ダウンロードに関するヘルプ
出典: openSUSE
| ダウンロード: リリース版 - 開発版 - パッケージリポジトリ - ダウンロードに関するヘルプ - インストールに関するヘルプ |
openSUSE のダウンロードについて、何かわからないことがありますか? それとも、ダウンロードに関して情報が必要ですか?
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ダウンロードする前に
openSUSEをダウンロードする前に、いくつか確認しておくべきことがあります。
システム要件
システム要件を満たしていることをご確認ください。 openSUSE は、ほとんどのPCハードウェアに対応しています。openSUSE を軽快に動作させるには、以下の条件を満たす必要があります。
- CPU: Intel Pentium 1-4, xeon, AMD Duron, Athlon, Athlon XP, Athlon MP, Athlon 64 , Sempron のいずれか
- メモリ: 少なくとも 256 MB, 512 MB 以上を推奨
- ハードディスク: 少なくとも 500 MB (最小構成); 標準的なシステムをご利用の場合は 3 GB 以上を推奨
- サウンド、グラフィックカード: 大部分のサウンド、グラフィックカードに対応しています
十分なディスク領域があることを確認します
- CD ISO イメージを 1 枚ダウンロードするのに約 700 MB の領域が必要です。
- DVD ISO イメージを 1 枚分ダウンロードするのに約 4.3 GB の領域が必要です (脚注 1 を参照)。
openSUSE のバージョンの選択
リリース版 または 開発版 から選んでください。開発版は将来のリリース版に向けたテスト作業に参加したい方々に向けられた版ですので、通常はリリース版を選んでください。
また、ご希望の用途や メディアレイアウト に合わせて、 CD のイメージをダウンロードするか DVD のイメージをダウンロードするかを選択することができます。
- 英語環境で GNOME または KDE の標準的なパッケージをインストールしたい場合、 CD イメージをご利用ください。
- KDE と GNOME の両方を使いたい場合、または英語以外の環境で幅広いソフトウエアの選択を行ないたい場合は、 DVD イメージをご利用ください。
さらにアーキテクチャを選んでください。
- 一般的な 32 ビット (x86) コンピュータの場合は x86 版を選んでください。また、 x86_64 マシンでも x86 版を選択することができますが、場合によっては若干のトラブルが起こる場合があります。
- 64 ビットのコンピュータプロセッサをご利用の場合は、 x86_64 版を選んでください。
- 主に 2006 年以前の Macintosh コンピュータのような機種をお使いの場合は、 PPC 版を選んでください。
ISOイメージのダウンロード
巨大な ISO イメージのダウンロードは、よくトラブルが発生する場所でもあります。ここにそれぞれの解決方法を示します。
| Web ブラウザのダウンロード機能の代わりに、ダウンロードマネージャまたは BitTorrent のご利用をお勧めします。 これは、不完全なダウンロードを防ぐためでもあります。 |
下表は、インターネット接続の転送速度ごとに示したダウンロード時間の目安です:
| 1 CD ISO (700 MB) | 1 DVD ISO (4.7 GB) | ||
|---|---|---|---|
| 56 KBit | 28 時間 | 187 時間 | |
| 64 KBit (ISDN) | 25 時間 | 164 時間 | |
| 1024 KBit (ブロードバンド) | 1.5 時間 | 11 時間 | |
| 2048 KBit (ブロードバンド) | 45 分 | 5.5 時間 | |
| 8192 KBit (ブロードバンド) | 12 分 | 1.5 時間 | |
| 24 MBit (ADSL) | 4 分 | 28 分 | |
| 100 MBit (光ファイバー) | 1 分 | 7 分 |
最新版の openSUSE をダウンロードするには、 openSUSE ダウンロードページ をご覧ください。
HTTP
CD版、DVD版どちらでも、ブラウザまたはダウンロードツールで入手できます。
- CD版: もしLinux上でダウンロードするなら、wget(またはcurl)というコマンドラインツールを使うのがお勧めです。wgetは、中断後に、-cパラメータを加えることによって、ダウンロードを続行できます。例え、-cが無くても、一時的な切断の後には自動的に再接続が行われます。詳しくは、man wgetを参照して下さい。
- DVD版: wget1.9.xには問題があり、ダウンロードできるファイルサイズに2GBの制限がありますが、SuSE 10.0以降のwget 1.10では修正されています。もし、古いLinuxやUnixでダウンロードするなら、コマンドラインツールcurlの使用をお勧めします。次のようにして使います: curl -C - -O URL. 詳しくは、man curlを参照して下さい。
- Debian 3.1では、この方法は使えず、次のようにしなければいけません。
curl -v [url]
とし、次に、二つ目のURLを指定します。curl [url2] -o openSUSE-10.3-GM-DVD-i386.iso
- Suse 10.1のcurl 7.15では、次のようにします。
curl -L -C - -O <URL>
(The -L meaning follow Location: headers.)
