽さとマシンパワーとデザインのバランスが最高なんです。ということで発売日にすぐ購入しました。"
Andreas Demmer: KDE の電源管理プロファイルを最適化する
- "この前の記事で、私のノートパソコンで Linux / KDE を使うと Windows 7 よりも早くバッテリーを食ってしまうということを書きました。この原因はグラフィックカードが2枚搭載されていて切り替えられるようになっていた (両方のカードが同時に動き、電力を消費していた) ことにあるとつきとめ (そして解決した) ものの、これをきっかけに私は電源消費量の最適化にとりつかれてしまいました。ちょっと調べてみたら、次のような解決策が思いつきました。
- まずはスクリプトに省電力の小道具をいくつか入れて、/usr/local/sbin/powersave.sh というファイルに保存し、これらの実行にはルート権限が必要なので、sudoers にこれを実行するためのエントリーを追加しました。これで sudo によってこのスクリプトを動かすことができるようになりましたが、いちいち root のパスワードを入れないでも済むようにするには、KDE の電源管理ツール Powerdevil がこのスクリプトを自動で実行できるようにしなければなりません。そこで、私は以下のようなカスタムコールを Powerdevil の設定の Powersave プロファイルに追加しました: sudo /usr/local/sbin/powersave.sh (...)"
Dominique Leuenberger: Dominique Leuenberger: Compiz 0.9.0、Factory リポジトリに登録
- "もうご存知かと思いますが、Compiz 0.9.0 が少し前にリリースされました。Factory リポジトリがフリーズされていたので更新することはできず、したがって 11.3 にもこのバージョンの Compiz は入りませんでした。
- しかし再び Factory のフリーズは解かれましたし、私たちはみんな自分たちのシステムを openSUSE 11.3 に上げましたので、Factory をぶっこわす準備はできたというわけです(そうじゃないと願いたいですが)。私は Compiz 0.9.0 スタックを X11:Compiz と openSUSE:Factory に登録しましたので、じき利用可能になると信じています。(...)"
Mike McCallister: 前のポストのフォロー:サポートと HTML5/CSS3
- "もしまだご存知でないなら、openSUSE 11.3 は先週リリースされて、概ねレビューではベタ褒めされていたとお伝えしておきましょう。私はリリース前のバージョンをいくつか VirtualBox で試してきて、この週末に自身のノートパソコンを Kubuntu から openSUSE 11.3 に乗り換えようと計画しています。どんな風だったかみなさんにご報告するつもりです。
- ところで、皆さんと共有しておきたいことがいくつかあります: (...)"
Miguel de Icaza: Retina Display 向けのアプリケーションを作成する
- "TweetStation に Retina Display (訳注:[http://www.gizmodo.jp/2010/06/iphone_4retina_display.html GIZMODO の記事が参考になるでしょう) のサポートを追加するために、他の開発者の助けを借りつついくつかのポイントを学びました。
- iOS 4 のポイント
- Apple の Retina Display はそれまでの iPhone のタテヨコ二倍の画素数を持っていまして、今までの iPhone のディスプレイ 320x480 に対して iPhone 4 は 640x960 画素となっています (...)"
Jordi Massaguer: openSUSE アップデート予報 (updates forecast for openSUSE; UFO) ...
- "先週の土曜日、"la volcanica" (http://www.volcanica.cat) というイベントに参加し私たちが UFO プロジェクトでやってきたことをまとめた短いプレゼンをしてきました。
- UFO は Updates Forecast for Opensuse (openSUSE アップデート予報) の省略形で、openSUSE のアップデートの予想モデルを作ろうという試みのプロジェクトでして、ある期間にどれだけのアップデートが行われるか知ることができるようになるというわけです。(...)"
Ben Kevan: Puppet 2.6.0 を SLES 11 SP1 上で動かす
- "最近、私の所属する組織は、いくつかのソフトを実装する契約を Novell と結びました。そこで私は SMT リポジトリの設定とその他もろもろの手始めとして、puppet を (ちょっとした小手調べとして) 実装することにしました。
- SLES 11 向け、そして結果的には SLES 11 SP1 にリリースされている puppet パッケージは 0.24 枝で、正確にいうと 0.24.8 でした。ところが、現行の puppet 2.6.0 には含まれている zypper の定義が当該バージョンには含まれていないため、もし system:management リポジトリにある 0.25.4 にアップグレードしようとすると私が発見した以下のような問題により、おかしなことになってしまうと気がつくことでしょう。(...)"
