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openSUSE Weekly News/201

tagline: 提供: openSUSE


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お知らせ

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緑の惑星 (The Green Planet)

"ここ数日、http://planetsuse.org/ で Planet に接続していた方は、つながらなくなっていたことと思います。これは、openSUSE Planet が落ちていたからではなく、Pascal Bleser が数日前に openSUSE プロジェクト ML あてにお知らせしていたように、このドメイン名がプロジェクトのコントロール下にはなく、数年前に openSUSE プロジェクトを去っている個人の持ち物だったことが原因でした。

openSUSE Planet に接続したい場合、現時点では http://planet.opensuse.org/ に行くしかなく、RSS で購読したい場合はこの .xml を追加して接続先を修正するしかありません。

アグリゲータでうまくつなげなくなってしまったという方は、admin@opensuse.org までお知らせください。問題解決のお手伝いをいたします。 (...)"

Google+ にも Geeko たちが登場

"IT の世界の変化は目まぐるしいものですが、それに伴いソーシャルネットワーキングもものすごい勢いで変わっていっています。Google が Google+ ページを制限付きで利用できるようにするとのお知らせを発してからまだ数日しか経っていないのに、既に何千人もの Google+ 利用者が Google+ ページを作成しています。もちろん私たちもソーシャルでありたいと思っていますので、openSUSE プロジェクトも公式 Google+ ページを立ち上げました! (...)"

openSUSE の継続的な総合テストができるようになりました!

"Open Build Service (OBS) の開発プロセスは、コードベースであっても付属ツールを使ったものであっても全般的にテスト駆動 (test-driven) な形態で進められています。 OBS のソースコードの主要部分は包括的なテストスイートで処理されているのです。これまではずっと、新しいコードが追加される度にローカルマシンでそれ用のシェルスクリプトを走らせてテストしてきたのですが、いくつか理由があってそのマシンを皆さんにも使っていただくというわけにはいきませんでした。長いことこれでうまく回ってきてはいたんですが、やっぱり進歩は必要です。コミュニティの皆さんにも参加していただき、ある程度責任分担もできるよう、もっと透明なソリューションを提供したいと思っているのです。 ということで今回は、頑張り屋さん揃いの OBS チームから、継続総合 (Continuous Integration; CI) テスト用の私たちの新しい共用インターフェイスとなる ci.opensuse.org をご紹介したいと思います! (...)"


更新状況

ディストリビューション

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チームレポート

Build Service チーム

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Build Service 統計情報


Medical チーム

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Athanasios-Ilias Rousinopoulos: Re: [opensuse-medical] openSUSE Medical、リーダーを募集中

"まず最初に、ここしばらく皆さんからのメールに返信できずにいたことをお詫びします。つい先ほど "Libre Software World Conference" (http://www.libresoftwareworldconference.com/) から帰ってきたところで、少々疲れてます。

次に、Stathis、手を挙げてくれてありがとう。君がプロジェクトを引っ張っていってくれるというのはいい考えだね。

さらに、Eric、君はプロジェクトのいくつかのセクションに参加できるんじゃないかと思ってます。翻訳だとか、「その他のあれやこれや」とかもできるんじゃないかな。

それと、ここ数日間にメーリングリストに投稿してくれたメールについても感謝してます。とても興味深かったよ。

Stathis: ここからは君が openSUSE Medical の新しいリーダーとなって、プロジェクトを引っ張っていってください!! おめでとう! きっと君ならうまくやってくれると思う!! 思う存分やってくれ!!!

この先私はプロジェクトからはちょっと離れるけれど、翻訳とかパッケージングとか手伝えたらいいな、と思ってます。

みんな、どうもありがとう!"


openFATE チーム

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支持を集めているフィーチャーリクエスト

  • 以下は、多くの賛同を集めているものの担当者が決まっていないフィーチャー (訳注: 機能の実装、追加、改変要望) です。実装を担当してくださる方を募集中です。

ダウンロードとインストールを分離 (得票数: 377)

"パッケージのダウンロードとインストールが並行して行えるようになれば、ネットワークインストールがより改善されると思います。"

起動中のスプラッシュ用に Plymouth を使う (得票数: 208)

"初めて Plymouth のことを聞いた時からこれを openFATE にリクエストしようと思ってましたが、この話を読んでますます、採用した方がいいと思うようになりました。
「起動プロセス中に起こるチラつきやモードの切り替えは全て、全体的な印象を損なうものです」という出だしで始まる Ray のコメントは特に興味深いものです。
ここで「デフォルトで GRUB を見せないようにする」という要望もまとめて論じてしまってもいいでしょうか?"