- Debian 3.1では、この方法は使えず、次のようにしなければいけません。
WindowsやMacOSを使っているなら、上記の条件を満たしたお好みのダウンロードツールを使うこともできます。
BitTorrent
BitTorrent は大容量のソフトウェアやメディアデータを共有するためのオープンソースアプリケーションです。単にHTTPを用いるより優れている点は、一時的に同じファイルに複数のダウンロード要求が発生しているとき、イメージをダウンロードしているピア同士でもデータを送信できるため、大量のアクセス要求が発生してもダウンロード負荷があまり増えないのです。 BitTorrentのクライアントソフトはいろいろなプラットフォーム用のものがあります。BitTorrent公式サイトにこれらクライアントへのリンクが示されています。
SUSE LinuxでBitTorrentを用いるなら、オススメはBitTorrent純正クライアントあるいはktorrentです。これらは openSUSE �?�tools セクションから入手できます。 ktorrent をインストールすれば、KonquerorでBitTorrentリンクをクリックするだけでBitTorrentによるダウンロードが開始されます。
Windows用の有名なクライアントにはAzureusや、軽量なµTorrent 、BitTorrent の純正クライアントBitTorrent 4.0.4の3つがあります。。 Azureus が動かない場合はJava JREがインストールされているかどうか確認してください。 Azureusのより詳細な情報は Azureusのホームページを参照してください。記録ではAzureus使用者の割合は 7/11 にのぼります。これをダウンロードしてインストールすれば、ブラウザ上の.torrent 拡張子のあるファイルへのダウンロードリンクをクリックするだけでBitTorrentによるダウンロードが開始されます。 ダウンロード方法の詳細についてはそれぞれ使っているダウンロードクライアントの文書を参照してください。
メタリンク
メタリンクは、ダウンロードマネージャーが使用する、整合性情報(チェックサム)を含むファイルのミラーやP2Pの場所に関するXMLフォーマットです。メタリンクのクライアントソフトは、ダウンロードの再開、複数(ミラーとP2Pの両方)の情報源からのダウンロードを同時に行い、自動的にファイルの整合性を確認します。従って、メタリンクを利用する事によって、非常に早いダウンロードが行えます。
aria2(Guruパッケージは、こちらから)は、推奨されているUnixコマンドラインクライアントで、一方、wxDownload Fast(全てのプラットフォーム)は、GUIを備えています。Speed Downloadは、Mac OSで利用できますし、Orbit Downloaderと、GetRightは、Windowsで使えます。こちらから、Mac OS、Windows、Unix用の他のクライアントソフトが手に入ります。
全てのISOのメタリンクは、http://download.packages.ro/metalink/opensuse/ にあります。
メタリンクの使い方とより詳しい情報についてはこちらを見て下さい。
FTP
| openSUSEは、公式ダウンロードサイトからの入手が推奨されています。この項目は、主に上級利用者に向けて書かれています。 |
まず、お近くのミラーサイトを選択して下さい。ミラーサイトが、あなたが探しているバージョンのソフトウェアを提供している事を確認して下さい。
- 警告 全てのWindowsのFTPクライアントソフトが2GB以上のファイルをダウンロードできるとは限りません。DVD ISOイメージをWindowsマシンにダウンロードするためには、ファイルシステムがNTFSである事を確認して下さい。このサイズのファイルを扱えるFTPクライアントには、例えば、ncftp(英語)があります((訳注)日本語ソフトとしては、FFFTP等があります)。
ISOファイルの場所を、例えば、ftp://ftp.example.org/pub/opensuse/distribution/<release>/iso/<some>.isoのように見付けたら、ブラウザを使うか、以下のコマンドで入手できます。
cd <対象ディレクトリ> wget ftp://ftp.example.org/pub/opensuse/distribution/<release>/iso/<some>.iso
中断した場合は、-cパラメータをwgetに追加する事でダウンロードを再開できます。
wget -c ftp://ftp.example.org/pub/opensuse/distribution/<release>/iso/<some>.iso
ダウンロードが終了すると、<対象ディレクトリ>にある、<some>.isoと名前が付いたファイルがあります。
チェックサム
CD/DVD イメージからメディアを作成する前に、それらのイメージファイルに間違いがないかどうかご確認ください。確認には *.iso.md5 または *.iso.sha1 ファイルのいずれかを使用します。これらのファイルには、ダウンロード場所に置いてあるそれぞれの ISO イメージに対して、ハッシュ (チェックサム) と呼ばれる値が記されています。たとえば以下のようになっています。
8abac6680ecc152f103006b02f9ff67f some.iso
