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openSUSE ウィークリー・ニュース 第 101 号へようこそ!
今週の見出し:
お知らせ
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- openSUSE ニュース: openSUSE.org サイトのアップデート
- "ここ2週間をかけて、openSUSE サイトのポータルページと Wiki について、インフラ的に大きな改修を行いました。これにより Wiki のユーザには新たな機能、より良い言語サポート、かなりのパフォーマンスの向上がもたらされることになると思います。以下、我々が今回行った変更の概要です:
- * Wiki のソフトウェアを MediaWiki の最新版にアップグレード (なんと、1.5 からのアップグレードとなります!)
- * Wiki とメインサイトを新しい、もっとずっとパワフルなサーバ上に移転
- * APC を通じた PHP バイトコードキャッシングを実装
- * memcached の使用増加"
- openSUSE ニュース: 先日の MediaWiki のアップデートについての Wiki チームによる声明
- "先日の MediaWiki のアップデートに関連して、現在 openSUSE Wiki にいくつか問題が発生してしまっていますので、その件についてお知らせしておきたいと思います。この件については Wiki の世話人 Rajko M. より opensuse-wiki ML に宛てて公式な声明が投稿されましたが、より多くの方々の眼に触れるよう、News.o.o にも掲載させていただくことにします。皆さんご承知の通り、Wiki チームは現在起こっている問題を把握していまして、解決に向けて鋭意努力中です。"
- Joe Brockmeier: 100号達成! openSUSE ウィークリー・ニュース、3ケタ台へ突入
- "これは是非ともお祝いしましょう -- openSUSE ウィークリー・ニュースはついに100号の大台に乗りました! ニュースレターというものはどんなプロジェクトにもなくてはならないもので、openSUSE ウィークリー・ニュースは2007年11月17日からこれまで、openSUSE プロジェクトに多大な貢献をし続けてきています。第1号は創始者の Francis Giannaros の手になるもので、以来何千人もの人によって支え続けられてきています。まぁ、何千人もの、というのは大袈裟ですが、何人もの openSUSE 貢献者たちが熱心に関わり、創刊以来ほとんど休むことなく週刊ペースで発行し続けているのです。"
- openSUSE ニュース: 新たな openSUSE 評議会 (Board) メンバーのお知らせ
- "選挙管理委員会は、以下の3名が新たに openSUSE 評議会 (Board) のメンバーとなったことをお知らせいたします:
- * Bryen Yunashko (非 Novell 枠)
- * Pavol Rusnak (Novell 枠)
- * Rupert Horstkötter (非 Novell 枠)"
- openSUSE ニュース: openSUSE 11.2 とリテールボックス
- "openSUSE 11.2 のリテールバージョンがまた入手できるようになりました。今回初めて、リテールボックスはパートナーの open-slx 社により取り扱われることになりました。open-slx 社はかつて SUSE の社員だった Stefan Werden により設立、運営されている会社で、今年の夏に、今後リテールボックスの販売を任せてもらえないかと Novell に対して打診してきていたのです。何度かの交渉を経て Stefan は Novell との契約にこぎつけ、リテールボックスの販売権を獲得しました。open-slx 社にとって openSUSE 11.2 を販売することの主要な目的は、リテールボックスというものを存続させ、パッケージソフト市場における openSUSE の販売状況を改善していくことにあります。"
- openSUSE スポットライト: SCALE 出展/講演申し込み締切りが12月15日に迫っています
- "openSUSE プロジェクトは来年2月19日にかかる週末に開催される SCALE 2010 に参加します。もし SCALE に参加しようと計画されているようでしたら、是非とも講演を持つことをご検討ください。また、私たちはお近くにお住まいの Ambassador の方々に openSUSE ブースのスタッフとして来訪者への openSUSE の紹介を手伝っていただきたいと考えています。ロスアンゼルスまたはその近郊にお住まいでしたら、そして SCALE でのお手伝いに興味をお持ちでしたら、私宛て連絡いただくか、openSUSE の Marketing メーリング宛てにお知らせください。"
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更新状況
Boosters チーム
Wiki / 交流 / イベント
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- Michael Löffler: openSUSE はニュルンベルクでクリスマスのお祝いをします
- "ニュルンベルクの openSUSE チームは、ニュルンベルクの我々のオフィスビルの地下で12月16日(水)に開催するクリスマスパーティーへ Linux に、特に openSUSE に興味をお持ちの皆さんをご招待いたします。その場では openSUSE 11.2 の実演プレゼンテーションを行ったり、GIMP についてやプロジェクトへの参加方法などについてご紹介する予定です。プレゼンとは別に、特に openSUSE Education や openSUSE ビルド・サービスをご紹介するマシンも用意します(もちろん、openSUSE 1.2 そのものも触れるようになっています)。詳しくはこちらのご案内をご覧になってください。ニュルンベルク地域にお住まいの方がたくさんきてくださることを願っています。"
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Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)
プロジェクト・コーナー
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このコーナーでは、openSUSE 内のサブプロジェクトの動向をお伝えします。
Mono プロジェクト
- Marek Announces Mono の C# 4.0 が完成しました
- "Mono C# コンパイラが C# 4.0 となり、共分散 (covariance) 及び反変性 (contravariance) 機能が完成したことをここにお知らせいたします。最初にこの作業に手をつけたのは Scott Peterson で、その後私が引き継いで開発と機能拡張を進めて着ました。実装作業は、とりわけ C# 4.0 は権限移譲(delegates)とインターフェイスにおいて共分散と反変性しかサポートしていないためそれほど大変ではありませんでした。最もトリッキーで大変だった部分は、様々な型の引数を取り扱い、意味の通じるようなエラー報告を吐き出させるために、型の推測をアップグレードすることでした。"
