SDB:Mac OSX を利用したライブ USB メモリの作成
このページでは、 Mac OSX を利用して起動可能な USB メモリを作成する方法を説明しています。 Linux から作成する場合は、 ライブ USB メモリ をご覧ください。
バージョン: 12.2+このページは openSUSE 12.2 およびそれ以降のバージョンに適用することができます。
警告!
|
下記の手順を実施すると、 USB メモリ内に保存されているすべてのデータを上書きしてしまいます。手順を実施する前に、データが消えてしまって問題がないかどうか、よくお確かめください。 |
ブロックデバイスの確認
まずは USB メモリをお使いのマシンに接続し、ターミナルを開いて、どの番号のディスクとして認識されているのかを確認します。具体的には "/dev/diskN" (例: "disk0", "disk1", "disk2" など) という形式で、 N の番号を判別します。具体的には、下記のように実行します:
# diskutil list
上記を実行すると、現在マッピングされているデバイスとパーティションの一覧が表示されます。 USB メモリは "NAME" の列でご確認ください。たとえば下記のように出力された場合、 N は 2 であることになります:
/dev/disk2 #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: FAT32 2.0 GB disk0 1: USB2 2.0 GB disk0s1
USB メモリのマウント解除
次に USB メモリのマウントを解除します:
# diskutil unmountDisk /dev/diskN
ここで、 /dev/diskN には以前のステップで確認した値を指定します。上記の例では "/dev/disk2" になります。
ISO の書き込み
最後に ISO ファイルを書き込みます:
# sudo dd if=/path/to/downloaded.iso of=/dev/rdiskN bs=4k
ここで、 /dev/rdiskN には以前のステップで確認した値を指定します。なお、この手順のみ、 "disk" の前に "r" が付いていることに注意してください。 "r" は "raw" を意味するキーワードで、直接ディスクに書き込んで処理を高速化するための仕組みです。また、管理者のパスワードの入力を求められますので、入力を行なってください。