ダウンロード時に問題が発生していないことを確認するには、 MD5 または SHA1 の各アルゴリズムを利用してダウンロードした ISO ファイルのハッシュ値を作成し、上記のような値と一致しているかどうか確かめる必要があります。
Linux の場合
Linux の場合、以下のいずれかのコマンドを入力してください:
md5sum some.iso sha1sum some.iso
出力されたチェックサムの値と上記のファイルにある値に違いがないことを確認してください。違っていればダウンロード時に壊れてしまったことを示しています。再度ダウンロードをお願いします。
全てのチェックサムを自動で確認するには、以下のように入力することもできます:
md5sum -c <some>.iso.md5 sha1sum -c <some>.iso.sha1
Microsoft Windows の場合
Microsoft Windows では、ここで使用するようなチェックサムを計算するプログラムは添付されていません。ただし無償で利用できる md5sum/sha1sum チェッカーがあります。 md5deep.sourceforge.net をご覧ください。
ダウンロードの修復
Linux をお使いの場合は、 rsync と呼ばれるコマンドを利用することで壊れた ISO ファイルのダウンロードを修復することができます。この作業を行なうには、このプロトコルに対応したミラーサイトを ミラーリスト から探して、下記のコマンドを入力してください:
rsync rsync://<ミラーサイトの URL>/<opensuseのディレクトリ>/
上記を実行すると、サーバ内のディレクトリが表示されます。コマンドにサブディレクトリの名前を追加することで、ミラーサイトのどこに ISO ファイルがあるのかを確認することができます。確認ののち、下記を実行してください。
touch <ダウンロードした ISO ファイルの場所 (パス)> rsync -avP rsync://<ミラーサイトの URL>/<ミラーサイト内の ISO ファイルの場所 (パス)> <ダウンロードした ISO ファイルの場所 (パス)>
上記を実行するとファイルの修復が行なわれ、修復に必要なデータだけをダウンロードします。 rsync について詳しい情報は、マニュアルページをご覧ください。下記のコマンドをシェル内で入力すると表示することができます:
man rsync
例
下記は openSUSE-11.1-DVD-i586.iso をメタリンク経由でダウンロードしていて、どこか (おそらくは最後のほう) でエラーが発生した場合の例です。 rsync を下記のように利用して、壊れた箇所をダウンロードします:
cd /directory/ofthe/iso rsync -avP rsync://mirrors.kernel.org/opensuse/distribution/11.1/iso/openSUSE-11.1-DVD-i586.iso .
注意: コマンドラインの最後にドット (".") が書かれていることに注意してください。これにより同じファイルの同じディレクトリに ISO を継続ダウンロードする意味になります。
CD イメージを書き込む
Linux での書き込み
ISO イメージのダウンロードに成功したら、空きの CD または DVD に対して ISO ファイルの書き込みを行ないます。 openSUSE をご利用のシステムが既にある場合は、 K3B や Brasero プログラムをご利用いただけます。 CD または DVD イメージを書き込んだり、 ISO9660 ファイルシステムを書き込んだりするためのオプションを選択してください。 ISO イメージの書き込みは、ファイルそのものの書き込みとは異なることに注意してください。
たとえば下記のコマンドラインを入力すると、プログラム cdrecord を利用して書き込むことができます。
cdrecord dev=/dev/cdrecorder speed=44 driveropts=burnproof -eject -v (isoファイル)
Microsoft Windows での書き込み
Windows XP の場合、サードパーティのソフトウエア無しでは ISO イメージの書き込みを行なうことができません。非公式ですが、 ISO Recorder PowerToy というソフトウエアを利用することで Windows XP にこの機能を追加することができます。その他の Microsoft Windows のバージョンをお使いの場合は、 ISO イメージを書き込むための各種サードパーティ製ソフトウエアがありますので、それぞれそれらをご利用ください。 Microsoft Windows 向けの書き込みプログラムは、ドライブと共に提供されているのが一般的です - サーチエンジンなどで探してみてください。オープンソースソフトウエアをご希望の場合は InfraRecorder というソフトウエアがありますし、フリーソフトウエアとしては Cd Burner XP などがあります。なお、 ISO イメージの書き込みの際は、 "トラックアットワンス (track-at-once)" ではなく、 "ディスクアットワンス (disk-at-once)" を選択してください。ソフトウエアによっては (たとえば Nero) "トラックアットワンス (track-at-once)" が既定値になっています。
MacOS X 10.3 またはそれ以降での書き込み