1-クリック・アンインストール (得票数: 173)

"簡単にソフトウェアを削除できる手段を!

例えば、あるアプリケーションを 1-クリックインストールで入れたとします (これにより、必要なパッケージが全てインストールされることになります)。そのような場合、その 1-クリック操作で入れたものを簡単に (ここでも 1-クリックで) 削除する手段があるべきです...言い換えると、インストールしたソフトウェアの (依存関係にあるパッケージもまとめての) 「1-クリック・アンインストール」です。"

GRUB v2 へアップデート (得票数: 170)

"GRUB 0.97 に対するバグ修正や追加機能を開発しても、もう GRUB 2 を使うからという理由でアップストリームプロジェクトには受け入れてもらえなくなってしまっています。ディストリビューションを開発するコミュニティの間ではブートローダーの切り替えには抵抗があるようですが、もはやこの膠着状態が解消する見込みはなさそうです。コード自体は綺麗だとも言えませんし、しっかりメンテナンスされているとも言えません。何か新しい機能を追加しようと思ったら、あらゆる実行時の制限をなんとか迂回したとしても、ちゃんと機能するかどうか分からない何段階もの手順を踏まなければいけなくなります。例えば、ファイルシステムの実装はメモリ管理に使える静的なバッファを持ちます。このサイズはたったの 32k です。複雑なファイルシステム、あるいはシンプルなジャーナリングファイルシステムであっても、扱う場合には問題が起こってしまいます (Reiserfs でバグをロードするのが全然終わらないといったようなケース)。というのも、ジャーナルのためにブロックマッピングを行うのに十分なメモリーが割り当てられておらず、メタデータを読み込むごとにいちいちスキャンしなければいけなくなってしまうからです。(本当に、もう。) (...)"

Popularity contest (人気投票) (得票数: 119)

"ユーザに好まれ、良く使われているパッケージについてのフィードバックが必要です。Debian には既に Popularity contest (popcon) という名前のツールが用意されています。

  • popcon を再利用することで、Debian 及び Ubuntu と直接的に比較した結果を見ることができる
  • パッケージャーチームはパッケージをどうしていくべきか伺い知ることができる
  • YaST で使える見通しの良い設定用ダイアログが必要です
  • opensuse.org 上にサーバインフラストラクチャーが必要です (いくつか個人情報絡みの問題があります。詳しくは Debian の FAQ をご覧ください)"



先週挙げられた新規フィーチャーリクエスト

  • 以下は、 先週新たに挙げられたフィーチャーです。気になるものがあったらどうぞ投票、コメントお願いします。

openSUSE 用の Mate リポジトリ

"GNOME2 デスクトップ環境が好きだというユーザはまだ世界中にたくさんいます。GNOME2 は最近 Mate DE としてフォークしましたので https://github.com/Perberos/Mate-Desktop-Environment KDE3 と同じように GNOME2 ユーザ向けの Mate リポジトリを openSUSE にも作れないでしょうか。"

Kablink を openSUSE に移植してくれませんか?

"openSUSE 用に Kablink を移植し、パッケージ化すべきです。
Kablink とは、Novell Vibe OnPrem のオープンソースバージョンです。
http://kablink.org/ "

一番いいデスクトップをデフォルトにしましょう

"新しいバージョンを出す度に、その時点で一番いいデスクトップをデフォルトにしましょう。
リリースごとにどのデスクトップが一番いいか決め直し、それをデフォルトに据えるようにしましょう。 (...)"

