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リリースアナウンス

tagline: 提供: openSUSE

貢献者の皆様、友人の皆様、そしてファンの皆様へ: openSUSE 13.2 が公開されました! 1 年にもわたるツール類・プロシージャ類の改善のほか、長きにわたる開発やパッケージング、テストや修正により、新しい安定版リリースが完成しました。これはフリー/オープンソースの世界に緑色の特別なタッチを提供するもので、安定していて革新的、そして何よりも面白いものに仕上がっています。

これは openSUSE の開発モードを切り替えた後の最初のリリースとなるもので、ローリングディストリビューションと呼ばれる openSUSE の安定版リリースのベース内で日々行なわれ続けている広範囲のテストを通じて、より短い安定化フェーズを実現しています。このような革新性と安定性の双方にバランスが取れた仕組みは、 openSUSE のユーザにとって自由を選択する大きな一歩となることでしょう。

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openSUSE 13.2 とは...

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革新

Linux で最も革新的な技術を利用し、提供しています。たとえば Snapper では、 openSUSE の既定値として提供されているパワフルな btrfs と呼ばれるファイルシステムに対し、スナップショット機能を提供しています。そのほかにも Wicked はネットワーク設定に光をもたらすほか、 Dracut は起動時間をさらに短くできるようにしています。次世代の KDE ワークスペースである Plasma 5.1 についても多くのお問い合わせをいただいておりますが、こちらもテクニカルプレビューとして利用することができるようになっています。

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洗練

本バージョンは、新しい openSUSE のデザインガイドラインをシステム全体に適用した最初のステップとなっています。グラフィック面の改造が目立つ範囲のあちこちで行なわれていて、たとえばインストーラやブートローダ、起動時の表示や対応するすべてのデスクトップ (KDE, GNOME, Xfce, LXDE, Enlightenment 19, Mate, Awesome と 7 種類もあります!) など、様々な個所で新しいデザインになっています。なお、実験段階にある Plasma 5.1 についても、外観として適用してあります。

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容易

新しい openSUSE 13.2 のインストーラは、インストールの手順をより簡単にし、新たにお使いになる方々にもわかりやすくなることを目的として各種の変更が行なわれています。これらの変更には、インストールをより直感的に実施できる新しい仕組みやより賢い自動提案の導入のほか、散らかっていてわかりにくかったオプション類の整理やユーザインターフェイスのレイアウト変更などが含まれています。それに加えて、 AppArmor 向けのプロファイル管理ツールや Snapper 向けの YaST モジュールなど、様々なシステムを管理するにあたって使いやすいツールも導入されています。


“大幅に改善され合理化されたインストール処理、そしてオープンソースのエコシステムがもたらす最新のテクノロジーの全てにより、 openSUSE 13.2 は新しくて安定し、そして様々な作業を効率よく進めることのできるオペレーティングシステムとして最良のものとなっています。” と openSUSE board Chairman の Richard Brown は述べています。.

詳細

ユーザ向け

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KDE

Volker Lanz 氏を偲んで作成された KDE 4.14 は親しみやすい外観と機能が用意されていて、 Plasma ワークスペース (4.11.12) と最新のソフトウエア集 (4.14.2) を伴って、岩のように強固な安定性を提供しています。 KDE の Telepathy スタックはインスタントメッセージングに対してオフレコ (off-the-record (OTR)) 暗号を提供し、複数のプロトコルへの対応や Plasma ワークスペース向けのアプレット集も提供しています。また、マルチメディア機能を必要とする KDE アプリケーションは、 GStreamer マルチメディアフレームワークのバージョン 1.0 をベースにして作られていて、依存関係を大きく削減することができています。
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GNOME

GNOME 3.14 には HiDPI (高解像度) 画面への対応やマルチタッチ入力デバイスへのサポート、そしてジェスチャ入力への対応など、大幅な改善が含まれています。ネットワークや位置情報の機能、そして Wayland との統合についても劇的に改善されています。また、すべての GNOME アプリケーションにおいて、新しい機能や改善が図られています。それらに加えて、 GNOME ソフトウエアと呼ばれる GNOME デスクトップ向けの ‘AppStore’ (アプリケーションストア) が用意され、 openSUSE のパッケージ管理システムと精密に統合した初めてのバージョンとなっています。詳しくは openSUSE 13.2 の GNOME 3.14 をお試しください。
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デスクトップアプリケーション

本リリースは openSUSE に MATE (1.8.1) を搭載した初めてのバージョンです。 MATE は openSUSE 11.4 以前の GNOME を愛するユーザの方々に従来のデスクトップ体験を提供するものです。また、以前のリリースと同様に openSUSE 13.2 には XFCE (4.10), LXDE (0.55), Enlightenment 19 (0.19.0), Awesome (3.4.15) も含まれています。これらすべてに対して様々な更新が適用され、ユーザから見える範囲の変更から、 systemd や upower などのサブシステムとの統合の改善など、様々な洗練が施されています。