Finder から「移動 (Go)」→「ユーティリティ」を選択してください。ユーティリティフォルダを開くことができたら、そこからディスクユーティリティを開いてください。その後、開いたウインドウ内の左側サイドバーに、ダウンロードした ISO イメージをドラッグしドロップしてください。あとはドロップしたイメージを選択して、 "ディスクを作成" アイコンを押して、 CD/DVD を挿入してください。より詳しい情報については、 Apple 社サポートページ をご覧ください。
Delta ISOを適用する
Delta ISO は以前の ISO をお持ちの場合に利用するファイルで、 ISO 全体をダウンロードする代わりに差分の小さなファイルをダウンロードする仕組みです。これは主に openSUSE の開発版をテストする方々向けの機能です。 deltaiso は http://download.opensuse.org/distribution/openSUSE-current/delta/ からご利用いただけます。ここには、それぞれ古い ISO と新しい ISO の差分が提供されています。 deltaiso を古い ISO ファイルに適用することで、新しい ISO を作成することができます。
| プログラム applydeltaiso の実行には長い時間がかかります。 1 枚の CD あたり 30 分以上かかるようなシステムの場合は、 ISO イメージ全体をダウンロードしたほうが手っ取り早いでしょう。 |
Linux での適用
この機能を利用するには deltarpm パッケージが必要 (ただしデフォルトでインストールされています) です。 applydeltaiso の文法は下記のとおりです:
applydeltaiso (古いほうの (既に存在する) ISO ファイル) (deltaiso ファイル) (新しいほうの (作成する) ISOファイル)
例:
applydeltaiso openSUSE-11.1-RC1-KDE4-LiveCD-i686.iso openSUSE-11.1-RC1_GM-KDE4-LiveCD-i686.delta.iso openSUSE-11.1-KDE4-LiveCD-i686.iso
以前のマイルストーンの ISO ファイルを消してしまった場合であっても問題はありません。 applydeltaiso は、お使いの CD-ROM ドライブ内にある CD に対しても動作します。たとえば openSUSE-11.1-RC1-KDE4-LiveCD-i686.iso をお使いの CD-ROM ドライブ (/dev/hdc) に入れている場合、下記のようなコマンドを入力してください:
applydeltaiso /dev/hdc openSUSE-11.1-RC1_GM-KDE4-LiveCD-i686.delta.iso openSUSE-11.1-KDE4-LiveCD-i686.iso
最後に チェックサム に示された方法で作成されたファイルをご確認ください。 deltaiso の適用作業には、全ての ISO イメージを展開する必要があるため、しばらくの時間とディスク容量が必要です。
Microsoft Windows の Applydeltaiso
Microsoft Windows には deltaiso を適用するためのプログラムはありません。
ダウンロードのトラブルシューティング
ISO イメージのような大容量ファイルのダウンロードは、時として失敗したりして困難なことがあります。よくある問題を回避する方法をここにあげておきます:
- FAT32 ファイルシステムをご利用の場合、ディスク容量が足りていても 'ディスク容量が足りない' というエラーが発生する場合があります。 FAT32 の場合、ファイルサイズの制限として 2GB が最大となるため、 DVD ISO (4.3GB) ではその最大値を超えてしまうためです。これを解決するには、 CD ISO をダウンロードするか、他のドライブにダウンロードしてください。
- FTP の代わりにメタリンクや BitTorrent をお使いください。 FTP ダウンロードよりもより高速なダウンロードを実現できるばかりか、データが正しく転送されたかどうかを確認する機能も備えています。
- 中断・再開機能のあるダウンロードマネージャや FTP クライアントのご使用を強くお勧めします。何らかのダウンロード問題が発生すると再開機能が働いて、最初からダウンロードしなおすことなく途中からダウンロードを継続することができるためです。多くのダウンロードマネージャでは、お勧め機能であるチェックサム検証の機能も備えています。各種要件に合わせたダウンロードマネージャを見つけるには、 ダウンロードマネージャ から探してみてください。
- プロキシサーバによっては、 FTP アクセスを許可していない場合もあります。プロキシサーバをお使いの場合は、 HTTP ミラーサイトからダウンロードしてください。
- DVD ISO をダウンロードする場合、お使いのプロキシサーバとダウンロードクライアントが 2GB 以上のファイルに対応しているかどうかをご確認ください。 2GB 前後でダウンロードが止まってしまう場合、多くは 2GB 以上に対応していないものと思われます。 Linux をお使いの場合は Konqueror (KDE ブラウザ), curl, lftp (lukemftp) をお使いください。 MacOS の場合は Safari と既定の ftp クライアントで問題なく動作します。 Windows をお使いの場合は、 FileZilla をお試しになるのがよいでしょう。