セキュリティツールを揃えたリポジトリを作る

"多くの人がセキュリティ関連のプロジェクトや侵入テストに興味を持っていたり、関わっていたりします。セキュリティ関連のツールをまとめたリポジトリを作れたら便利なんじゃないでしょうか。Fedora プロジェクトはしばらく前から既にセキュリティに特化したスピンを用意していますので、openSUSE でも同じような感じにできたらいいと思うんです。"

タイムゾーンと連携できる cron

"(...)
OpenSolaris ではついに、タイムゾーンを識別し、複数の異なるタイムゾーン設定を正しく扱える cron が使えるようになりました。また、普段使うのとは異なる home ディレクトリを指定 (何らかの事情で NFS を cron ジョブに巻き込みたくないような時に便利) し、ジョブを走らせるシェルを組むこともできるようになります。OpenSolaris と Nevada の build 106 で採用されるはずです。 (...)"

GRUB の起動パラメーターにデフォルトで acpi_osi=Linux pcie_aspm=force を含める

"acpi_osi=Linux とすると、電源その他の問題を修正するため OS に BIOS を見にいかせることができるようになります。

pcie_aspm=force とすると、以下で解説している電源のリグレッション問題を解決できるようになります; http://www.phoronix.com/scan.php?page=article&item=linux_2638_aspm&num=1 "

update リポジトリからのネットワークインストール

"ネットワークインストール CD から openSUSE システムをインストールすると、OSS リポジトリにあるものをインストールすることになり、インストールした後すぐにアップデートしなければいけなくなりますよね。

入れたらそのまま最新のアップデートが適用された状態になるよう、updates リポジトリにあるものをインストールするようにできたらもっといいと思うんですけれど。"

(AutoYaST) アドオン製品リストで優先度を指定できるようにする

"現在は、アドオン製品リストにあるエントリーの優先順位をいじることはできませんよね。なので、普通にインストールすると、サードパーティーのリポジトリではなくディストリビューション吊るしのパッケージを入れたいとしても、YaST が勝手に最新パッケージを選んじゃいます。なので、<listentry> 要素の中に <priority> というサブ要素を入れることを提案します。 (...)"

(AutoYaST) パッケージとパターンの選択時に影響の少ない依存関係は無視できるようにする

"zypper/zypp には solver.onlyRequires (/etc/zypp/zypp.conf 参照) というオプションがあります。AutoYaST の xml ファイルでも同じようなオプションが使えたら、推奨パッケージがインストールされないようにできて嬉しいんじゃないかと思うのです。現状では、要らないパッケージは全部後から削除することになるんですが、それは面倒ですし、ディストリビューションのリソースを無駄に使うことにもなるんじゃないかと思います。"

(AutoYaST) /etc/zypp/repos/*repo ファイルの命名時にもっと融通が効くようにする

"現状だと、AutoYaST の xml ファイルにリポジトリ/製品を追加すると、.repo ファイルには proto-host-somehash.repo というような感じの名前が付くことになります。しかし、例えば puppet と統合したいとかいった場合、この名前だと扱いにくくなってしまいます。

listentry 要素に別のサブ要素名を付け、.repo ファイルを指定できるようにできたらいいと思うんです。(zypper だと zypper lr コマンドで表示される別名のような感じで扱えるようにするということです) (...)"

openFATE 登録フィーチャー統計情報


Testing チーム

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Larry Finger: 週刊ニュース11月12日号

"Testing コアチームの次回ミーティングは、2011年11月28日 18:00 UTC より Freenode IRC ネットワークの #opensuse-testing チャンネル (irc://irc.freenode.net/opensuse-testing) で開催されます。議題としてはまず、12.1 のテストサイクルについて振り返ってみたいと思ってます。「何がうまくいったか」「なにはうまくいかなかったか」「12.2 に向けて何を改善していけるか」などについて整理していきたいと思います。

11月7日の前回ミーティングでは、12.1 RC2 を使ってみての感触を話し合い、遭遇したバグについて報告し合いました。ミーティングのログ全文は以下に置いてあります: http://community.opensuse.org/meetings/opensuse-testing/2011/opensuse-testing.2011-11-07-18.00.log.html

次回の報告前には openSUSE 12.1 はリリースされていることでしょうから、皆さんうまくインストールできることを願っています。私のマシンは3台 12.1 GM に更新してあるんですが、全部問題なく動いてくれています。"


翻訳 (Translation) チーム

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翻訳(ローカライゼーション)


コミュニティ内での出来事

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イベント & ミーティング

終了分:



コミュニケーションチャンネル


ソーシャルネットワーク


新規/更新アプリケーション @ openSUSE

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Stefan Schubert: WebYaST 0.3 が出ました

"WebYaST 0.3 が出ました。

“スピードは二倍早くなり、メモリ使用量は半分になっています。” (...)"