Martin Vidner: ruby-dbus 0.3.1
- "ruby-dbus のバグ修正リリースを行ないました。これは Ruby 用の D-Bus IPC (プロセス間通信) システムのバインディングになります。
- * 多くの on_signal は DBus.Error.LimitsExceeded を引き起こします (bnc#617350)。すでにあるマッチルールを追加しないで、マッチルールの削除を有効化してください。今では一つのルールに対して一つのハンドラーが呼ばれることになります (ただし一つの D-BUS シグナルが複数のルールにマッチすることは可能です)。これは問題番号#3の部分的な修正になります。
- * 互換性のために InterfaceElement#add_param を再度追加しました。
- * D-BUSの接続が切断されてしまったときにそれを知る方法をいくつか追加しました。
- RPM は Webpin に置いてあります。"
Aaron Bockover: Tarball – なぜ?
- "なんで私たちは tarball を日々つくり続けるんだろう、と何度も何度も疑問に思ってます。単に簡単だから? - "make distcheck" 機能のおかげで? 確かに distcheck プロセスは正しいビルドができることを保証してくれるのですが、なんで tarball の形で配布しなければいけないんでしょう? tarball と git タグの間に意味のある違いなんかあるのでしょうか?
- 私がどれだけ autotools をゴミ箱に放り投げたいと思っているかについてはここでは触れないことにしますが、我々がこのやり方になれきっていてその奇妙な振る舞いにも満足してしまっているため、また、今のところは distcheck がでんと居座ってしまっているため、本来なら本当にソフトウェアを良くするために費やされるべきエネルギーが無駄になってしまっているのです。今のところは。(...)"
Andrea Florio: openSUSE-LXDE 11.3 ライブ CD
- "ええ、みなさんの多くがお待ちしていることは存じておりますし、お待たせしたことはお詫びしたく思いますが、ついに 11.3 LXDE ライブ CD の最初のベータ版のリリースをお知らせすることができます。
- まだベータなのでいくつか欠点があります。例えばまだ CD に入らないとか。良いニュースとしては、これ一つで CD にも USB にも焼けるハイブリットな ISO イメージであるので、dd コマンドを使って USB メモリスティックにコピーすることができます。
- どうかテストいただき、バグや不具合を見つけたらご報告くださいますよう。(...)"
Thomas Biege: openSUSE wiki の新しい二つの記事
- "どうかお楽しみいただき、よかったらよりよく修正してください!
- * セキュアなコーディングのためのチェックリスト:C と C++
- * セキュアなコーディングのためのチェックリスト: Ruby on Rails"
openSUSE フォーラム
Totem でサムネールを取得する - どうやって?
- "このスレッドではマルチメディア全般の質問が展開されていて、おそらく openSUSE の新米ユーザにとって訳に立つ情報がいくつか見つかると思います。"
K3b でディスクが焼けない!?
- "時々この問題が持ち上がるのですが、この問題を解決するには結構トリッキーなことをしなければなりません。今回のケースは、K3b そのものはちゃんと動いているようなのでどうもハードウェアの問題のようです。"
デュアルブートに戻すには?
- "Grub は多くの人にとってまだまだ分かりにくいもので、Grub 2 を採用する他のディストリビューションが出てきた現在、更に事情はややこしくなってきていると言えるでしょう。幸いなことに、元に戻すためのいいガイドがいくつかあります。"
11.3 に「ありがとう」を言うスレッド
- "ひたすら「ありがとう」を言うスレッドです! 他に人が 11.3 についてどんなことを言っているか、覗いてみてください。きっとあなたもコメント付けたくなると思います。"
Web 上の記事から
お知らせ
asoliverez: KDE プラットフォーム 4 向け KMyMoney 安定版リリースへの途上で
- "3.98.x を5月中旬にリリースしてからというもの、KMyMoney に最後に残された Qt3Support の断片を取り除くことに主に力を注いできました。仕事はほとんど終わり、8月中旬には多分安定版をリリースすることができると思います。最後のレガシーコードを取り除き終わったら正式な日程が決まることになっていますが、バージョン 1.0 をリリースしてからちょうど一年後ということになりそうです。
- 今バージョンの名前付ルールについて話し合っている最中ですが、多分安定版は、KDE のバージョン付けとより近くなるように、バージョン 4.5 になると思います。"
レポート
KDENews/Stuart Jarvis: あなたのための ownCloud は要りませんか?
- "Akademy はすばらしい時間でした。KDE 界のたくさんの人と会い、たくさんのエキサイティングな新プロジェクトやバズワードを理解できました。最近たくさん生まれた興味深いプロジェクトの一つが ownCloud で、Frank Karlitschek によって始められた KDE のクラウドコンピューティングプロジェクトです。私たちは会場で Frank を捕まえて、ownCloud をよりよく理解し、現在のステータスと、将来の計画について確認しました。 (...)"
