Portal:15.4

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Leap 15.4 は現在のリリース版です。詳しくは パッケージング情報ロードマップ をご覧ください。 openSUSE Leap 15.4 はプロフェッショナルから起業家、そして独立したソフトウエアベンダー (ISV) の皆様方に対して、改善された YaST やインストーラの機能を通じて、新しいハードウエアへの対応を提供します。 Leap 15.4 は 2022年6月9日に公開予定されました。

Leap 15.4 は Portal:Jump の考え方をベースにしていて、 SUSE Linux Enterprise が提供するバイナリパッケージと openSUSE のバックポートを組み合わせて提供する形態になっています。


openSUSE Leap 15.4 とは...

概要だけでは短すぎますか? さらに詳しい変更予定については、 Features_15.4 をお読みください。

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ソフトウエアクラフトマンシップ

以前のバージョンの openSUSE Leap では SUSE Linux Enterprise とのソースコードの共有が行なわれてきましたが、 さまざまなビルド設定 を行なうことによって提供される機能が変わってしまい、異なるディストリビューションであるかのような見た目になってしまっていました。今回の openSUSE Leap リリースでは、ソースコードだけでなく機能セットさえも共有されるようになり、 SUSE Linux Enterprise 15 SP4 のバイナリパッケージをベースにして作られるようになっています。つまり、 openSUSE Leap 15.4 と SUSE Linux Enterprise 15 SP4 が同一のバイナリとなるようになっています。


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円滑な移行

openSUSE Leap から SUSE Linux Enterprise への 円滑な移行 は瞬時に行なうことができるようになりました。 SUSE Linux Enterprise への移行に伴うパターン変更に労力は必要ありません。 openSUSE Leap のユーザであれば、エンタープライスサポートを受けるための移行は円滑に行なうことができます。ディストリビューションの構築手法について、詳しくは こちら をお読みください。


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人工知能 (AI)

Leap 15.4 でも、人工知能 (AI) 関連の多数のパッケージが提供されています。

Tensorflow: データサイエンティストが使用する深層学習向けのフレームワークで、数値計算やデータフローグラフの機能を提供しています。この柔軟な構造により、デスクトップやサーバ、モバイルデバイスなどで、コードを書き直すことなく自由に計算処理を配置できるようになります。

PyTorch: サーバやコンピューティングリソース向けの仕組みで、この機械学習ライブラリはプロジェクトの原型作成から本番環境への配置まで、さまざまな支援機能を提供します。

ONNX: 機械学習モデルを表現するためのオープンな書式で、 AI ツールスペース内での相互運用性を提供します。 AI の開発者に対してさまざまなフレームワークやツール、ランタイムやコンパイラなどを利用できるようにします。


ユーザ向け

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KDE

Plasma 5.24 LTS は KDE Plasma チームが公開する長期サポート (LTS) 版です。 Leap 15.4 にはこの LTS 版が含まれています。 Plasma 5.24 では、通知をより明確に知る機能のほか、直感的な設定や外観の魅力性など、さまざまな機能が提供されています。 ユーザ側で次に気づく点があるとすれば、それは Plasma の規定のテーマである Breeze でしよう。視覚的な改善が図られていて、アプリケーションが Breeze のスタイルによりよくマッチして視覚的な一貫性が提供されるようになっています。 色スキームの変更は標準化された FreeDesktop の明色/暗色スキーム設定にも影響を与えています。 KDE 以外のアプリケーションであってもこの設定を尊重するようになり、選択した色スキーム設定にあわせて自動的に切り替えることができるようになっています。グローバルなテーマは KDE の Latte Dock の配置も指定および変更しています。


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GNOME

Leap 15.4 では GNOME 41 が提供されています。 GNOME 41 は GNOME プロジェクトの 6 ヶ月間の作業の成果で、数多くの改善や新機能のほか、小さいながらも数多くの拡張が行われています。 本リリースでもっとも気づきやすい変更は、 Software アプリや新しいマルチタスク設定、そして拡張された電源管理機能でしょう。これらの変更により、 GNOME は従来よりもさらに賢く柔軟で、より魅力的な体験を提供するものに仕上がっています。 この新しいリリースでは、開発者向けのドキュメンテーション Web サイトやヒューマンインターフェイスガイドラインの新版、そして Builder IDE や GTK 4 の拡張など、様々な開発者向けの改善も含まれています。


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Xfce

Leap 15.4 での Xfce デスクトップはバージョン 4.16 になっています。このバージョンには Leap 15.3 でも利用できた改善や視覚面の改善が含まれていて、新しいアプリケーションアイコンや色パレットなど、多くの作業成果が含まれています。また、 Xfce 4.16 には新しい主要機能も含まれています。それは視覚面での一貫性で、新しいアイコンやパレットの構成により、特に何も設定を行わない状態でも見た目の不便がないように作られています。また、設定マネージャではフィルタボックスの改善が行われていて、不要であれば恒久的に隠すことができるようになっています。フィルタボックスの検索機能は各ダイアログランチャー (.desktop ファイル) の 'コメント' 部分も検索対象となりました。また、電源管理関連の設定ダイアログボックスも、 'バッテリー動作' と '電源接続' をわかりやすく表示するようになっています。

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Sway

openSUSE Leap 15.4 には、タイリング Wayland コンポジタである Sway も含まれています。こちらは X11 向けのウインドウマネージャである i3 をそのまま置き換え、かついくつかの拡張を使用することができます。


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教育/研究/健康管理

Leap ディストリビューションでは健康管理や科学、研究や開発者コミュニティなどのパッケージを提供しています。たとえば GNU Health では医院内でのデータ運用支援のほか、患者のデータ収集などを支援しています。また QGIS では地理情報の作成から編集、可視化や分析、発行などの機能を提供しています。このほか Grafana と Prometheus は、分析のプロフェッショナルに対して新しい可能性を開く 2 種類のパッケージで、 Grafana はエンドユーザに対して対話的な視覚分析の機能を提供するものです。 Graphite, Elastic, Prometheus の機能豊富なデータモデリングパッケージにより、 openSUSE のユーザがデータをよりわかりやすく構築、計算、解読できるようになります。

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国際化

本 openSUSE リリースでは Weblate を利用することで、 50 種類以上の言語に対応するようになっています。 openSUSE の Weblate インターフェイスでは誰にでも (専任の翻訳者からちょっとした参加者まで) 翻訳に参加できるようになっているほか、 openSUSE の翻訳を SUSE Enterprise Linux と共有するようにもなっていますので、コミュニティとエンタープライズの相互の対話を促進することができるようになっています。

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Discover

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ドキュメンテーション

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展開

  • ローリングリリース
    Tumbleweed
    ローリング
  • 現在の定期リリース
    openSUSE Leap 15.5
    安定版
  • 以前の定期リリース
    openSUSE Leap 15.4
    以前の安定版