Klaas Freitag: Kraft 0.44 リリース

Klaas Freitag: Kraft 0.45 リリース

  • 発注書だとか納品書だとかいったビジネス文書を管理するための小規模企業向け KDE ソフトウェア、Kraft が立て続けにアップデートされ、0.4.5 となりました。

Pascal Bleser: Packman にある gpodder 2 と 3

  • Podcast ダウンロード/聴取用のツール、gPodder がメジャーバージョンアップし、3.0.0 となったのですが、2.x 系とはデータベースの構成も変わっていて、そのままなにも考えずにアップデートしようと思うと何かと問題が起こる模様。それに気がつかずに Packman にある同パッケージを更新してしまった Pascal から、皆さんへの注意喚起です。当面は 3.x 系と 2.x 系を並行してメンテナンスしていくとのこと。gPodder をお使いの方はご注意を。

"gpodder プロジェクトより本日新しいメジャーリリースとなる 3.0.0 のお知らせがありましたが、残念なことに私は Packman にある gpodder パッケージを (2.18 から) 3.0.0 に上げたとき、更新内容をちゃんと読まずにいたようです。 (...)" (注:1)


  • 最近更新されたその他のパッケージ情報については以下をご参照ください:


ゲーム情報

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  • このコーナーでは、Linux で遊べる様々なゲーム & games リポジトリ更新情報等をご紹介します。

Nelson Marques: Unknown Horizons – 2011.3 RC4 @ games:unknown-horizons

  • 2D のリアルタイム戦略シミュレーションゲーム Unknown Horizons と、クロスプラットフォームのゲーム製作フレームワーク FIFE がアップデート。いずれも OBS から入れられるようになっています。

"The development aroundここ数ヶ月の Unknown HorizonsFIFE の開発状況には目を見張るものがあり、数日前、FIFE はいくつかのバグを修正し Unknown Horizons の展開を助けるためのメンテナンスバージョン (FIFE 0.3.3r2) をリリースしました。 (...)" (注:1)


セキュリティアップデート

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完全版のセキュリティ報告が読みたい場合、あるいは報告がリリースされたらできるだけ早く報せを受け取りたい場合は openSUSE セキュリティ・アナウンスメーリングリストを参照してください。


カーネルレビュー

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  • コミュニティ内外からの Linux カーネル関連ニュースです。

Linus Torvalds: Linux 3.2-rc1

  • 3.1 リリースが終わるや否や、ほとんど休む間もなく 3.2 -rc1 が出るのはいつものこととはいえお疲れ様ですね。そして -next の位置づけ変更に伴った新たなルールに全員が従っていないことに Linus は少々苛立っているようです。これだけ巨大なプロジェクトを円滑に回すのはさぞかし難しいでしょうね。

"3.1 リリースから二週間が経ったから、みんな今はどんな風に動くか知ってるだろう。

このマージウィンドウを気に入ってないってことは言っておかなきゃいけない。-next にある変更だけを取り込みたいと本当に思ってるんだけど、多くのツリーが rebase されてるにも関わらず、rebase されてない奴は “git log linux-next..FETCH_HEAD” したときに表示される余計なパッチがあったりするから、それを確認するのは正直苦痛なんだ。

全体的に見ると、ほとんどはうまくいってるから、一部の人間に苦情をいうのを止めようとは思わないよ。そのまんまにしてはおけないツリーがいくつかあるってことは確かだけど、ほとんどはちゃんと -next に存在している。 (...)" (注:1)


Rares Aioanei: カーネル週刊ニュース – 2011年12月11日号

  • 毎度お馴染み、Rares のカーネルニュース。LKML に流れた情報から気になる話題をピックアップ!

"やあみんな、ようこそ!