管理者向け

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仮想化

Linux Containers 1.0.6 や従来の openSUSE で提供されていた完全仮想化ソリューション (QEMU 2.1, VirtualBox 4.3.18) に加え、本リリースには Docker 1.2 が含まれています。 Docker Hub では openSUSE 13.2 イメージも提供されているため、 openSUSE をアプリケーションを配布するためのベースシステムとして完全に利用することができるようになっています。
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改善された YaST

YaST でもいくつかのパーツが改善され、 13.1 で行なわれた YCP 言語から Ruby への自動翻訳をより洗練させています。以前のバージョンと比べると新しい YaST はより高速で安定性が高まり、 systemd との統合も改善されています。また、 openSUSE 13.2 には btrfs などの最先端技術も取り込まれています。さらに、新しいインストールの仕組みは、最後の手順だけを飛ばすことで、システムをインストールせずに AutoYaST のプロファイル作成だけを行なうことができるようになっています。


開発者向け

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IDE とツール

本リリースには完全機能の IDE である KDevelop の最新版 (4.7.0) が含まれていて、これは KDE 4.x 開発プラットフォームをベースにした最後のバージョンとなっています。この IDE では C++ のほか、様々なプラグインを用いて PHP や Python などの追加言語へ対応することもできるようになっています。これに加えて、その他の有名な IDE も含まれています。これにはたとえば Anjuta 3.14 や 2 種類の Qt Creator 3.2.1 (Qt4, Qt5 にそれぞれ対応) が含まれています。
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言語とライブラリ

KDE が作成している Qt 5 上に構築されている開発ライブラリ集である KDE フレームワーク 5 は、最新の安定リリース版 (5.3.0) が提供されています。このライブラリは既存の 4.x と共存することができるため、安定版のフレームワーク 4 を利用してフレームワーク 5 の開発を行なうことができます。もちろん動的な言語である Ruby のパッケージングについても、より簡単に行なうことができるようになっています。 JRuby や Rubinius が必要な場合であっても、何も問題はありません。もちろん対応しています。 Ruby が更新されている (2.1.3) だけでなく、 Python (2.7.8, 3.4.1) や PHP (5.6.1), Perl (5.20) なども更新されています。


“私は openSUSE が柔軟で自在な有用性を持っていることを大変気に入っています。もちろん自分でも openSUSE 13.2 を使っています。アップストリーム (ソフトウエアの提供元) からもたらされる最新の技術を取り込んだ openSUSE プロジェクトは、素晴らしいディストリビューションと言えるでしょう。” と SUSE global alliances and marketing の Vice President である Michael Miller は述べています。.

ダウンロード

openSUSE 13.2 のダウンロードは、 software.opensuse.org/132 からお願いいたします。なお、アップグレードやインストールを行なう前に、 リリースノート をお読みになることをお勧めします。

現時点で openSUSE 13.1 をお使いの方の場合は、 アップグレード に書かれた手順に従って、作業を行なってください。

ARM アーキテクチャをお使いの場合は、 ARM wiki をお読みください。 ARMv7/ARMv8 (AArch64) 向けの 13.2 安定版イメージが公開されているほか、完全メンテナンスについても提供予定です。 ARMv6 のアーキテクチャは現在実験中で無保証です。

感謝

openSUSE 13.2 はディストリビューションそれ自身や同梱されるプロジェクトの開発者も含め、数千もの開発者が関わるプロジェクトの成果であります。 openSUSE プロジェクト内外の貢献者の皆さんにおかれましては、本リリースに携わったことを誇りに思っていただければ何よりです。また、我々からは数々の貢献に対して “ありがとう” の一言ではとうてい言い表わしきれないほど、ただひたすら感謝するばかりです。 openSUSE 13.2 は今までで最高のディストリビューションであり、 Linux の普及をさらに促進できるものと思っています。このディストリビューションをお使いになることで、さらなる楽しみに巡り会えることを期待しています。また次回のリリースの作業でもお会いしましょう。

openSUSE プロジェクトについて

openSUSE プロジェクトは、 Linux を幅広く普及させるために活動を行なっている、ワールドワイドのコミュニティです。 最高の Linux ディストリビューションを作成するため、オープンで透明性の高い、フレンドリーなやり方で数々の活動を行ない、 1 つのフリーソフトウエア/オープンソースソフトウエアのコミュニティを構成しています。本プロジェクトはコミュニティの形態で統制が図られ、様々な個人、テスターからプログラマ、翻訳者からユーザビリティのエキスパート、そしてアーティストや開発者まで、様々な人々が関わっています。本プロジェクトでは様々な技術を包含し、いろいろなレベルの技術者や異なる言語、そして各種の文化的な背景を持った方々が参加しています。本プロジェクトについて、詳しくは opensuse.org をお読みください。