Tom's Hardware/Adam Overa: Web グランプリ 2: Linux サーキットで開催
- "先週、私たちは Opera 10.60 が世界一高速なブラウザたりうることをご紹介しました。これは Windows の世界でのことでした。では Chrome、Firefox、Opera は Linux ではどうなんでしょう? 答えは本日得られました。Windows 7 の結果も加え、もっとも速いブラウザが走るのはどのOSかということを学ぶことにもなるでしょう。 (...)"
レビュー/エッセイ
ZDNet/Jason Perlow: openSUSE 11.3: Linux 界 の Lizard、ただいま参上
- "openSUSE について取り上げたのは昨年の10月のことでした。この新しいバージョンが出るまでの期間、SUSE コミュニティは長く険しい道のりを歩んできました。それは、コーディングに対する努力ということだけではなく、openSUSE コミュニティがその仲間たちとの関係全般をどのようにしていくべきか模索してきたということに由来します。"
h-online/Andrea Müller: openSUSE 11.3 の新機能
- "openSUSE 11.3 は進化を山盛り乗せてやってきました。この記事ではその中でもいくつか、例えば新たに追加された軽量な LXDE デスクトップ、新しいパッケージリポジトリ機能、ネットブック用インストールオプションなどについて詳しく見ていきたいと思います。
- バージョン番号に騙されないように! 確かに 0 で終わってはいませんが、openSUSE 11.3 はメジャーバージョンアップと同じぐらいの新たな機能を提供しているのです - 進化したネットブックのサポート、新たに追加されたデスクトップ環境、追加のパッケージリポジトリ機能などはそのごく一部にすぎません。公式リリースの前に、openSUSE チームは私たちにゴールドマスターを提供してくれたので、公式リリース前にその新機能を存分に試すことができたのです。"
openSUSE 革命:迷走する革命家の道
- "やあみなさん。まずは、このウェブサイトを訪ねてきて、私がポストしたアイディアを見てみようと思っているみなさんに感謝を。私はみなさんの多くが私と同じようにこれらのアイディアを価値あるものと考えて、それが実現されるのを見たいと思うようなものであることを心底約束したいと思います。
- 何人かと KDE IRC チャネルで昨日話していたとき、新しい KDE ユーザをデスクトップに慣れてもらうよう案内するのに使えそうな方法についてのコメントがありました。とはいえ、ユーザがいつでも使い方案内を見に行けるような仕組みをデスクトップからなくしてしまってもいいとは思っていません。機能紹介ポップアップとかそんなものは必要ないんです。ちょっとの間、じっくり考えてみてください。 (...)"
Free Software Magazine/Terry Hancock: Jamendo、VLC、K3b を用いてフリーな映像向けのフリーな音楽素材を探す
- "仕事でフリーライセンスを用いることのとても大きなアドバンテージは、フリーなライセンスで提供された素材がどんどん増えてきていて、それをあなたの目的のために再利用できることです。でも使いたいと思えて、なおかつ法的に問題なく使える素材を見つけるのは難しいんじゃないかと尻込みしたくなるかもしれません。この記事ではこの件についての私の戦略を少々、また、いくつかのコツ、更に私が音楽を見つけるのにもっとも便利だと思うサイト、Jamendo を含むいくつかの入手元をご紹介します。それから音楽を聞いたり、分類したりするのに便利なフリーソフトウェアツールについてもいくつか触れたいと思います。(...)"
Make Tech Easier/Tavis J. Hampton: Linux を子供向けに設定するには
- "多くの方が Linux は 30 過ぎのギーク野郎向けのものだという固定観念に囚われています。よしんばそれが真実だったとしても、それ以外にもすべての年代、民族、性別にわたる人々が Linux やその他のフリーでオープンソースなソフトウェアを楽しんでいるのです。
- 大部分は、子供たちが使うオペレーティングシステムは親か学校によって決められます。もしあなたがお子さんをお持ちで Linux ユーザであるなら、おうちで御自分のお子さんに Linux を使わせたいと思うんじゃないでしょうか。(...)"
フィードバック / 交流 / 仲間に加わろう
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クレジット
- Sascha Manns (編集長)
- Sebastian Schöbinger (『Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)』セクション担当)
- Satoru Matsumoto (編集室、日本語翻訳ページ作成)
- Carl Fletcher (英語版ニュースレター担当、『openSUSE フォーラム』担当)
- Thomas Hofstätter (イベント & ミーティング情報担当)
- Naruhiko Ogasawara(日本語翻訳)
- Ko Kazaana(日本語翻訳)
- Masahiko Hashimoto(日本語翻訳)
翻訳版(Translations)
- openSUSE ウィークリー・ニュースは多くの言語に翻訳されています。第132号の現在購読可能な翻訳版については こちらをご覧ください。