- Jean Delvare は 3.2 hwmon の更新、Chris Metcalf は arch/tile を更新して、Trond Myklebust は NFS クライアントを更新、それで Roland Dreier は infiniband の更新をしたよ。 (...)" (注:1)


Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集)

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デスクトップユーザ向け

MakeUseOf/Justin Pot: eSpeak でコンピューターに喋らせてみよう (Windows & Linux)

  • 音声合成という技術そのものはかなりメジャーになってきましたが、それを使って自由にテキストを読み上げるシステムを使えば、お気に入りのブログや Wiki (このニュースだって!)、Twitter のタイムラインを読み上げさせるなんてことが可能になります。ワクワクしますね! eSpeak はそういうソフトウェアの一つで、英語だけでなく様々な言語に対応しています。openSUSE では OBS から入手可能なので試してみましょう。なお残念ながら日本語には対応していないので、Open JTalk などを試してみるのもいいかもしれませんね。

Linuxaria/Frank Harris-Smith: gEdit、多くの進んだ機能を持つ使いやすいテキストエディタ

  • GNOME 使いなら多分一度ぐらいはお世話になったことがある「メモ帳」こと gedit。タダのオマケと考えられがちですが、実は多くのプログラミング言語やマークアップ方式についてのシンタックスハイライト機能、スペルチェックの機能を持つなど、なかなか強力なエディタなんです。この記事では筆者が主に使っている HTML の手書きに便利な機能を紹介しています。タグを扱うプラグインとか便利そうですね。

コマンド/スクリプト初心者向け

TechNonStop/Abdullah Chougle: Unix/Linux の find コマンドで楽しもう!

  • Unix 系 OS の CLI で最高の魅力といえばやはり find コマンドではないでしょうか。名前の通りある条件に合致するファイルを「見つける (find)」だけでなく、それに対して様々な処理を行うことができます。そんなわけで本ニュースでも find 入門的な記事は幾度となく取り上げてきましたが、この記事はシンプルだけども使い勝手がよい例をたくさん紹介しています。

開発者/プログラマ向け

Linux Journal/Adrian Hannah: man make: make ユーティリティの基礎

  • プロジェクト内のファイルの依存関係情報を元に適切なファイルを与えられた規則で処理する、という機能を提供するユーティリティが make で、その定義ファイルが Makefile。IDE が盛んになってきた今では Makefile は自動生成されるので直接書くことは減ってきたと思われますが、それでも make / Makefile について知っておくことは損にはなりません。そんなわけでMakefile の書き方について、基礎からちょっと便利なテクニックまでフォローしたこの記事をお読みください。

システム管理者向け

Han Wen Kam: PXE ブート環境のための TFTP のインストールと設定

  • システム管理者として新たなマシンが届くたびに openSUSE の DVD (あるいは USB スティック) を探しまわったりしていませんか? もしそうなら、PXE ブートの利用を検討しましょう。PXE ブートとは、ネットワーク内にある TFTP (Trivial File Transfer Protocol) サーバーからブートイメージを取ってきて、そのイメージでブートする仕組みです。この記事では TFTP サーバーの立て方を解説しています。PXE ブートによるインストール方法を解説した別の記事も参照してください。

Pavol Rusnak: ネットワーク上にあるマシンの SSH 鍵指紋を得る

  • SSH の「鍵指紋 (fingerprint)」は、サーバーの正当性を示すためのもので、SSH を使って初めてあるサーバーに接続したときに発行され、ユーザーが yes と答えることでクライアント側に保存されます。もし同じサーバーに接続したときに指紋が異なっていたら警告が発せられます。しかし、初回接続時に手動で YES と答えるのは面倒だったりしますよね。そこで bash スクリプトでこんなひと工夫。コメントのやり取りも面白いです。

Wazi/Carla Schroder: OpenSSL エキスパートのカンとコツ: サーバーのテストとベンチマーク

  • 細かな解説を書くまでもなく、OpenSSL のサーバーを立てたときにちゃんと動作するか、パフォーマンスが出ているかをどうテストするかという記事です。例と短い解説を読むだけでも十分理解できるでしょう。

Jeff Hoogland: NCDU – 質問と回答

  • NCDU って何? ncurses ベースの du、といえば分かるでしょうか? まさにこういう「問い」に対する「答え」をまとめた記事です。du そのものはちょっと使いにくいし、GUI のツールは重たいし、というような方はぜひ読んで使ってみてはいかがでしょう。なお openSUSE では utilities リポジトリに収録されています。