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Planet SUSE
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- Ben Kevan: KDE 4.4 Beta 1 – タブ化されたウィンドウについて – openSUSE
- "KDE 4.4 のこの機能について最初に思い浮かべたり話を聞いたときには、正直言ってそれほど興奮したりはしませんでした ... でも、今になってみると、これこそ私の求めていたものだったのです。使い始めてみたところ、いくつか便利な点があることを発見しました。一つ目は、VirtualBox を立ち上げてみた直後に気がつきました。これまで VirtualBox が VM 毎に、もしくは VirtualBox のメインコンソールがそれぞれ別々のウィンドウを持っていたことを「うっとおしい」と感じていたのですが、この機能のおかげでウィンドウがグルーピングされ、快適に使えるようになったのです。"
- Thomas Schraitle: KIWI RELAX NG スキーマの紹介
- "Marcus Schäfer により開発が始められた KIWI は、SUSE Linux ディストリビューションをカスタマイズするためのすばらしいツールです。また、SUSE Studio のバックエンドでもあります。KIWI を使ったことがある人でしたら詳しくご存知のことと思いますが、KIWI の構成ファイルは XML フォーマットで、RELAX NG スキーマに基づいています。ここでは、開発者が知っておくべきちょっとした歴史的背景、KIWI の RELAX NG スキーマまわりの設計思想についての簡単な概要、さらに、あなたのニーズに合わせたカスタマイズ方法について記述していきます。"
- Joe Brockmeier: DaniWeb でのインタビュー
- "最近 DaniWeb で Ron Miller とインタビューを行い、openSUSE とソーシャルメディアについて話しました。一部、納得のできない トピック もありますが、Ron の話にはいつも楽しませていただいてます。彼のブログ Soc Media 101 で紹介された ブログとの付き合い方についても、素晴らしいアドバイスをいただきました。"
- Sascha Manns: openFATE についての提案
- "openFATE のサイトが広く一般に公開されてから、数ヶ月が経ちました。現在は誰でも新しい提案や要望を FATE システムにあげることができます。また、openFATE で使える素晴らしい機能の一つとして、タグ付けできるということが挙げられます。見出しの下にある緑の十字マークをクリックしてみてください。..."
- Pascal Bleser: Packman: 10.3 のパッケージを削除中
- "openSUSE 10.3 は既に今年の10月末でサポートが終了していますが、私たち (Pakman) は、もうメンテナンスしていないものの、まだ 10.3 用のパッケージを保持しています。間もなくプライマリサーバ、各ミラーサーバからそれらのパッケージを削除していくことになりますが、何らかの理由で 10.3 用パッケージをとっておきたいという方のため、今しばらく公開し続けることにします(とはいえ、10.3 のサポートは終了していますから、使い続けることは推奨されません)。"
- Ben Kevan: openSUSE の Chrome Beta for Linux 4.0.249.30
- "今日は自宅にラップトップ PC を忘れてしまったので、仕事中に Chrome をインストールすることができませんでした。(きまりの悪い話ではありますが)。しかし、帰宅してから、zipper を使った RPM のインストールが完了しました。:
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sudo zypper in google-chrome-beta_current_`uname -i`.rpm
- この後、google の Chrome を使い始め、「ベータ版」でここまでの仕上がりになっていると知って、私の顔には笑みがこぼれました。私は今、Google が 100 年のベータサイクルにはまり込むことなく来年の中頃には「安定版」がリリースされることを望んでいます。"
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openSUSE フォーラム
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- KDE4.4 Beta を試してみる
- "KDE 4 が大きく前進を遂げていく様子を観察したいと思うようなら、このスレッドを追いかけていく価値があります。もちろん自分で試したいという方もいることでしょうが、臆病な人には勧められることじゃありませんよね。"
- zypper upgrade による 11.1 から 11.2 へのアップグレード失敗
- "この事例はきっと、物事には慎重に当たらなければいけないこと、情報があり過ぎるのも良し悪しということを教えてくれるいい例ですね。話がどう展開していくのか眺めていくと面白いでしょう。もし zypper dup でのアップグレードを考えているようでしたら、必ず zypper による 11.2 へのアップグレードに掲載されている最新情報を参照するようにしてください。"
- インストール用イメージの改変
- "答えは至って簡潔になるものの、これは確かに興味深い質問です。でも実際、どの OS についても言えることですが、完全なる OS のイメージを作るのは簡単なことではありません。"
- 11.2 へのアップグレードをためらってますか?
- "やるべきか? やらざるべきか? 管理者が現行の 11.1 で完璧に動いているのだから…と言って移行に二の足を踏むというのは、よくある話だと思います。しかし、Linux ユーザがまたよく言うのは「最新のものが最高の出来」だということです。どの道を選ぶべきでしょうか...?"
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Web 上の記事から
イベント/ミーティング報告
近日開催のイベント/ミーティング
セキュリティアップデート
統計情報
括弧内の数字は先週と比較しての増減を表しています。
opensuse.org
openFATE
Bugzilla
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今週の openSUSE プロジェクト関連の登録数は以下の通りです:
- オープンな報告の総数: 5326 (+22)
- Blocker(最重要課題): 5 (+0)
- Critical(緊急): 262 (+1)
- Major(重要): 875 (-7)
- Normal(普通): 3074 (+20)
- Minor(影響度の小さい問題) 475 (-2)
- Enhancements(機能強化の要望): 635 (+10)
- Bugzilla レポートの詳細 – バグ・レポートの登録 – バグ・レポートについての FAQ
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翻訳(ローカライゼーション)
耳で聞く openSUSE
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クレジット
翻訳版(Translations)