Planet SUSE

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Kai-Uwe Behrmann: openSUSE 12.1 での色管理

  • OWN でこれまで何度も紹介してきたオペレーティングシステムレベルの色管理システム (CMS)、Oyranos が openSUSE 12.1 に採用されたとのこと。これによりユーザが増えて、開発も活性化してくれるといいですね。

"Oyranos 色管理システムが次期 openSUSE 12.1 リリースに採用されることになりました。新しいライブラリにより、ユーザは ICC プロファイルや設定を一ヶ所で集中管理できるようになります。また、ポリシー設定ファイルを扱うための oyranos-policy だとか、ICC プロファイルのインストールに使う oyranos-profiles などといったコマンドラインツールも用意されています。KDE ユーザであれば、KolorManager パッケージをインストールすることができます。この Oyranos フロントエンドを使うと個々の設定適応をいじれるシステム設定コントロールパネルが追加されますが、ほとんどのシステムは Oyranos のデフォルトのままで問題ないでしょう。 (...)" (注:1)


Andreas Jaeger: openSUSE 12.1、Goldmaster への途半ば – そしてもう一つバグが修正されました

  • バグは、黙って眺めているだけで勝手に直ってくれたりはしません。ディストリビューションをリリースするまでには、気が遠くなるほどのバグ修正が待ち構えているのです。ある問題が発生し、それをどのように解決していったか…一つの例として興味深い文章になっていますね。

"これまで、インストールの途中、udev を起動するタイミングでシステムがハングしてしまい、うんともすんともいわなくなってしまうという件 (バグ bnc#722858 参照) について何人かの方から報告をいただいていました。問題は、この現象が必ずしも再現しないことでした。私のマシンで再現したのでそのマシンを Steffen に渡してデバッグしてもらおうと思ったら、今度は再現しなかったのです。何度か試してみると再現させることはできたものの、毎回再現するわけではありませんでした。Steffen はまず、これはカーネルがモジュールをロードする順番の問題ではなかろうかと見当をつけたので、私たちはカーネルのコマンドラインに "maxcpus=1" を追加してみました。これによりバグの発生確率は落ちたものの、まだ完全には直りませんでした。しかし、Christian、Coolo と私の三人がそれぞれ問題の起こるマシンを持ち寄って調べてみたところ、どうやら udevadm がいくつかのイベントを待つようになっていて、その待ち時間が10分となっており、インストール中に10分待ってしまうのが原因ではないかということが分かってきました。ということで、タイムアウトのしきい値を通常の30秒に設定すればユーザには待たせていることをあまり意識させずに済むのではないかという一つのアイデアも浮かびました。そしてついに、Coolo が culprit なるものを見つけたのです。私たちが数ヶ月前に udev の更新を入手したのち、一ヶ月前にアップストリームで修正された udev のバグです。Coolo は新しい udev パッケージでこの問題を解決し、12.1 でも更新が適用されました。おそらく、このハングはインストールの途中だけでなく通常の起動時にも起こっていたのではないかと思います。Coolo がこのバグを退治してくれてホッとしています。 (...)" (注:1)


Jos Poortvliet: 12.1 がすぐそこまで来ています!

  • OWN-ja の今週号が公開される時点ではおそらく既に openSUSE 12.1 GM が一般公開されていることと思います。準備に携わってくれた皆さん、とりわけ日本語環境の整備や日本語情報の整理に取り組んでくださっている皆さん、本当にどうもありがとうございます。

"openSUSE 12.1 もそろそろ仕上げの次期に入ってきましたが、openSUSE IRC チャンネルでの活発な動きには目を見張るものがあります。いろいろな人が、最後に残った問題解決やリリースノート書き、簡単に言ってしまうとユーザのためのリリース準備に一日12時間だとか14時間だとか16時間だとか費やして作業してくれています。素晴らしい!

私自身はノート PC を openSUSE 12.1 RC2 にアップグレードし、新しい Plasma Active を試していたりします。細かいところに目をつぶれば、Tumbleweed と 12.1 との違いは微々たるものです。 想像していた通り、Tumbleweed (openSUSE のクールなローリングリリースリポジトリ) は 12.1 とほぼ同じものとなっていて、最も大きな違いはおそらくそのアートワークと Plasma が 4.7 か 4.6 かの違いだろうと思います... (...)" (注:2)


Web 上の記事から

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  • openSUSE に限らず Linux、FLOSS 界隈で話題となっている注目情報をご紹介します:

レポート

Phoronix/Michael Larabel: GNOME Shell、GPU Driver なしでの動作が可能に

  • GNOME Shell は GNOME3 で提供された次世代シェルですが、残念ながら 3D アクセラレーションがない環境では使えないという問題がありました。ネイティブ環境ならともかく仮想環境だとこの条件を満たさないものも存在します。そこで GNOME Shell と、そのインフラである Mutter を 3D アクセラレーションなしで動かそうというプロジェクトがすでに結実しつつあるようです。Fedora 17になるはずの Rawhide ではすでに 3D なしの環境で GNOME Shell が動いているとか? 技術的詳細はぜひこの記事および、記事中からリンクのある同じ Phoronix の記事をご覧ください!

Datamation/Sean Michael Kerner: Firefox 8、プラグインを整理

  • 今年で 5 回目のメジャーリリースとなる Firefox 8。ところで、Firefox 7 からアップデートしたはよいけれど、お気に入りのプラグインが無効化されて戸惑った方はいないでしょうか? Firefox としては、アドオンはセキュリティを保証できないということを理解した上で利用して欲しいということで、デフォルトで無効にするという措置を取ったそうです。Firefox とアドオンの今後が気になる方は本記事をご覧あれ。

ZDNet/Jason Perlow: Exclusive: Adobe、モバイルブラウザー向け Flash の開発を中止、HTML5 に開発を集中 (更新)

  • ネット界を駆け巡った本件についてはすでに皆さんご存知でしょう。本記事は事実関係の紹介ですので、例えばクラウドWatchTechCrunch Japan などの記事をご覧になっても良いと思います。それよりもむしろ、コメント欄の反応に注目したいところではないでしょうか?

レビュー/エッセイ

ITworld/Carla Schroder: 四つの変わった場所で使われているオープンソース

  • オープンソースが使われているプロジェクトというのは枚挙に暇がないわけですが、それでも「えっ、こんなところでも?」という分野というのもあるものです。ここで紹介している四つは「人工装具」(例として義眼が取り上げられています)、「お手頃価格の試作・少量生産」「米国郵政公社(USPS)」、「Alek Komarnitsky のクリスマスイルミネーション」(Alek のイルミネーションについては本誌102号で Zonker が紹介しています) の四つ。ちょっと興味をそそられませんか? そう思ったらぜひ本文をお読みください!

Techdirt/Glyn Moody: 「自由」としての「フリー」: だが誰が為の自由か?

  • Richard Stallman が打ち立てた「フリーソフトウェア」という概念、そして著作権を利用してソースコードを共有する権利を保証するという「コピーレフト」と、その具現化である GPL (GNU General Public License) が現在のコンピューティングにもたらした影響は非常に大きなものです。「成果を他人と共有する」ことでよりよいものを作っていくという考え方は、GNU プロジェクトだけでなく、例えば Wikipedia などにも適用されています。しかし、「GPL は必ずしも自由ではない」と考える人も少なからずいます。BSD ライセンスを好んで採用する人たちは、GPL はむしろ自分たちのソフトウェアを自由に派生する妨げになると考えている人たちもいます。ライセンスを選ぶということは「誰にとっての自由を優先するか」という決定をする、ということになりうるのです。この記事はそういうことを考えるよい機会になると思います。なおかつ、非常に盛り上がっているコメント欄も興味深いです。

Linux.com/Rikki Endsley: Linux 関連の職探しをしている人に雇用主が求めていること

  • できれば Linux でご飯を食べたい、そう思っている方も読者の方には多いかもしれません。では、雇用する側としてはどういう人材を求めているのか? 雇用制度が日本とは違うとはいっても、かなりの部分で参考になるはずです。技術だけでなく、仕事に向かう姿勢が問われるのは当然ですね。


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